立川志の春『志の春サーカス vol.0』インタビュー

今、ローチケ演劇部で注目している落語家、立川志の春さん。
立川志の輔師匠の3番弟子として二つ目の彼は、真打(落語家の身分の中で最も高い身分)になるべく日々精進、若手の中で勢いのある落語家の一人です。
その彼が、新たな企画を行うことになりました!
題して、『志の春サーカス』

新しい企画は、果たしてどんなものになるのか…意気込みを尋ねてみました!

 

――新しい企画『志の春サーカス』。一体、どんな企画なのでしょうか?
落語に縛られずに好きなことをやっていこうと思っています。3か月に1度くらいの実施を予定しています。
毎月第3水曜日に行っている月例会『水曜落語劇場』とは全くの別物です。
毎回何が飛び出すか分からない、客席でみなさんがドキドキするような企画にしたいと思っています。
普段の会とはお客様との距離感も変わるだろうなと、自分でもワクワクしています。

 

――具体的には、どんなことをやっていくのでしょうか?
内容は、ご来場されてからのお愉しみです!
落語はもちろん。落語とは全く異なるオモシロをやることもあるかもしれません。
いろんなことに挑戦をし、「良質な恥」をかいていこうと思っております。
また、ゲストを招いてトークをしたり、コラボしたりする会もあるかもしれません。

 

――新しい志の春さんを垣間見ることが出来そうですね。
あるお客様が仰った言葉が、心に刺さっています。「志の春さんは、いつも安定しているね」と。「安定」ってどうなんだろう?この企画内では、安定していない自分を晒していきたいです。ただ、最低限のクオリティも追及したいので、自分との闘いでもありますが……。(笑)

 

――ご来場いただくお客様へ、一言お願いします。
これまでの落語家「立川志の春」を観ていただいているお客様には、もちろんいらしていただきたいです。また、落語を聞いたことがないお客様にも、ぜひふらっと足を運んでいただきたいですね。今月(2018年1月)に催した月例会のお客様の中に、ポッドキャストで配信している番組『曲解答弁』(兄弟子の志の太郎くんとだらだらおしゃべりする番組)を聞いて、会場が会社から近いからとご来場くださった方がいらっしゃったんです。とても嬉しかったです。この会も新たな入り口になれば。
タイトルに「サーカス」とあるように、多種多様な顔を見せていきたいですね。
是非、お気軽に足をお運びいただきたく存じます。ご来場、お待ち申し上げております。

 

取材・文/ローチケ演劇部(か)