書き下ろしの新ネタが満載! 恒例の全国ツアーが今年も開催に
夏恒例のサンドウィッチマン全国単独ライブツアーが、8月11日[金・祝]の広島公演よりスタート、全国8都市16公演を駆け抜ける。 2人がツアーを行うのは8年目。今年はさらに、結成20年目という嬉しい節目も迎えている。
富澤「20年間でいちばん思い出深いのは、やはりM-1グランプリの優勝ですね。今年で10年が経ちますが、未だにあのときの栄光にすがって生きてますから!(笑)」
伊達「今でもかよ!(笑) というのは冗談としても、M-1グランプリ優勝は僕らのすべてを変えてくれた。こうして毎年単独ツアーをやらせてもらえているのも、そのおかげだと思います」
そんな彼らのライブツアーは、テレビよりも早く、最新の書き下ろしネタを楽しめるチャンスだ。
伊達「ネタはツアー中にお客さんの反応を見ながら変わりますし、途中でやらなくなるネタもあります。ツアーの怖いところは、ネタに慣れてしまうこと。自分たちが面白がれないと笑いも取れなくなるので、新鮮さはいつも大事にしてますね」
富澤「慣れは本当に怖いんですよ。ライブでも、セリフがパンと飛んじゃうこともある。そんなとき、他の人ならごまかしながら先に進めるんでしょうけど、うちの相方は『次なんだっけ?』と正直に聞いてくるんで……油断ならない(笑)」
そんなハプニングも爆笑を誘い、ときにはトークやアドリブネタが、予定時間を大幅にオーバーしてしまうことも。サービス精神旺盛な彼らのライブチケットが、毎年ソールドアウトするのも肯ける。 さらに今年は20年目のサプライズとして、ロンドンでの初の海外公演にも挑戦する。
富澤「まさかロンドンで漫才をやることになるとは……いちばんビックリしてるのは僕らなんですよ」
伊達「その前に、まずは国内の千秋楽、仙台公演までをいい笑いで完走したい。僕らのお客さんは男性が多いんですが、最近はなぜか若い女の子も増えているので、女性の方も安心して観に来てほしいですね!」
インタビュー・文/阿部美香
Photo /向殿政高
※構成/月刊ローチケHMV編集部 5月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります
掲載誌面:月刊ローチケHMVは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【プロフィール】
サンドウィッチマン
■サンドウィッチマン 伊達みきお、富澤たけしによる、仙台出身のお笑いコンビ。『M‒1グランプリ2007』でブレイク。東日本大震災の復興支援にも積極的に取り組んでいる。