ダンスに芝居に活躍を見せるジャニーズ事務所の4人組アイドルグループ、ふぉ～ゆ～（福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介）が、7月28日(金)～7月30日(日)まで大阪・新歌舞伎座で主演舞台『SHOW BOY』を上演する。そのPRを兼ねて、5月29日(月)、ふぉ～ゆ～の福田悠太と越岡裕貴が来阪。大阪市内で取材会を開き、2年ぶり3度目の上演となる『SHOW BOY』に対する思いや、ふぉ～ゆ～としての意気込みを語った。

福田はキャバレーの裏方で元実力派ダンサー役、辰巳は失敗ばかりの見習いマジシャン役、越岡は全財産を失い、船内で出会った少女に翻弄されるギャンブラー役、松崎は騒動に巻き込まれる中国人マフィア役を演じる。

今回のステージでのそれぞれの見せ場について福田は「自分はキャバレーで働く裏方を演じており、元ダンサーという役なのでダンスが見どころ。タップダンスを披露します」と明らかに。越岡は「全財産を失い、船内で出会った少女に翻弄されるギャンブラーを演じています。ステージ上でピアノを披露したり、少女と連弾するところが見どころです」と語った。

今回で『SHOW BOY』は3回目、再々演となるが、2019年に東京・シアタークリエにて初演を経て、ふぉ～ゆ～としての成長も感じられたという。

福田は「もともとふぉ～ゆ～というグループは4人集まったらすごいぞ！というグループではない。ポンコツの集まりで、たまたま名前に『ゆう』という文字がついたからこの4人で結成されたんです」と謙遜していたが、「ステージに立って何かをするということに関しては打ち込む熱量は変わらない。その熱量を持つ4人がいるから、さらに自信になる」と意気込んだ。

一方の越岡は「4人で1つの作品を作る時は4人で結束して頑張らなくてはいけないし、みんなが同じ方向を向いて努力をしないといけない」とふぉ～ゆ～の4人でいること、作品に対する思いを語った。

『SHOW BOY』での4人の葛藤と苦悩が、ふぉ～ゆ～の葛藤と苦悩として表現されていることから「よりリアルな演技として表現されている」と話す二人。「『SHOW BOY』は自分たちが歩んできた辛いことも、エンタメとして見せられることを教えてくれた作品」と福田が語れば、「笑いに変えるだけじゃなくて、この作品に勇気をもらっている。エンタメの力で寿命が延びるみたいな、こんな自分でもみんなを元気付けられることを仕事にしていると考えさせられる」と越岡。この取材会で福田と越岡が語ってくれた話から、ふぉ～ゆ～のこの作品に対する自信・意気込みをひしひしと感じ、期待で胸が膨らむ。

本公演は、 7月28日(金)からの大阪公演のほかに、7月1日(土)～ 7月21日(金)東京・シアタークリエ、8月には愛知でも上演を予定している。4人が魅せる彼らにしか表現できないエンターテインメントの世界観は、是非劇場で体感を！！