★絶賛上演中★『武田鉄矢・コロッケ 特別公演』開幕!博多座で何かが起きる?!

マネしマネされたあの二人が奇跡の競演!第2部にはあのメンバーたちも!!

“平成”から“令和”へと元号が変わった今月、博多座では新元号になっての初舞台『武田鉄矢・コロッケ 特別公演』が5日から開幕した。主演は、「贈る言葉」をはじめ数々のヒット曲を生み、国民的人気ドラマ『3年B組金八先生』では長きに渡り“金八先生”を演じ、歌手・役者として今もなお活躍し続ける武田鉄矢(福岡県出身)と、独自の世界観と常に新しいアイデアで唯一無二のモノマネを発信し続けるコロッケ(熊本県出身)。そんな九州が生んだ二大巨頭によるお芝居とショーの豪華二本立てが絶賛上演中だ。

第1部のお芝居では、『水戸黄門』を上演。2017年に“武田鉄矢”版の黄門様としてBS TBSで放送されていた『水戸黄門』は話題となり、今年5月19日からはシリーズ第2 弾の放送も控えている。その舞台版で、博多座オリジナルの物語で展開。博多座でもドラマ同様に武田は水戸光國を演じ、同じく助さん役には財木琢磨、格さん役に荒井敦史が登場。コロッケは水戸老公に入れ替わる“ニセ黄門”に扮し、他にもAKB48の横山由依やMAXのMINA、伊東ゆかりといったメンバーが顔を揃え、博多を舞台にした水戸老公ご一行の珍道中が繰り広げられる。

そして、第2部では『武田鉄矢×コロッケ×海援隊スペシャルオン・ステージ』と題し、武田と海援隊による歌はもちろん、コロッケによるモノマネショーもお届け!コロッケがマネし続けてきたご本人、武田鉄矢とのコラボなだけに期待大!さらには、お芝居に続いて彼らを盛上げようと登場するメンバーも!!ジャンルを越え、何が飛び出すか分からないスペシャルな企画は他では見られない贅沢なショーになる。

そんな異色の顔合わせが話題の本作だが、今年3月、福岡にて行われた取材会では、特に武田鉄矢からコロッケの才能を称える言葉が多く飛び出し印象的だった。

武田いわく「ひとりで座長をするとナーバスになるところもあるんですが、コロッケさんはエンターテイナーとして大きな存在感も実力も持たれた方ですから、そんなコロッケさんと強力な共演者たちがいるだけで安心感がありますね。力を抜いて“力いっぱい”頑張りたいと思います」と、大ベテランをも安堵させてしまうコロッケの存在に期待が高まる。

また、コロッケもそんな武田のことは子どもの頃からのファンだと公言しているほど。そんな存在の武田と“九州”の地で共演出来ることは大きな喜びのようで、「憧れの武田さんと共演させて頂くので、いつも以上に気合が入っています!今まで見たことのないコロッケを見て頂けたらと。今は楽しみの方が強くてワクワクしています」と目を輝かせながら語っていた。

さらに武田は「笑いに来たけど、コロッケで泣いた!と言わせたい!!」と語るほど、コロッケの才能に注目しているようで、「博多座20周年という節目にせっかく私と組むんだったら、お芝居もショーも普段コロッケさんがやっているのとは違うお客さんの(心の)捉まえ方をコロッケさんで出来ないか・・・と思っているんですよね。“笑い”も“泣き”も両方成立させるなんて力技をこの人なら出来そうな気がするんです。じゃあ、武田はどうだ?って話になった時は、『いたっけ?』くらいでいいと思っているんですよ(笑)。今もたまに『金八先生見てました!』と街で声をかけられますが、あのドラマでの私は単なる“金八”という背表紙の存在。お客さんは、私の芝居ではなく私が絡んだ各時代の“生徒の章(芝居・エピソード)”で泣いた・・・という記憶なんですよ。だから、今回は“コロッケの章”みたいな、『コロッケで泣いた!』という評判が出て欲しいなと思っているんです」と語り、大ベテランの武田からの称賛に値する言葉に思わずコロッケも恐縮した様子。

その言葉を受けてコロッケは、「有難うございます!武田さんとはその昔、映画で初共演させて頂いた時、自分はオカマ役で、武田さんから芝居のアドバイスを頂いたのに、当時は期待以上におもしろく出来なかったんです。その時、武田さんは演出も主演もされていましたが、その場の空気作りや役としての方向性も含めた全てを、プロデューサー目線で組み立てることが出来るスゴイ方だなという印象でした。だから今そんなお褒めの言葉を頂けて、とてもありがたいです!その有難いお言葉に自分も乗っかって、“新生コロッケ”が生み出せたらいいなと。今まで自分が座長として一人で博多座公演をやったことはありますが、今回は武田さんがいて下さることで自分の身構え方が違っています。甘えるところは甘えて、アイデアも出し合っていけたらと思います」と、大先輩の期待に応えたいという思いと、喜びに満ちあふれた表情で語った。

「武田さんとお話をしていると、こうしたら面白くなるかも?とか、モノマネに対しての間口も広がるし、アイデアが次々に浮かんでくる」とも語っていたコロッケ。一方の武田も取材中にアイデアを思いつきコロッケに投げかけてみるなど、取材時点から同じ方向に向かっている二人の姿に、何が起きるか楽しみも倍増。武田は芝居と歌、コロッケはモノマネというそれぞれのフィールドに互いを招き、二人にしか成し得ることが出来ない特別なエンターテインメントの世界を生み出すことは間違いなさそうだ。5月の博多座はきっと新しい何かが目撃できるのでは?新時代が幕開けした5月、またとないこの機会を見逃すな!!

博多座公演は5月28日まで。本公演のチケットはローソンチケットにて好評発売中!!良いお席はお早めに!

 

★★★さらに注目の第2部!!★★★

前出していたように、第2部のショーでは海援隊とコロッケのコラボだけではないサプライズ企画が目白押し!なんと、お芝居に続いて伊東ゆかり、AKB48の横山由依、MAXのMINAら女性陣が彼らを応援するべく登場する。

昭和のヒット曲「小指の思い出」を伊東ゆかりが歌唱。また、MINAはMAXのヒット曲から「Ride on time」を、そして横山由依はNHK朝の連続テレビ小説の主題歌にも起用されヒットしたAKB48の「365日の紙飛行機」を披露する。

新元号になった今、昭和から平成までのヒット曲の数々を振り返り!幅広い年代に響く楽曲の数々とコロッケによる進化系モノマネで、会場内の盛り上がりは最高潮となることうけあいだ。

客席も一体となってこの特別なショーに参加せずにはいられない!

 

取材・文:ローチケ演劇部(シ)