麻実れい、緒方恵美、咲妃みゆ、山路和弘、山寺宏一ら豪華キャスト第1弾を発表!
各界の精鋭が結集し、平家一門の栄光と没落を新たなかたちで描き出す、『平家物語 ―胡蝶の被斬―』のキャストやチケットなどの詳細が決まった。
メインキャストの出演には、麻実れい、榎木淳弥、緒方恵美、梶裕貴、咲妃みゆ、関智一、高木渉、畠中祐、山路和弘、山寺宏一、安原義人(五十音順)ほか。公演回ごとに異なるキャストが平家の様々な登場人物に命を吹き込む。これに加え、幻想的な舞台を輝かせるのは、オーディション等で厳選された約40名のマルチパフォーミングキャストとダンサー。魂を震わせる身体と声の表現で物語世界を鮮やかに描き出し、邦楽の響きが八百年前へと観客を誘う。
演出の指揮を執るのは、アニメ『鋼の錬金術師』『進撃の巨人』などで世界を魅了し、舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演でイギリスの観客を熱狂させた気鋭の表現者・朴璐美。脚本は、ドラマ『岸辺露伴は動かない』で人間の狂気と美学を描ききり、『平成仮面ライダー』で魂の闇を照らし出し、アニメ『進撃の巨人』で人類の叫びを世界へと届けた鬼才・小林靖子。そして、振付・ステージングには『KATANA』で世界の喝采を浴び、東京2020パラリンピック開会式で感動の渦を巻き起こし、オペラ『ラ・ボエーム』で芸術の新境地を切り拓いた舞踊界の異端児・森山開次。
各界のスペシャリストたちがこの壮大なステージに向け豪華タッグを結成した。
『平家物語 ―胡蝶の被斬―』は、2025年3月14日(金)~3月17日(月)、新国立劇場中劇場にて上演。詳細なスケジュールの発表と先行販売は2025年1月を予定している。なお前方確約のプレミアムシートには上演台本および非売品のオリジナル台本カバーも付いて販売予定。最新情報は、公演公式HP (https://www.heike2025.com/)で随時更新。
[あらすじ]
平安時代末期、平家一族が栄華を極める時代を創り上げた平清盛。
その清盛は今、死の床にいる。
懸命な一族の呼びかけの中、薄れゆく意識。
清盛は業火の海のなかを進む船に乗っていた。
傍にいるのは身重の女人が一人。
体には無数に絡みついた赤い糸。
「これは、時子…これは、重盛…これは、…」
その糸の先には、清盛の血族たちがいた。
一本一本手繰り寄せる清盛の船は、栄華を極め、一族が滅亡するまでの業の海を進んでいく。
この船の終着地は一体どこなのか――。
慈愛と憎悪、栄光と没落、祈りと叫び――。
――祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
八百年の時を超え、ここに新たな『平家物語』が生まれる
【伝統文化振興プロジェクト「Action!伝統文化」】
本作品は、読売新聞社が取り組む伝統文化振興プロジェクト「Action!伝統文化」の一環です。「Action!伝統文化」は、原材料や後継者の確保が難しくなっているという芸能や工芸等の深刻な現状を静観せず、その魅力を発信し、幅広い伝統文化の振興策が展開されることを目指して、企業や自治体などと連携し『行動を起こす』プロジェクトです。「Action!伝統文化」公式HP(https://dentou.yomiuri.co.jp/)