写真左から、有栖川 帝統:滝澤 諒、毒島 メイソン 理鶯:バーンズ 勇気
Ⓒ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
シブヤVSヨコハマの真っ向勝負にワクワクする
武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクで、言葉で戦う世界を舞台に男たちがラップバトルを展開する大人
気の舞台、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stageの新作《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》が、2023年3月に上演される。本作でバトルを繰り広げるシブヤ・ディビジョン“Fling Posse”有栖川帝統役の滝澤諒と、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”毒島 メイソン 理鶯役のバーンズ勇気が、『ヒプステ』への熱い思いを語ってくれた。
バーンズ この舞台ならではというか、稽古場で落ち込むことがあったとしても、そこで答えが見つかるし、ずっと楽しいんですよ。常に行きたくなる現場です。
滝澤 うん。楽しくもあり、プロフェショナルを感じる現場でもあります。学びや発見が多いです。
滝澤は2020年から、バーンズは2019年から、それぞれ出演している『ヒプステ』の魅力についてこう語る。
滝澤 一言でいうなら華のあるエンターテインメント。派手できらびやかで、原作をあまり知らない方でも、圧倒されるパワーのある作品です。僕自身、毎回すごくワクワクしながら参加させて頂いている舞台なので、そのドキドキ感がお客さんにも伝わると思います。
バーンズ 一番はラップ。唯一無二の魅力だと思います。楽曲もいいし、言葉も素晴らしいことを言っているし、パンチラインも韻を踏みつつ、すごい言葉をハメたりしているので。キャラクターそれぞれのラップの仕方にスタイルがあるから、そこも面白いと思う。
滝澤 最近、思うんですけど…、どこで練習してるんだろうってくらい、みんなラップがうまくなってる(笑)。
バーンズ それ、絶対あるね(笑)。
帝統と理鶯は所属するチームは違うものの良好な関係。お互いの役柄についての印象を聞くと――。
バーンズ 僕は、ちょっと抜けてる部分が自分と似てる気がして、帝統が一番好きなキャラなんですけど、それを普段はしっかり者の“たきりょう”(滝澤)が、完璧に演じていてハマりすぎで。稽古場で何回同じシーンをやっても、ずっと笑っていられる自信あります(笑)。
滝澤 ハハハ。バーンズくんも理鶯さんにすごくハマっていると思う。理鶯さんの魅力は包容力ですけど、そこにプラスアルファで普段から愛され上手なバーンズくんだからこそ表現できる、理鶯さんになっていると思います。
また、シーンとしては描かれていないが、過去の公演で帝統と理鶯が絡んでいることも明かしてくれた。
バーンズ 料理が得意な理鶯が、帝統にトカゲを食べさせようとしたり、地味に舞台の端っこで、細かい絡みを2人でやっています(笑)。
滝澤 次の公演でも、一緒に何かできるといいですね。
2023年3月の新作での、シブヤ・ディビジョン“FlingPosse”とヨコハマ・ディビジョン”MAD TRIGGER CREW”のガチの勝負が待ち遠しい。最後に2人からの熱いメッセージをもらった。
滝澤 シブヤとヨコハマの真っ向勝負がどう表現されるのか、今からワクワクしますし、鳥肌が止まらないです。
バーンズ track.1からやってきているので、その時からの思いを全部爆発させられたらいいなと思っています。
インタビュー&文/井ノ口裕子
※構成/月刊ローチケ編集部 11月15日号より転載
掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【プロフィール】
滝澤 諒
■タキザワ リョウ ’98年生まれ。神奈川県出身。近作に『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the
Stage《Rep LIVE side F.P》、『SK∞ エスケーエイト The Stage』The First Part〜熱い夜のはじまり〜 など。
バーンズ勇気
■バーンズ ユウキ ’92年生まれ。神奈川県出身。近作に『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Rep LIVE side M.T.C》、『同』Rule the Stage-Battle of Pride-など。