6月後半、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音のソロコンサート、『REON JACK3』の発表会が行われた。

前回のREON JACK2が終了した後、「とても満足度が高くて燃え尽きてしまった。しばらくはできないな。」と思っていたと話す柚希。しかし、様々な作品で女優として挑戦している中で、役を突き詰めていく芝居とは異なり、自分自身と向き合っていくことのできるコンサートをもう一度やりたいと考えたという。

「コンサートは『今の柚希礼音』を表現することのできる場所。」と語った柚希。ミュージカルや舞台で活躍し、日々さらなる成長を遂げる柚希の、今回のコンサートにかける思いを聞いた。

――前回のREON JACK2との違いは？

柚希「大貫勇輔さん、SHUNさん、YOSHIEさん、クリスティアン・ロペスさんに前回に引き続き出演をしていだきますが、今回はゲストという形ではなく、今回はもっと一緒にパフォーマンスをしていきたいと思っています。これまでご覧いただいていない方でも、問題なく楽しめる作品となると思います」

――ダンサー柚希礼音について聞かせてください。

柚希「他の舞台でも、REON JACKほど踊ることはないので、もう一度ダンサーとしての身体を作り直さなくては、と思っているところです。ダンスの中でも、宝塚でリフトを“する側”だった経験のおかげで、どうやったらリフトする側に負担がかかりにくいかなどわかるので、“される側”となった今もとても役に立っています」

――これまで沢山のコンサートを経験してきたことが役に立っていますか？

柚希「役に立っていますね。コンサートを経験することで、ファンの皆様にもこれまでよりもう一歩踏み込んだ柚希礼音を知ってもらい、向き合っていくことが出来るようになったと思います」

――REON　JACK3での挑戦は、どのようなものに？

柚希「挑戦だらけになると思いますが、苦しんでする挑戦ではなく、肩ひじを張らずに楽しんで挑戦をしていきたいと思います。また、愛に溢れたお客様との心の通い合いを感じたいです」

――ファンの方へ一言

柚希「REON JACK1、2を沢山の方が観に来てくれて、応援して下さったおかげで、今回もまたREON JACK3を上演できることとなりました。舞台やコンサート、様々なことに挑戦している私を応援してくれる皆さまあってこそのREON JACK。私にとってもファンの皆様にとっても幸せな空間になるといいなと思いますので、楽しみにしていてください」