劇場を舞台に殺人事件が発生!予測不能なミステリー・ミュージカルコメディ作品
2022年2月・3月に東京国際フォーラムホール C 、新歌舞伎座、愛知芸術劇場大ホールにて上演されるコメディミステリーの傑作ミュージカル『カーテンズ』。その新ビジュアルが公開になった。
『カーテンズ』は2007年3月にブロードウェイで開幕。
2007年のトニー賞では、主演のデビッド・ハイド・ピアーズが主演男優賞を受賞した他、作品賞、脚本賞、作詞作曲賞、演出賞、主演女優賞、助演女優賞の計8部門でノミネート。日本では 2010年に東山紀之主演で上演された。今回、全くの新演出、新カンパニーでの上演となり、城田優が演出・主演を務める。
共演に、ミュージカル初挑戦となる櫻坂46のキャプテン菅井友香、三浦翔平に加え、瀬奈じゅん、原田薫、岸祐二、宮川浩と日本のミュージカル界を代表する豪華な俳優陣が並ぶ。バンビ役にはオーディションにより中嶋紗希が抜擢。
劇場で起こる殺人事件(しかもコメディ)、観客も事件に、そして笑いの渦に巻き込まれること間違いなし。期待は十分だ!
『カーテンズ』は、1959年の港町ボストンが舞台。ボストンはニューヨークの北東に位置するマサチューセッツ州の州都で、アメリカの中でも最も古い歴史都市の一つ。今では芸術や教育が盛んな文化都市として有名だが、実は第二次世界大戦以降、工業力の低下とハイウェイの発達による街の郊外化が進み、旧市街は衰退を極めていた。そこで 1950年代の末から未来を見据えての再開発が始まる。ファッションも然り。特に女性の服装はレディライクでウエストを大きく絞った曲線的なスタイルから、フェミニンでスリム、直線的な現代のスタイルへと変化しつつあった。このビジュアル同様、『カーテンズ』はアメリカの古き良き薫りと、これから大きく躍動していこうとする革新へのエネルギーが共に生きた作品と言える。