湖月わたる舞台生活30周年記念!テーマの異なる2作品を上演! VOL.1は“ドキュメンタリー”VOL.2は“Song&Dance”

湖月わたる舞台生活30周年を記念して、テーマの異なる2作品を上演することが発表された。7月・10月に2つの公演が行われ、VOL.1は“ドキュメンタリー”VOL.2は“Song&Dance”として構成されている。

VOL.1は『ドキュメンタリー・ミュージカル わたるのいじらしい婚活』。湖月わたるの婚活をテーマにしたミュージカルが上演される。

今回は、「山田孝之の東京都北区赤羽」などの山田孝之出演作品を多く手掛けてきた竹村武司が脚本、そして、若手演出家の永野拓也氏が作詞と演出を担当する。

 

その他出演者には“ワタコム”コンビとして知られる朝海ひかると、廣瀬友祐、迫田孝也らが決定。内容は湖月次第、というまさにドキュメンタリーな一面を持ちながらも、正反対のミュージカルに仕上げていくという。

VOL.2は“Song&Dance”ということで、宝塚時代の懐かしの曲など、湖月の魅力の詰まった作品となる。

 

≪湖月わたるコメント≫
VOL.1は、テレビ放送作家として活躍されている竹村さんが脚本を、今注目の新進気鋭の永野さんが作詞と演出を担当されます。初めてお二人がタッグを組んだオリジナルミュージカルで、俳優として挑戦の公演になると思います。VOL.2は、お客様に感謝の気持ちを込めて、宝塚歌劇時代18年、退団後12年の思い出の作品の中から歌やダンスなど、皆様にお楽しみいただけるよう構成の打合せを進めています。どちらも全くテーマの異なる作品ですので、是非両方をお楽しみいただければ嬉しいです!

 

本公演について取材会が行われ、湖月、竹村、永野による意気込みを聞いた。

 

取材会で、作品と向かい合うときに心がけていることは「挑戦」と「進化」だと話した湖月。「今回のドキュメンタリー・ミュージカルでは自分自身を演じるということで、大きな挑戦。何かをつかめたら。」と話した。

今回脚本を手掛けることとなった竹村は今回のテーマを『婚活』とした理由を、「宝塚の恋愛というタブーとされた部分への興味と、この全身からチャーミングさにあふれた湖月さんのチャーミングさをより引き出すにはと考え、このテーマとなった。」と語った。

作詞・演出を務める永野は湖月について、「想像していたスターよりはるかにチャーミング。保守的なイメージもなく、新しいことに挑戦してける人。」と話した。

予測不能なこの斬新で挑戦的な試みを、是非体験してみてほしい。

 

取材・文/ローチケ演劇部員