ついに開幕!岡田将生主演『ハムレット』コメント&舞台写真到着

2019.05.09

本日5/9(木)、Bunkamura シアターコクーンにてBunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE Vol.6 『ハムレット』が初日を迎えた。

ハムレット役・岡田将生と、オフィーリア役・黒木華のコメントをご紹介。【岡田将生 コメント】

――初日を迎えるにあたり、現在の心境をお聞かせください。

このハムレットが皆様の目にどう映るかが楽しみで、早く観て頂きたいです。
ハムレットという役はとても難しく、自分自身どうなるか、ちゃんと演じる事ができるか、
恐い所もあるのですが、今は早くハムレットを演じた気持ちでいっぱいで、皆様に早く観て欲しいです。

――お客様へ向けてPRコメントをお願いいたします。

シェイクスピアというとすごく難しく思われる方が多いと思いますが、今回のハムレットはとてもわかりやすく、
このカンパニーでしか作れないハムレットになっていると思います。
新しいハムレット、ぜひ楽しみに待っていて下さい。裏切ることは絶対にしません。【黒木華 コメント】

――初日を迎えるにあたり、現在の心境をお聞かせください。

私にとって初めてのシェイクスピア作品となる「ハムレット」を、このカンパニーで上演できる事を心から嬉しく思います。
サイモンさんの演出は、役の深部まで一緒に探ることができ、新たな発見の連続で面白く、毎日勉強になっています。
初日を迎え、この物語ならではの面白さを皆様にも感じていただけるのが楽しみです。


――見どころをお願いいたします。

稽古中から日々感じていますが、それぞれの意図が絡み合い、影響し合いながら進んでいくところが見どころです。
是非、見逃さずに全てのキャラクターを観ていただけたらと思います。

東京公演は6/2(日)まで。6/7(金)からは大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

 

【『ハムレット』あらすじ】

デンマークの王子ハムレットの父王が急死。その2ヶ月足らずの後に、新国王となった王の弟クローディアスとハムレットの母・王妃ガートルードが再婚した。

父の死と早過ぎる再婚により憂いに沈むハムレットのもとへ、腹心の友・ホレイシオが父王にそっくりの亡霊が、城壁の上に現れたと知らせにくる。真相を確かめるべく出かけたハムレットの前に現れた亡霊が「私はクローディアスに毒殺された」と告げる。クローディアスへの復讐を誓ったハムレットは、周囲の目を欺くため狂気を装う。その突然の変貌ぶりに憂慮するクローディアスとガートルードに、顧問官ポローニアスは、その原因を娘オフィーリアに対する恋煩いだと言う。狂気の真相を探ろうと、一同は偶然を装い二人を出会わせるが、ハムレットは心配するオフィーリアを冷たく突き放すのだった。やがて、ハムレットが亡霊の言葉が真実であったと確信を得たその夜。ガートルードの寝室に呼ばれるが、母と口論になり、物陰で身を潜めていたポローニアスを刺殺してしまう──。この事態に身の危険を感じたクローディアスはハムレットをイングランドへ送り出す。悲しみのあまりオフィーリアは狂乱し、復讐に燃える兄・レアーティーズは父の仇を討つことを誓う。

その頃、討たれた父の土地を奪還する為、ノルウェーの王子・フォーティンブラスの軍隊がポーランドへ侵攻しようとしていた。