2023年7月 高橋悠也×東映シアタープロジェクトTXT vol.3「TQY」上演決定!

2023.06.11


Q『あなたの人生の中で一番心に残る玩具はなんですか?』

2023年7月9日(日)~19日(水) 東京・よみうり大手町ホールにて、高橋悠也×東映シアタープロジェクト TXT vol.3「TQY(トイ)」を上演することが決定いたしました。

本作は、高橋悠也×東映シアタープロジェクト TXT vol.1「SLANG」(19年)、vol.2「ID」(21年)に続く、“TXT(テキスト)”シリーズの第三弾作品となります。“TXT(テキスト)”とは“高(T)橋悠也と東(T)映が掛(×)け合わさった「言葉を生業にする者の作品」の意。現在、テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーギーツ』をはじめ、『仮面ライダーゼロワン』、『仮面ライダーエグゼイド』ら仮面ライダーシリーズでメインライターを務める「高橋悠也」と、仮面ライダーシリーズを手掛ける「東映」が手を組み、新たなコラボレーション作品を生み出していくプロジェクトであり、高橋悠也が描く完全オリジナルの新作となります。

今作は、色とりどりのTOYが溢れる一室で繰り広げられる密室推理劇。人の心の中に宿るTOYを解き明かす新感覚サスペンスに、高橋悠也がある一種の哲学とファンタジーを加え、現実(リアル)と物語(フィクション)が交錯するドラマを言葉巧みに表現し、新たな演劇作品を生み出します。テレビや映画ではなく、演劇ならではの劇場でのライブ体験で生まれる“言葉”を観客の皆様にお届けいたします。

気になる出演者は近日公開を予定しております。また公演内容やチケットの販売等、本作の詳細は随時、本作特設HP(https://www.txt-theater.jp/)にてアップしていきます。
高橋悠也と東映が生み出す新たな演劇作品にご期待ください。

 

作・演出「高橋悠也」について

劇団UNIBIRDを主宰し、その舞台作品全ての脚本・演出を担当。「ルパン三世」「ドラえもん」などのアニメや「金田一少年の事件簿N(neo)」「相棒」などのテレビドラマの脚本を数多く手掛けている。「仮面ライダーエグゼイド」で仮面ライダーシリーズにメインライターとして参加し、テレビ本編全45話、劇場版、 Vシネマなどを1人で書き上げた。 その後、「仮面ライダーゼロワン」、そして22年9月から放送の「仮面ライダーギーツ」のメインライターとして参加。 その他、ビッグガンガン「モンスタブー」の原作やTVアニメ「SELECTION PROJECT」のシリーズ構成・脚本を手掛けるなど、常に新たな挑戦と創作を続けている。

 

Introduction

TOY
【名詞】 おもちゃ。あるいは、くだらないもの。安っぽいもの。
【動詞】 もてあそぶ。戯れる。

Q
【名詞】 問い

色とりどりのTOYが溢れる一室で繰り広げられる密室推理劇。
ある殺人事件の真相を巡って、個性豊かな登場人物がお互いを疑い合う。
やがて思いがけない事実が次々と判明し、物語は二転三転。
そして部屋に置いてあるTOYの本当の意味が判明した時、
密室推理劇が繰り広げられていたもう一つの理由へ観客を引きずり込んでいく。
人の心の中に宿るTOYを解き明かす新感覚サスペンス。

警告

この玩具は人を傷つける危険がありますので、
取り扱いには充分ご注意下さい。

 

STORY

色とりどりのTOYで溢れる一室 。
そこに集められた6人の男。誰もが TOY で遊ぶことを卒業した大人たち。

その部屋はある不審死事件が起きた現場──いわゆる事故物件だった。
集められた彼らは皆、その部屋を出入りしたことがある事件の重要参考人であり、その部屋の大家に仕組まれて集められていた。
彼らに課せられたのは不審死事件の真相解明。
この問題を無視できないそれぞれの事情を抱えた彼らによる舌戦が繰り広げられる。

やがて彼らは部屋に仕組まれた秘密に気付いていく。

──やがて浮き彫りになるのは、人を玩具のように弄ぶ者の業。
──大人になっても心の中に住んでいる子供は、純粋に、残酷に、玩具を弄ぶ。
──玩具を手放すことが、僕たちの生きる道なのか?