
AOI Pro.が贈る新感覚朗読劇シリーズ「VISIONARY READING」がついに始動!
井上麻里奈、鬼頭明里、月音こな、井上和彦ほか豪華声優陣が回替わりで出演!
株式会社AOI Pro.主催、株式会社サンライズプロモーション東京と共催で、VISIONARY READING『三島由紀夫レター教室』を10月7日(火)~12日(日)に東京・紀伊國屋ホールで上演いたします。
主催・企画は、CMをはじめとする映像の企画・演出・制作を行うアジアトップクラスのプロダクションであるAOI Pro.において、映画『8番出口』(東宝配給/8月29日公開)、ドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日/毎週木曜夜9時放送) 、Huluオリジナル『おとなになっても』(Huluにて独占配信中)など、これまで多くの劇場映画、テレビドラマの制作を担当したエンタテインメントコンテンツプロデュース部。AOI Pro.は、2023年から本格的に演劇事業に参入し、今年5月には朗読劇『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』2025(よみうり大手町ホール/脚本・演出・映像監督:兼重淳/出演:山崎樹範・田村海琉 ほか/劇中ドラマ出演:堀田茜)や朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない』2025(渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール/原作・脚本:足立紳/脚本・演出:新井友香/出演:板谷由夏、津田健次郎)など、近年は演劇の企画・製作作品を多数手掛けており、これまでの映像制作のノウハウとクリエイターの技術を活用した映像プロダクションならではの公演をお届けしています。
この度、新感覚の朗読劇シリーズ 「VISIONARY READING (ビジョナリー・リーディング)」 が、いよいよ始動します。「VISIONARY READING」とは、AOI Pro.が手掛ける新たな演劇シリーズで、従来の朗読劇の概念を覆す、革新的な舞台体験をお届けするコンテンツです。ただ物語を「読む」だけでなく、「映像で、朗読劇が、物語が、動き出す。」をコンセプトに、AOI Pro.が長年培ってきた映像制作のノウハウを最大限に活用。繊細かつダイナミックな映像が朗読表現と混じり合い物語の世界観を構築します。演者の朗読とシンクロする映像は、時に情景を、時に登場人物の心情を深く掘り下げ、観客を物語の中へと没入させます。声と映像が織りなす多層的な表現は、朗読を単なる「語り」に留めず、ドラマとなり、目の前で立ち上がるかのような「立体的」な体験へと昇華させます。観る者の想像力を刺激し、これまでにない感動と驚きをもたらします。
その記念すべき第一作として上演されるのは、三島由紀夫の書簡体小説『三島由紀夫レター教室』。恋愛、陰謀、誤解と皮肉が交錯する本作を、朗読×アニメーションというまったく新しいスタイルで舞台化。目で観て、耳で聴いて、心で感じる、新時代の“観劇体験”をお届けします。2025年の今年は三島由紀夫生誕100年となるため、紀伊國屋書店と提携し、公演のみに留まらず、書店とのコラボレーション企画を予定しています。
本作の脚本・演出を手がけるのは、舞台界で注目を集める演出家・大和田悟史。人気舞台の作・演出として幅広く活躍しており、代表作に舞台『イナズマイレブン』、『LIVE ACT 青の祓魔師 ~魔神の落胤~』、『ミュージカル忍たま乱太郎』などがあります。またキービジュアルと劇中アニメーションにて、ビジュアル面で世界観を彩るのは、人気イラストレーターのたなかみさき。ノスタルジックでユーモラス、どこか切なく温かい世界観で知られ、雑誌や広告、グッズ制作、エッセイの執筆など多岐にわたって活躍するアーティストです。これまでの作品集は2017年『ずっと一緒にいられない』、2020年『あ〜ん スケベスケベスケベ!!』など。2025年には初の漫画単行本『大なり小なり』、さらに最新作品集『日読み』を刊行。独自の視点で描かれる人物像や感情表現が、本作『三島由紀夫レター教室』の世界観にもぴったりとマッチしています。そして、もうひとつの見どころは、回ごとに替わる声優キャスト。井上麻里奈、鬼頭明里、月音こな、井上和彦ら豪華声優陣が出演します。「同じ手紙」が、読み手によってまったく異なる表情を見せることで、観るたびに新しい発見がある作品となっています。
数々の劇場映画・テレビドラマ制作を手掛けたAOI Pro.が企画・プロデュースする公演に、ご期待ください!
コメント
脚本・演出:大和田悟史
原作は59年前に、晴れ着の吉永小百合さんや皇室アルバムと並んで、「女性自身」に毎週連載されていました。当時のマダムやOLが、「今週のミシマ、すごかったわね」なんて、今のTikTokや韓国ドラマみたいに言ってたかもしれません。あのころの読者がリアルタイムで楽しんだような、ヨソイキじゃない三島をお届けします。
チーフプロデューサー:代情明彦
AOI Pro.が手掛ける新演劇シリーズ「VISIONARY READING」がついに開幕します。「映像で、朗読劇が、物語が、動き出す。」をコンセプトに、AOI Pro.が培ってきた映像制作のノウハウを最大限に活用します。記念すべき第一弾は、三島由紀夫の異色作「三島由紀夫レター教室」。5人の登場人物による手紙形式で語られる人生ドラマがユーモアとシニカルな視点で綴られ、豪華キャストのリーディングによって鮮やかに蘇ります。演者の朗読とシンクロする映像が、物語の世界観を多層的に表現し、朗読を単なる「語り」に留めず、目の前でドラマが立ち上がるような「立体的」な体験へと昇華させます。時を超えて現代にも通じる三島文学の世界を、ぜひ劇場でご体験ください。
[あらすじ]
英語塾を営む未亡人の氷ママ子。そのボーイフレンドの山トビ夫は服飾デザイナー。ママ子の英語塾の生徒で商社のOL空ミツ子。芝居の演出を勉強する炎タケル。ミツ子の従兄で留年生の丸トラ一。五人はいろんなことを手紙で交わし合います。トビ夫がミツ子に肉体的な愛を申し込んだり、カラー放送を見たくてしょうがないトラ一はママ子にテレビを買う借金をお願いしたり。あるときトビ夫は、ミツ子がタケルに手紙で求婚されたと知って大フンガイ、二人の仲をどうにか裂こうとママ子をスパイに誘う手紙を出すのですが……。それぞれの想いは手紙を通してもつれてこんがらがって大変なことに。