主人公・「僕」役に岡本信彦・梶裕貴
「僕」のクラスメイト山内桜良役に鬼頭明里・伊藤美来
Wキャストで上演!
2022年12月の上演以降、再演を望む多くの声をいただいておりました、小説家・住野よるの大ヒット小説「君の膵臓をたべたい」(双葉文庫)の朗読劇が2025年4月5日(土)・6日(日)に待望の再演決定!
再演では主人公である「僕」を岡本信彦(僕のヒーローアカデミア/爆豪勝己役など)・梶裕貴(進撃の巨人/エレン・イェーガー役など)、「僕」のクラスメイトである山内桜良を鬼頭明里(鬼滅の刃/竈門禰豆子役など)・伊藤美来(五等分の花嫁/中野三玖役など)がWキャストで演じ、桜良の親友・滝本恭子を戸松遥、「僕」と桜良のクラスメイト・ガムの彼を中島ヨシキが担当。正反対の性格の「僕」と桜良が、桜良の秘密を通じ交流を深め、互いの距離を縮めていく様子を、会話劇を中心に丁寧に描き出します。
脚本・演出は2022年の初演から引き続き、リーディングシング『F ショパンとリスト』、朗読劇『扉をあけるその先に』など小劇場からミュージカル、商業作品で幅広く活躍する保科由里子が手掛けます。
豪華声優陣の「生」のお芝居を通して新たに描き出される朗読劇「君の膵臓をたべたい」2025を是非、会場でお楽しみ下さい。
コメント
原作:住野よる
「君の膵臓をたべたい」の単行本が発売されてから、まもなく十年を迎えます。こんな素敵なタイミングで、朗読劇が再演されること、とても嬉しく思います。二年前に開催された公演を拝見した際、声優さん達の凄さに感動して原作者なのに泣いちゃいました。今回も素晴らしい方達が作品を作り上げてくださっています。よかったらこのまたとないかもしれない機会を一緒に楽しみましょうってコメントです!ピース。
脚本・演出:保科由里子
小説「君の膵臓をたべたい」を、「朗読劇」が持つ特性を最大限に活かした構成にしました。住野先生の素晴らしい物語を、素敵な出演者の皆さんと信頼のクリエイティブチームの皆さんと共に改めて創り上げてまいります。瑞々しくて、痛くて、愛しい、僕の人生のひとときを、桜良の季節に再びお届けできる喜びでいっぱいです。
僕役:岡本信彦
朗読劇「君の膵臓をたべたい」の「僕」役をまたやれることになるとは思いませんでした。座組が変わればまた違った印象の物語になると思います。前回楽しんでいただけた方にもまた楽しんでもらえるよう、山内桜良への複雑な心境を表現できるよう頑張ります。
僕役:梶裕貴
原作小説が出版された当時に拝読し、住野よる先生の描かれる物語世界に、とても新鮮な衝撃を受けたことを覚えています。そこから時を経て、まさか「僕」を演じさせていただける日が来るとは。とても光栄に思います。繊細というべきか、鈍感というべきか。高校生らしからぬ、ある種、達観した雰囲気を持った「僕」。そんな彼が桜良と出会い、少しずつ変化していく様子を丁寧に形にしていければと思っています。朗読劇ならではの『キミスイ』の世界を楽しみにお待ちください。
山内桜良役:鬼頭明里
この度、朗読劇「君の膵臓をたべたい」にて山内桜良を演じさせていただきます、鬼頭明里です。とても儚くて繊細なこの作品を朗読劇で、桜良として生きられることをとても光栄に、そして楽しみにしています。そこでしか味わえない空気感、世界を素敵なものに出来るよう、少しでも力添えできたら嬉しいです。
山内桜良役:伊藤美来
多くの方に大きく愛され続けている作品。実写やアニメーション、朗読劇などいろいろな形で表現されてきたストーリーなので、今から緊張感がありドキドキしていますが、尊敬する先輩方と共に、今の自分の精一杯で “山内桜良” を生きたいと思います。ぜひ劇場に足を運んで頂けると嬉しいです!
滝本恭子役:戸松遥
たくさんの方から愛されているこの作品に出演する事ができる事をとても嬉しく思います。個人的にこれだけガッツリ朗読劇をやらせていただくのは久しぶりなので緊張しておりますが、皆様に楽しんでいただけるよう精一杯演じていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
ガムの彼役:中島ヨシキ
「ガムの彼」を演じさせていただきます、中島ヨシキです。2022年の公演にも出演させていただきましたが、当時も作品のパワーと共演者の皆様との魂のぶつかり合いに心が震えたことを鮮明に記憶しています。今回出演させていただけること、とても嬉しく思っています。「ガムの彼」という役柄は、この公演にはとても重要な意味を持っています。改めて、身を引き締めて臨みたいです。今回も出演する皆様と、丁寧に、情熱的な公演を創り上げたいと思います!どうぞお楽しみに!
[あらすじ]
主人公である「僕」は病院で偶然「共病文庫」というタイトルの本を拾う。その本は「僕」のクラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳で、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが書かれていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、家族以外で唯一桜良の病気を知る人物となった。「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、お互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持つようになり、次第に心を通わせて成長していく。