
本日4/17(木)に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕する舞台『リンス・リピート―そして、再び繰り返す―』。開幕に先立ち、出演の寺島しのぶ、吉柳咲良、松尾貴史による囲み取材が行われた。
今回の作品について、母・ジョーン役の寺島は「難しい家族の話」と説明しつつ、「家族それぞれが複雑な思いを抱えながらも、娘に治ってほしいという愛は共通している。普遍的な家族の話であり、観客に何かしら感じてもらえる作品になってほしい」と語った。

初めてストレートプレイに挑む娘・レイチェル役の吉柳は「セリフ量が多く、映像的なリアルな家族の覗き見をしている感覚になる」と舞台でみる魅力を話した。囲み取材がおこなわれた舞台上はとてもシンプルだったが、寺島は「ホームドラマでありながら、抽象的で洗練されたセットや演出がこだわっている。」とビジュアルでも楽しめる作品であることをアピール。

父・ピーター役の松尾がタイトルにちなんだ【繰り返してしまうこと】は何か、という問いに「深酒」と答え、笑いを誘う一幕もあったが、最後に「共感を抱いていただき、他者に対する想像力や思いやりを考えるきっかけになる芝居になったら嬉しい」と話し、本作の魅力を語ってくれた。

本公演は5/6(火・祝)まで東京にて上演、その後 5/10(土)~11(日)には京都・京都劇場でも上演される。チケットはローソンチケットにて好評販売中(4/17(木)時点)。東京公演ではお得なU-25、50歳以上ペアチケットもあるので、詳しくは「チケット情報はこちら」よりチェックしてほしい。
