世界中で大ヒットを記録した「梨泰院クラス」日本・韓国・アメリカのクリエイターが集結し、初のミュージカル化が実現!
日本でも大ブームを巻き起こした「梨泰院クラス」。チョ・グァンジン氏の原作(韓国・カカオウェブトゥーン配信)を基に、世界初ミュージカル化が実現。主人公パク・セロイを、歌・演技共に高い評価を受け『ザ・ビューティフル・ゲーム』『DEATH TAKES A HOLIDAY』などミュージカル出演が続く小瀧 望が演じる。
クリエイター陣は多彩な顔触れが揃う。脚本は、『四月は君の嘘』をはじめとした演劇のみならず映画「かぐや姫の物語」(共同脚本)「銀河鉄道の父」など映像でも活躍する坂口理子、歌詞と構成は、『ダーウィン・ヤング 悪の起源』など日本でも話題を呼んだ作品をはじめヒット作を多数手掛け、韓国ミュージカル界の大御所で美しくドラマティックな歌詞に定評があり絶大な人気を誇るイ・ヒジュン、音楽は、ニューヨークを拠点に活動しリチャード・ロジャース賞を受賞、2023年にはミュージカル『K-POP』でアジア系女性として初めてトニー賞オリジナル楽曲賞にノミネートされた韓国系アメリカ人のヘレン・パーク、そして演出は読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し、硬軟広く話題作を担当し注目を集める小山ゆうなが担う。
韓国で最も多国籍な街・梨泰院を舞台にした本作にふさわしく、インターナショナルな才能が集まりどのような化学反応が起きるのか、期待が高まる。
ソウル・梨泰院で“セロイヘア”の小瀧がビジュアル撮影を敢行!
原作者チョ・グァンジン氏と対面!
自身の髪の毛をカットしパク・セロイの特徴的なヘアスタイルを再現した小瀧は、物語の舞台となる梨泰院でビジュアル撮影を行った。多国籍な飲食店やクラブが立ち並ぶ夜の街の雑踏の中での撮影や、朝の澄んだ空気の中で街を一望しながらの撮影など、セロイが暮らす空気を感じながらミュージカル版『梨泰院クラス』の世界を表現した。
そして、梨泰院の最もにぎやかな繁華街に位置する原作者チョ・グァンジン氏が経営する飲食店“クルバム”で氏と初対面。始めはやや緊張の面持ちを見せつつも、徐々に打ち解けお互いへのリスペクトを感じられるなごやかな会話を楽しみ、舞台の成功を誓い固い握手を交わした。
コメント
主演:小瀧 望
世界的作品ですので、最初にオファーをいただいた時は「こんな大役を僕に…冗談かな?」と思い
ましたが、正式にお話を伺って「僕で良ければ、ぜひやらせてください!」と引き受けさせていただ
きました。
セロイはヘアスタイルが特徴的ですが、実際に“セロイヘア”になってソウルで撮影してみると知ら
ない自分に出逢えたようで、意外としっくりきました。
イソやスアとの関係や、復讐を果たしていきながらも愛を見つけたり、本当にハラハラドキドキする
物語です。何度も何度も原作漫画を読み込んで、キャラクターの奥底にある気持ちを考えながら
グァンジンさんが描かれた原作に忠実に向き合って役を作り上げていきたいです。セロイは多くを語らない分、一言一言にすごく重みがあり、ついて行きたくなってしまう人。一緒に働く仲間の事を大事にしていて彼らをとても信頼していますし、僕も共演する皆さんと信頼関係を築いていくことが大切だと思っています。
舞台という限られた空間の中で1シーン1シーンを丁寧に演じて、「もう1回観たい」と思っていた
だけるような作品を作っていきたいです。
原作者:チョ・グァンジン
舞台化の話を聞いて、とても嬉しかったです。ドラマに次いでミュージカルになることは初めての経験ですので、本当に嬉しく思います。
小瀧さんは韓国でも有名でたくさんのファンがいますので、私ももともと存じ上げていました。とてもハンサムな方なのでキャラクターが合うかなと心配でしたが(笑)、実際にお会いして男らしさを感じ、「大丈夫!」と確信しました。パク・セロイは真面目な正義感だけの人物ではなく、逆境の中でしなやかさ・柔らかさを持っている人物です。いろんな顔を持つセロイを小瀧さんの解釈で演じていただき、彼に新たな価値観と魅力を与えていただければと思います。日本で拝見出来ることを楽しみにしています!
原作「梨泰院クラス」紹介
ウェブトゥーン「梨泰院クラス」は今の時代を生きる若者たちを描いた物語で、2016年から2020年までカカオウェブトゥーン旧ダウムウェブトゥーンにて連載。厳しい環境の中でも妥協せず自力で成功を成し遂げる情熱的な青年パク・セロイの物語は、韓国を超え日本の若者の心までを虜にした。韓国では原作ウェブトゥーンが累計閲覧数4.3億回(2025年1月基準)という輝かしい成績を上げる一方で、日本ではピッコマにて「六本木クラス」として配信され大きな人気を集めた。ウェブトゥーンを原作としたドラマまで高い人気を博し、韓国と日本で記録的な成功を収め、ドラマ放送時にはピッコマでの取引額が前年同期比454%増加(2020年6月基準)するなど、爆発的なヒットを生んだ。
STORY
高校生のパク・セロイ(小瀧望)は、父(浅野雅博)の仕事の都合で引っ越した転入先で、クラスメイトのチャン・グンウォン(秋沢健太朗)が傍若無人にふるまいヒドイいじめを行っている様を見かける。校内の誰もが見て見ぬふりをするが、セロイは彼を許せずに思わず殴ってしまう。グンウォンは父の勤務先でもある国内最大手飲食チェーン「長家」の会長チャン・デヒ(佐戸井けん太)の長男で、揉めたセロイは転校僅か1日で退学、父も会社を辞めることに。数日後、セロイは引っ越し初日に出会って以来気になっていた1日だけの同級生スア(梅澤美波/川口ゆりな)に道で偶然出会い、成り行きで自分の気持ちを打ち明けることになる。だが、そこに父が事故で亡くなったという衝撃的な知らせが入ってきた。グンウォンが乗ったバイクに轢かれたと分かり怒りを止められないセロイは、グンウォンに暴力を振るって刑務所へ収監されてしまう。
―出所から7年後、働いて資金を貯めたセロイは梨泰院で飲食店を開いていた。
父の復讐を誓うセロイは、彼に興味を持ち追いかけてきた天才でソシオパスなイソ(和希そら/
sara)、セロイによって人生を救われたヒョニ(土井ケイト)とスングォン(吉田広大)、イソに想いを寄せるグンウォンの弟グンス(新原泰佑)ら仲間たちと共に、梨泰院の街で成功を目指して駆け上がっていくー。