うらじぬのが初めてのひとり芝居に挑む!『押忍、わたしたち』がBUoYにて開幕!

2023.04.14

写真: 中島花子

俳優・うらじぬのにとって初めての挑戦となる、ひとり芝居『押忍、わたしたち』が東京・BUoYにて開幕した。

ドラマ『ブラッシュアップライフ』に出演、さらに8月公開予定のふくだももこ監督の映画『炎上する君』では主演の梨田役など数々の作品で存在感のあるキャラクターを演じてきたうらじぬの。今回の主人公は、地方から上京したフリーター・宇野千世子(33歳)。銭湯でのバイト終わりに、別の暮らしを営む自分の“妄想”を繰り広げていくことが彼女の楽しみである。シンガー、ナース、専業主婦…。そんな中、銭湯の取り壊しが決まり、千世子の楽しみの時間も無くなってしまうことになり―――。もともと銭湯だったというBUoYの空間を活かした演出も見どころの一つ。

脚本・演出にはピンク・リバティを主宰する山西竜矢が担当。劇団子供鋸人にて同じ劇団員として活動を共にしていた旧友ならではの、ユーモアに溢れた作品がここに誕生した。「ひとり芝居をやろう!」と、表現者としての覚悟を決めた気持ちも感じ取れる作品となっている。うらじの新しい挑戦を目に焼き付けてほしい。 『押忍、わたしたち』は、東京・BUoYにて4月16日(日)まで上演される。

このたび、開幕に際して企画・出演:うらじぬの からコメントが届いた。

企画・出演:うらじぬの コメント

色々と思う事が増えた今、
ここはひとつ、自分と打ち合わせないといけない。
そしてせっかくならばそれは、演劇という形で、お客様を楽しませられるひとつの作品として昇華したい!

そんなむちゃくちゃなことを、友人であり、信頼する表現者でもある山西竜矢くんに寄りかかりまくる形で相談し、今回の企画が立ち上がりました。
その後、頼もしいスタッフ・関係者の皆さまに支えて頂き今日の本番を迎えられたこと、感謝の念に耐えません。

皆様にとってこの作品が、
銭湯の湯のような、ひとっ風呂浴びて少しだけ元気になって、
そして明日もいっちょやったるかーな存在に少しでもなれたらいいなと思っています。

ふんばって生きるすべてのいきものに!
押忍!!!