「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」開幕!公開ゲネプロ写真&キャストコメント到着

写真:岡千里

大人気ファンタジー小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」原作の冒険コメディミュージカル!――実力派キャストで作り上げる神たちの世界。日本初上陸!!

 本作は、アメリカの人気作家リック・リオーダンにより2005年から2009年にかけて年一冊ずつ発行され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれた大人気ファンタジー小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズの第1作を原作としたミュージカル。
 主演に「Le Fils 息子」や「M.バタフライ」に出演するなど、確かな演技力を培い、初のミュージカル出演となる岡本圭人、近年では連続テレビ小説 「エール」でヒロインのライバル役を務め注目を集めた小南満佑子、高身長に端正な顔立ちで抜群の存在感と確かな演技力で数々の舞台やミュージカルに出演している水田航生、魅惑の美しく甘い歌声を持ち数々のミュージカルに出演する宮原浩暢、宝塚歌劇団雪組のトップスターを務め、2014 年に退団、その後ミュージカルやストレートプレイ、朗読劇など幅広く活躍する壮一帆、ほか、木内健人、菜々香、小野妃香里、村井成仁、Ema、横山賀三、小原和彦、実力と個性あふれるキャストが神々と人間が繰り広げる、素敵な冒険の旅へと連れていってくれる。
 9月21日に東京・有楽町よみうりホールで開幕した本作のキャストコメントをお届けする。

キャストコメント

岡本圭人

子供の頃から大好きだったパーシー・ジャクソンを自分が演じることになるなんて、と最初は不安やプレッシャーでいっぱいでしたが、素敵なキャスト・スタッフの方々とお稽古をしていくうちに、パーシー自身の持つ勇気や強さが、自分自身の中にも湧いてきました。この勇気をたくさんの方に届けたいと思います。とてもギミックの多い作品で、稽古中みんなで話し合って創り上げていきました。そして、心に響く曲がたくさんあって、初めて生バンドの演奏で歌ったときに、感情が高まり、この作品の力はこれだ!と感じました。冒険の旅を届けられるよう、一生懸命頑張ります。劇場でお待ちしています。

小南満祐子

今日初日を迎えられてとてもワクワクしています。普段は力強く正義感の強いアナベスですが、脆さや弱い部分もあって、仲間と旅に出ることで強くなっていくので、成長していく部分をお客様に伝えられるよう演じたいと思います。力強い役は初めてなのですが、素の自分で演じられていると思います(笑)。岡本さん演じるパーシーがお稽古場でも皆を引っ張ってくれていたので、相乗効果でエネルギーが高まっていい作品になっていると思います。12色の個性豊かな役が冒険を彩りますので、楽しんで頂けたらと思います。

水田航生

こうして初日の幕を開けられることは奇跡のようなことで、とても幸せです。僕の演じるルークは、顔にも心にも傷がある半神半人ですが、作品に出てくる役の中で一番人間らしい役です。キャラクターへのアプローチの仕方など皆で意見を出し合いながら笑いの多い現場でした。ルークの人間くささを最後のシーンにぶつけたいと思います。「盗まれた雷撃」の如く、お客様の心を盗んでいきたいと思います!宜しくお願いします。

木内健人

この間稽古が始まったような気がして、今日が初日ということがまだ信じられません。役へのアプローチや感情の作り方などを皆でアイデアを出し合って、作品を作っていくクリエイティブなお稽古場でとても楽しかったです。パーシーの親友でありボディガードとしてパーシーのやり遂げたいことを叶えたい、そして一人前になりたいという臆病者を楽しんで演じていきたいと思います。

宮原浩暢

この作品はみんなで作る舞台で、芝居を根っこから学んできた圭人君が皆を引っ張ってくれていて皆が素晴らしく高めあって面白い作品となりました。僕は子供を演じませんが、茶目っ気のある良い先生だと思ってもらえるような先生を演じたいと思います。神々の話でありますが、難しい話ではないので、是非、親子で楽しんで観ていただきたいです。お客様の反応を感じながら幕が開いてからも成長していきたいと思いますので、どうぞ期待していてください。

壮一帆

やっと初日を迎えられるという期待で胸がいっぱいです。お客様の反応を見ながら色々と変化していくんだろうなと思うととても楽しみです。マスクをしていますが面白いと思っていただければ笑って、ストーリーに参加していただきたいです。色々と迷いながら息子を愛していく、という役ですが、誰よりも早く稽古場にきて一番最後に帰る圭ちゃん(岡本圭人)を見守ってきた母として、役を深めていきたいと思います。母親役で我慢している分、他の役ではっちゃけている壮一帆を楽しんでいただければと思います。

あらすじ

 パーシー・ジャクソン(岡本圭人)は、母サリー(壮一帆)と暮らしている。 本人は至って真面目に生活しているつもりなのに、なぜか何度も学校を追い出されるという境遇。そして今回も、とある出来事をきっかけに停学処分を受けてしまう。落ち込むパーシーを、親友グローバー(木内健人)と、ラテン語教師のブラナー(宮原浩暢)が気づかう。
 学校に行けないパーシーは、サリーの勧めで“サマーキャンプ”に参加することに。なんとそこは、神を親に持つ“半神半人”の少年少女たちが戦い の訓練をする場だった。驚くパーシーだが、知恵の女神アテナの子・アナベス(小南満佑子)や、伝令の神ヘルメスの子・ルーク(水田航生)たちとの関わりの中で、自分が海の神ポセイドンの子だと知る。初めて父のことを知ったのも束の間、その生い立ちからパーシーはあらぬ疑いをかけられ……?ぬれぎぬをはらすため、大切なものを取り戻すため、自分の強さを証明するため、それぞれの想いを抱え、パーシー、アナベス、グローバーの3人は今、冒険の旅に出る。