集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された、あの大ヒット漫画『DEATH NOTE』(原作 大場つぐみ 漫画 小畑健)を、ブロードウェイの作曲家、鬼才フランク・ワイルドホーン氏×日本を代表する演出家・栗山民也氏×グラミー賞受賞ジェイソン・ハウランド氏のコラボレーションから生まれた、日本発世界へ向けたオリジナルミュージカル『デスノートTHE MUSICAL』。2015年の世界初演を皮切りに、日本国内のみならず、ライセンスの輸出による韓国版公演、更には日本人キャストによる海外公演でも大成功をおさめた本作が、2020年、オール新キャストで上演される。
本日、その新キャストが発表された。新・夜神月役(ダブルキャスト)には、本日開幕する舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』でも主演を務め、今最も注目される若手実力派俳優 村井良大、新・エル役には、ソロシンガーとして活躍し、本作が初舞台・初ミュージカルとなる髙橋颯が抜擢された。そのほか、弥海砂役にミュージカル『ピーターパン』で3年連続主役のピーターパンを演じる吉柳咲良、夜神粧裕役にダンス&ボーカルグループ ONE CHANCE で活躍、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ西田ひらり、レム役に韓国ミュージカル界の歌姫と評され、本作の韓国版で初演・再演とレム役を演じてきたパク・ヘナ、リューク役にシェイクスピア作品ほか数々の演劇作品で欠かせない存在の横田栄司、夜神総一郎役には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンを長年演じる他、幅広い役柄で観客を魅了する今井清隆。ベテラン演技派から注目株のフレッシュな次世代若手俳優まで、全く新しいキャストが揃った。
そして、夜神月役のダブルキャストのうち一名は、現在進行中の全国オーディションにて決定する。
残る一名の夜神月は一体誰になるのか。世界が東京に注目する2020年、『デスノートTHE MUSICAL』が更なる進化を遂げる。
【主要キャスト7名よりコメント】
★村井良大 ― 夜神 月(やがみ ライト)役 *ダブルキャスト
デスノートは世界に伝わるストーリーで、自分自身も作品の大ファンなので、このような世界中で愛される作品に自分が参加できること、月(ライト)役を演じさせて頂けることをとても光栄に思います。このチャレンジに屈することなく、漫画ファンやこれまで本作を観てくださっているファンの方にも納得して頂けるような自分らしい夜神月を演じたいです。この新キャストで創る新たな『デスノートTHE MUSICAL』を打ち出せるように頑張ります。
★髙橋颯 ― L (エル)役
デスノートは以前から映画やアニメを見て好きな作品で、その中でも自分に一番近い存在だと感じていたエルが特に好きだったので、この役に決まった時は本当に嬉しかったです。エルは数々の名優の方々が演じてきて、この舞台のキーになる役なので、その大きな存在に自分自身がなることは楽しみでもあり、不安でもあります。エルと言えば髙橋颯と思ってもらえるように、歌でも皆さんを魅了できるように稽古を積んでいきたいと思います。そして今回、初めて本格的に演技と向き合うので、共演させて頂く皆様、そして演出の栗山さんから多くを学び、お客様に素晴らしい作品をお届けできるようにしたいです。
★吉柳咲良 ― 弥 海砂(あまね みさ)役
今回、日本だけでなく世界的に人気のある“デスノート”という作品に出演させて頂ける事になり、とても嬉しく思います。 海砂(みさ)はアイドルとしての陽の部分と両親を亡くし孤独に生きている陰の部分、そして月(ライト)に恋する乙女な部分、と色々な側面を持つキャラクターだと思っています。演出の栗山さんや他のキャストの方々から多くの事を学び、私にしか出来ないミサミサを表現していきたいです。
★西田ひらり ― 夜神粧裕(やがみ さゆ)役
今回、2020年1月から上演される「デスノート THE MUSICAL」に夜神粧裕役で出演することになりました。
ミュージカルは私にとって新たな試みで不安もありますが、今は楽しみという気持ちの方が大きいです!この大好きな作品で粧裕ちゃんを演じられることは、とても誇りに思っています。たくさんの方に私の歌、演技を見ていただきたいです!皆さんの期待以上のものをお届けできるよう、精一杯頑張ります。
応援よろしくお願いします。
★パク・ヘナ ― 死神 レム役
ありがたい事にも韓国で『デスノートTHE MUSICAL』の初演、再演全てに参加しましたが、多くの観客の方が“レム”を愛してくださり、本当に幸せで楽しく公演しました。愛する“デスノート”の“レム”で、こうして日本の観客の皆さんに直接お会いする機会ができて、とても光栄です。日本の俳優の方々と日本語で公演するだけに、準備も沢山しなければならないし、とても緊張しますが、またそれだけに、とてもワクワクしています。一生懸命準備して、良い公演をお見せできるよう、最善を尽くします。
★横田栄司 ― 死神 リューク役
すでに最高の評価を受けている作品に参加できる喜びとともに、なんとも言い難い恐怖を感じております。が、怖がっていても前に進めないことは承知しておりますので、新しい出会いを喜びと信じ、挑戦し訓練し稽古をして、
新たに最高の『デスノートTHE MUSICAL』をお届けできるよう、新人のつもりで頑張ります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
★今井清隆 ― 夜神総一郎役
幕開けからグイグイと観客の心を掴んで離さないストーリー展開、そして素晴らしい楽曲‼今回初めて出演させて頂く事になり幸せを感じています!
私の役、夜神総一郎は、主人公、夜神月の父親であり、この事件を担当する警視総監でもあり、人の親としての心情と職務を遂行する切れる男の両面の葛藤を表現して行く難しい役所なので大変だとは思いますが、悩みながら、楽しみながら、役作りして行こうと思っています!ご期待下さいませ!
【あらすじ】
成績優秀な高校生・夜神 月(やがみライト)は、ある日、一冊のノートを拾う。ノートには、「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」とあった。それは、死神が退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)であった。犯罪者を裁ききれない法律に、限界を感じていたライトは、ある日、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると、誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。
「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神”だ」と、ライトはデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛しはじめる。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵L(エル)が事件を解決すべく、捜査を開始する。