11月9日より博多座にて開幕★AKB48グループ特別公演『仁義なき戦い~彼女たちの死闘篇~』取材会レポート

AKB48グループが11月9日より博多座に総集結!初の男役に挑んだお芝居とレヴューは必見!!

 

11月9日から博多座にて開幕する『AKB48グループ特別公演』でAKB48グループの各チームが博多座に集結し公演が行われる。

先日、公演に出演する小栗有以(AKB48)と田中美久(HKT48)が福岡にて取材会を開き、公演を目前にした心境などを語ってくれた。

公演は第一部のお芝居『仁義なき戦い~彼女たちの死闘篇~』と、第二部あんみつ姫プロデュース『レヴュー48』の二部構成。第一部のお芝居は、男たちの義理と人情の世界を描いた昭和の大傑作として知られる、数々の名優たちが出演していた任侠映画『仁義なき戦い』。この日本史に燦然と輝く東映実録路線の名作に、令和の時代を生きるアイドルたちが挑戦。しかも、初めて男役に挑むことになるのだが、役作りもそれぞれのプランがあるようだ。本作で新開宇市役の小栗は、「最初は声を低くして台詞を言ってみたんですが、稽古をしていく中で大きな舞台では声だけじゃダメで、立ち振舞いも大事になるなと思って、立ち姿も大股に開いてみたり・・・と、心掛けています。でも、気が付くと女の子らしくなってしまいそうになるから苦戦中です。これからも研究しながら頑張って男性役に挑んでいきます」と語った。

一方、田中はちょっと異なるようで、「私も男の子らしくしようとしたら、監督さんから『役作りせず、そのままでいいから』って言われたんです。私が演じる槙原は、その場を、皆を、賑やかにさせるキャラのようで(笑)。だから、その芝居を見てお客さんたちも笑ってくれたら、役にハマれたな!って思えそうです」と、二人ともそれぞれのプランで稽古に挑んでいる様子。

また、これまでにドラマでは不良役を演じた経験はあっても、“任侠の世界”で“男性”を演じることはもちろん初挑戦。「自分がうまく演じられるのか不安な気持ちもありますが、こんな機会がない限り挑戦出来ないことばかりだから、いろんなことを学んでいい舞台を皆で作り上げていきたいなと思っています」と小栗。そして、HKT48では博多座での公演経験がある田中は、「博多座の舞台に立った経験はありますが、私自身お芝居の公演は初なので、すごくありがたいなと思っています。博多座のような広くて大きいステージ、絶対に迫力あるステージになると思います!」と、気合十分!といったところ。

昭和の大傑作映画『仁義なき戦い』。稽古前に映画を見たという田中が、「映画を見て、それぞれの役柄を知ってから来てもらったら、更に楽しめると思います」と語るように、彼女たちが演じる役柄をどんな名優たちが演じているのか比較して見ると、さらに彼女たちの頑張りが顕著に見えてくるかもしれない。個々でもグループ同士でも、本公演を成功させるべくお互いに切磋琢磨しあう彼女たちの“仁義なき戦い”に注目したい。

写真左:小栗有以/写真右:田中美久

最後に、第二部のレヴューに関しては、“レヴュー”イコール“華やか”な印象を持っているという二人。今回のレヴュー公演には、福岡市天神に専用劇場を持ち愛され続けて35年の劇団、あんみつ姫がAKB48グループのショーをプロデュースする。実はAKB48グループのプロデューサーである秋元康氏が“あんみつ姫”の劇場に刺激を受けたことが、AKB48劇場の誕生のきっかけになったそうだ。取材時にはまだレヴューの稽古が始まっていなかったようで、彼女たちもどういった内容になるか楽しみといった感じ。AKB48グループの楽曲も、もちろん楽しめる予定で、「ファンの皆さんも団扇を持ったりして楽しんで頂けるんじゃないかと思います」と小栗が語るように、皆で楽しめるエンターテインメントショーとなりそうだ。第一部の男臭さとは一変、いつもとはちょっと違う彼女たちのショーにも乞うご期待!

チケットは第4次受付の抽選販売が10月31日10:00まで受付中!これがチケット入手最後のチャンスとなるので、まだチケットを入手出来ていない人はこの機会を逃すな!!

 

取材・文:ローチケ演劇部(シ)