KOKAMI@network vol.17「地球防衛軍 苦情処理係」キャストコメント到着!

2019.11.01


作・演出:鴻上尚史×主演:中山優馬
『ローリング・ソング』強力タッグ再び!!

2019年11月2日(土)~11月24日(日)東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにてKOKAMI@network vol.17「地球防衛軍苦情処理係」が上演!

この作品は、作家で演出家の鴻上尚史が書き下ろす、馴染みがあるようで、新しい切り口のファンタジーの中に、鴻上が数々のメタファーを埋め込み、正義とは何か?真実とは何か?愛とは何か?エゴとは何か?という生きるためにぶつかる切実な問題が徐々に浮き彫りになっていく、愛と戦いと絶望と希望の物語です。

主演を務めるのは中山優馬。共演には、原嘉孝、駒井蓮、更に、大高洋夫といったベテラン俳優の豪華キャスト陣が集結!大切なものを守るため、愛と戦いの間で苦悩する主人公を、中山優馬がどのように創り上げていくのか、そして中山と鴻上が再び共鳴し、今度はどのような化学反応が起こすのか、乞うご期待!!

開幕前日となる10月31日(木)に公開フォトコール&囲み取材が実施されました。キャストコメントとともにお届け致します。

≪キャストコメント≫

深町航役:中山優馬

また鴻上さんとタッグが組めて嬉しいです。怪獣もリアルで小さい頃に夢見た世界で視覚的にも楽しい作品になっていると思います。稽古中、自分が出てない時に見てワクワクしています。
(困った顔の中山さんが見れるからファンの皆さんは可愛いって思いますよね?)

→困った顔だけで可愛いって思ってもらえるんですか?それはだいぶラッキーですね。今回、近未来のお話で怪獣に襲われる地球が舞台ですが、出てくる問題だったり人間ドラマは今の時代と変わらないリアルな問題が露呈されているので、わかりやすく感じることが多いと思います。最後には元気になれる作品になっていると思いますので、ぜひ劇場に観に来てください。

遠藤陽人役:原嘉孝(宇宙 Six/ジャニーズ Jr.)

僕たちジャニーズの中でダンスの上手いトップ5に入るくらい2人です!(鴻上さん:「優馬を道連れにするなよ」とツッコミ)僕は汗っかきなので、地球防衛軍の衣装がとても暑くて、オープニングのダンスで今も汗ダラダラです。
(矢柴さん:「衣装のせいにするなよ」とクレームをつける。鴻上さん:「上手いね」とツッコミ)
(いつも稽古中にタンクトップだったので)タンクトップのシーンをつくってくれたのでありがたいです。ここでクールダウンします。
(鴻上さん:タンクトップが好きみたいなので普段着のシーンでタンクトップにしました。雨だろうが寒かろうがいつもタンクトップなので、Mrタンクトップと呼んでいます。)

松永日菜子役:駒井蓮

中山さんが(稽古中でもお弁当作ってきていて)女子力がとても高く、女子も頑張ろうと、自分もお弁当つくってくるようになりました。(鴻上さん:そういうのをライバル心っていうんだよ!)
それが息抜きになっています。

竹村健司役:矢柴俊博

(フォトコールでのクレーマー役よかったですね)→昔、深夜にやっていたコールセンターのバイトが活かされたのかな。
優馬くんたちは分からないかもしれないけど、小劇場の役者は昔、よくみんなコールセンターで働いていたんだよ(大高さん:「みんなじゃない。俺はやってない」とツッコミ)深夜のバイトだったので、寂しがりやの人たちが多かったから(作品とは)ちょっと違いますけどね。

作・演出:鴻上尚史

今回、ジャニーズの中でダンスが上手いと豪語している(笑)優馬と原っちがきてくれたので、踊れるのでダンスを多めにしています。優馬は去年一緒にやった時作品に対する取り組み方が真剣で、演技に対して真面目に向き合ってくれるので、ぜひもう1回できないかなと思い出演してもらいました。
(ハイパーマンの変身ポーズの無茶なふりに笑顔で応えた駒井さんに対して)間違いなくすごい良い女優になるので今のうちにおさえておくとよいですよ。2度目の舞台なんですけど、すごいです。大したもんです。
(物語の着想はどこから得たのかということに対して)今はSNSなんかで、みんなが正義の使者になっているというか、みんなが自分を主張するという時代になったなと感じたのが始まりですね。僕の作品なのでどこか社会性があって単なるファンタジーでは終わらないし、2時間ひたすら苦情処理をする話でもないです。

写真:田中亜紀