『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Our First Fight-|富園力也&安井一真&戸塚世那&飯山裕太 インタビュー

ひと味違った『fine』を見せられたら

久しぶりに『fine』が一堂に結集した。待望の新作『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Our First Fight-に向けて天祥院英智役の富園力也、日々樹 渉役の安井一真も気合い十分の表情だ。

富園 前作で『Knights』の団結感を間近で見て、仲間っていいなと思いました。今度は僕もユニットのみんなと一緒に舞台に立ちたいと思っていたので、夢が叶って嬉しいです。

安井 僕にとっても『fine』が全員揃うのは2018年の『あんステフェスティバル』以来。僕は稽古の後にみんなで居残り練習するのが大好きで。そうやって一緒に過ごす時間がきっとお芝居にも生きてくる。今回も4人で歌やダンスを合わせる時間をいっぱい作っていけたら。

今回から新たに姫宮桃李役に戸塚世那が出演。桃李の執事である伏見弓弦役を演じる飯山裕太も「坊ちゃま」との共演に大喜びだ。

飯山 弓弦は礼儀正しいようで毒舌。でも僕がこれまで出演させてもらった作品には桃李がいなかったから、かしこまっている部分があんまり出せなくて、ただ毒舌なキャラになってないか心配でした(笑)。今回、やっとかしずく相手が出演してくれるので、弓弦の本来の魅力を思い切り出していきたいです。

戸塚 いっぱいかしずいてもらいたいと思います(笑)。桃李は生意気なところもあるけれど、トップアイドルを目指してひたむきに努力できる純粋無垢なところが魅力。そんな桃李の愛らしさをうまく表現できたら。

今回は、『fine』と『紅月』の対決が描かれる。

安井 僕、『紅月』が好きなんですよ。楽曲も和風のテイストで、番傘や刀を使ったパフォーマンスも個性があって面白い。ずっとこの【喧嘩祭】のエピソードをやりたかったので、ようやく実現できて嬉しいです!

戸塚 以前、歌舞伎をやっていたこともあって、僕も和が大好き。今回は『fine』も衣裳に和を取り入れていて。またひと味違った『fine』を見せられるんじゃないかと思います。

飯山 『fine』と『紅月』は一見するとあまり交わらなさそうな2ユニット。どんな化学反応が起きるのか予想できないところが楽しみですね。

富園 すぐに刀を振り回してしまうキャラもいれば、いきなり鳩を出してくるキャラもいる(笑)。『あんステ』の中でも個性が強いメンバーが揃っているのが、『fine』と『紅月』の特徴です。この2ユニットが揃うことで、きっと笑いもいっぱいある舞台になるんじゃないかな。

『あんステ』ならではのライブステージにも期待が高まる。

戸塚 アイドルならではの魅せ方について、みなさんの秘訣が聞きたいです!

安井 そこはゆったー(裕太)が得意です。

飯山 そこまで得意じゃないよ(笑)。でも、『fine』は優雅さがポイントだから。ファンサも他の人たちが親しげに手を振るところを、『fine』はエレガントさを出すといいかも!

ちなみに演じる4人のエレガント度はというと…?

富園 全然エレガントじゃないです。昨日もカップラーメンを食べてきました(笑)。

飯山 と言って、実はカップラーメンの上にトリュフ削ったりしてない?(笑)。

戸塚 僕もエレガントな感じがないので、まずは歩き方からちょっと変えてみようかな。

安井 そうね。僕も今日から紅茶しか飲まないようにする!

富園 じゃあ僕もこれから毎日ご飯はフォークとナイフにします!(笑)。

インタビュー&文/横川良明
Photo/平岩享
ヘアメイク/三輪千夏、田中沙紀 
スタイリスト/MASAYA(PLY)

※構成/月刊ローチケ編集部 12月15日号より転載
※写真は誌面と異なります

掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布

【プロフィール】

富園力也
■トミゾノ リキヤ
主な出演作に『仮面ライダーガッチャード』など。

安井一真
■ヤスイ カズマ
主な出演作に舞台『魔道祖師』邂逅編など。

戸塚世那
■トツカ セナ
主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンなど。

飯山裕太
■イイヤマ ユウタ
主な出演作にミュージカル『薄桜鬼』など。