左:百瀬朔 右:山本一慶
©内藤泰弘/集英社 ©舞台『血界戦線』製作委員会
異界と現世が交わる街、ヘルサレムズ・ロット再び!
内藤泰弘の人気バトル漫画『血界戦線』の舞台シリーズ第2弾が決定した。昨年の第1弾公演では世界観の再現で内藤先生も絶賛するなど大好評を得た話題作の続編。新キャラクター堕落王フェムト役に山本一慶を迎え、街の均衡を守るべく暗躍する“秘密結社ライブラ”の活躍を描いていく。前回に続き主演レオナルド役を務める百瀬朔は、初演を振り返りつつ自信をのぞかせる。
百瀬「前回稽古から本番が終わるまで、みんなで必死に駆け抜けました。初日の幕が開きお客様に拍手をいただいたとき、パズルが組み合わさったような達成感がありました。今作ではレオ以外のキャラクターも1作目より堀り下げられます。初演を経て固まった強いチームワークで作り上げたいです」
そして顔が見えないフェムト、新たな伝説が生まれそうな予感がする。
山本「びっくりしました!口周りしか出ていない役は初挑戦です。めちゃくちゃテンションが高い不思議なキャラクターでそこが魅力。お面を付けると制限があるので不安な部分もあったのですが、ビジュアル撮影ではその制限が逆に面白くて!新しい自分を見つける素敵な機会になると思っています」
2人は今回が初共演。他の出演者とともにどんな作品に仕上げていくのか、期待が高まる。
山本「実は百瀬くんとは初共演で、優しく輪の中に入れていただきたい!」
百瀬「みんな和気あいあいとやっていたので、すぐに仲良くできると思います!ライブラメンバーは全員続投しますし、まとまると強い!」
山本「いま(取材時)久保田秀敏くんと一緒の現場なので、僕とみんなのクッションになってくれるかなぁ。肉体表現から最新技術まで混ぜ合わせて使いこなす西田大輔さん(脚本・演出)もいらっしゃるのですごいチームになりそう!」
百瀬「そうですね、バンドの生演奏や、役者の動きとシンクロする映像を使ったり。今回もどうなるのか予想しながら観ていただけたら面白いんじゃないかと思います。前回はザップとのシーンが多く、アドリブの返しがすごく楽しくて。僕も次はもっともっと食らいついていきたいです」
お気に入りのキャラクターはネジという百瀬。お気づきだろうか、ティザービジュアルの大きな(!?)ヒントに胸熱だ。
百瀬「僕が一番好きな物語。ネジがどう登場するのか楽しみです。作品を見たことがない方でも今作からで間に合います!笑って泣けるいろんな要素が詰まった物語をお楽しみに」
インタビュー・文/谷中理音
※構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載
掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
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【プロフィール】
百瀬朔
■モモセ サク ’94年生まれ、兵庫県出身。『仮面ライダー鎧武』、舞台『血界戦線』、舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇など、ドラマや舞台に出演。
山本一慶
■ヤマモト イッケイ ’89年生まれ、東京都出身。テレビドラマ『ギリシャ神話 神々と人々の日々』、ミュージカル『憂国のモリアーティ』、ロンドンコメディ『Run For Your Wife』などに出演。