ゴジゲン目次立樹の『ボクには下校のチャイムが聞こえない』第一回

2021.03.19

ご無沙汰しております。「ゴジゲン」の目次立樹(メツギリッキ)です。さて「ゴジゲン目次の ボクには下校のチャイムが聞こえない!」略して「ボクチャイ!」なんですが、なかなか下校できない大人たちに贈る、甘酸っぱくない、むしろ饐(す)えたテイストのコラムです。

このコラムも第14回公演「くれなずめ」から連載させていただいているのですが、なんとその「くれなずめ」、監督・松居大悟で映画化いたしました!!!

主演は、なんと成田凌!さらに、
高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節!
今注目の若手実力派俳優陣がゾロリ!
いったいどうなってんだ!?
そこで気になるのが、

 

誰が誰の役を演じたのか!?

え、別に気にならないって?
お願いです!気にしてください!(土下座)
ということで、

『映画「くれなずめ」公開記念企画!
ココだけの話!誰が誰の役を演じたでしょうクイズ!』

を開催したいと思います!!
さっそく

 

ヒント①:スーツ姿


(左から目次立樹 奥村徹也 善雄善雄 本折最強さとし 東迎昂史郎 松居大悟

え!?見分けがつかないほど似てるって!?
その気持ち…よくわかります。
「演劇界のキンプリ」の異名を持つ僕らが、彼らと遜色ないなんてことはなんら不思議なことではありません。

え…?寝言は寝て言えって?
失礼しました。キンプリではなくチンカスです。次行きます。
その前に、上下同一人物がいることに気が付いた方、鋭いです!
同役で続投した果報者が一名おります。
これで一人確定しましたね!

 

ヒント②:役名、職業

映画「くれなずめ」オフィシャルサイト(https://kurenazume.com/
より、登場人物の紹介を引用しました。
ゴジゲン作品の登場人物は、あてがきが多く、ゴジゲンメンバー本人の設定が生かされています。
「くれなずめ」も例に漏れておりません。
性格や設定から、答えを導き出してみてください。

 

①吉尾和希(成田凌)

いつも変なカバンを背負っている吉尾は、星空と岡本太郎とウルフルズが大好き。うじうじして、はっきりしないけど優しくて、マメ。自分のこだわりが強い。そして冗談も好き。

 

②藤田欽一(高良健吾)

ヘラヘラしていて世渡り上手、うまく周りをいなす欽一は、本当は誰よりも熱い、6人の拠り所。現在は東京で劇団を主宰している。

 

③明石哲也(若葉竜也)

みんなを振り回す、仕切り屋の明石。乱暴で自信過剰なジャイアン気質のため、リーダーぶって決めたがるが、考えていないのでツメが甘い。

 

④曽川拓(浜野謙太)

高校時代から、お調子者な後輩のソース。
賑やかしのいじられキャラで、リアクションが過剰、ヨゴレになることが多い。

 

⑤田島大成(藤原季節)

後輩キャラの大成(ひろなり)は、ドライで、年下だが6人の中でいちばんの大人。いつも冷静で、誰よりも周りが見えている彼は、雑用を自ら引き受けることが多い。

↓いちおう載せておきます。

 

⑥水島勇作

繊細で引っ込み思案、何を考えているかわからないことが多いネジは、吉尾(成田凌)の一番の友達。吉尾と心を許しあっていて、お互いに本音が話せる存在。

 

いかがでしょうか?
ゴジゲンをご存じない方には、難しかったでしょうか?
おまえらのプライベート情報は知らんがな!
お叱りごもっともでございます!
そこで、ゴジゲンの劇団員をサクッと、ほんとサクッとご紹介!
松居大悟(35)ゴジゲンの主催。ミンティアが好き。天パー。
本折最強さとし(37)最年長。バードウォッチングと相撲が好き。直毛。
善雄善雄(35)機械、料理、漫画あらゆるジャンルに精通。直毛。
目次立樹(35)小室ファミリーに憧れる米農家のせがれ。直毛。
東迎昂史郎(33)ジャッキー・チェンに憧れ石垣島から上京。ギャグ&いじられ担当。角刈り。
奥村徹也(31)最年少。劇団献身の主催。ツッコミ担当。天パ―。

どうでもいい情報でしたね!
しかし、大ヒントがでました!
おそらく、欽一、曽川、大成あたりの答えがでたのではないでしょうか?

それでは、ラストヒントに参りたいと思います!

 

ヒント③:私服

大ヒントです。
衣裳が…近いです。
となると、あの役はあの人で、最後のなんかやばい顔しているあの人は…消去法でお分かりいただけると思います。

え~、みなさん気になっているかと思いますが、
下の写真の上段中央の本折最強さとしが、まるで気が狂ったジム・キャリーのような表情をしておりますが、意図は全く不明です。
本編にはまったくそんなシーンはございません。
どうかお気になさらず。

みなさんお楽しみいただけたでしょうか?
ここまで明かしといて、答え合わせも必要ないかと思いますが、一応ラストに載せておきます。
ぜひ、映画本編は4/29に全国公開ですので、楽しみにしていてください。
その公開前にですね、
ゴジゲンの新作公演「朱春」を4月1日(木)~11日(日)に上演いたします!

 

目次立樹 プロフィール
1985年10月29日生まれ。島根県 出身

2008年、松居大悟と共に劇団ゴジゲンを旗揚げ。全作品に出演している唯一の人物であり、舞台上では圧倒的な存在感を放つ欠かせない存在。出演作に映画『アルプススタンドのはしの方』(20/城定秀夫監督作)、『くれなずめ』(21/松居大悟監督作)、『幕が下りたら会いましょう』(21/前田聖来監督作)など。脚本作to R mansion「にんぎょひめ」、脚本・監督作『はたらかないせんとうき』(21年4月公開)などクリエイターとしても活動中。

 

(答え合わせ)
目次立樹⇒同役 奥村徹也⇒藤原季節 善雄善雄⇒成田凌 本折最強さとし⇒若葉竜也 東迎昂史郎⇒浜野謙太 松居大悟⇒高良健吾