あの『熱血!ブラバン少女。』が、博多座25周年記念作品として新たに生まれ変わる!
博多華丸はじめ豪華キャストと精華女子高等学校吹奏楽部の夢の共演が再び
福岡が誇る吹奏楽部の名門校・精華女子高等学校。彼女たちの演奏にインスピレーションを受け、2017年3月博多座で舞台『熱血!ブラバン少女。』が上演された。その舞台で、低迷した吹奏楽部の熱血コーチ役を演じたのが博多華丸。ラストを飾る演奏シーンでの華丸の堂々たる指揮と精華女子高等学校の現役吹奏楽部の生徒たちとの見事なハーモニーは大きな話題となった。
あの感動から7年…。この度博多座25周年記念作品として『新生!熱血ブラバン少女。』が新作として生まれ変わり、2024年4月6日(土)~21(日)に福岡・博多座で上演。続いて、4月26日(金)~28日(日)には大阪・新歌舞伎座でも上演されることが決定している。
脚本は、気鋭の劇作家・演出家として活躍するG2。また、演出は博多座そして華丸とも初タッグとなる加納幸和(花組芝居)。どんな化学反応がおきるのか、期待も高まる。
出演者は、今回で5度目の博多座主演を務める博多華丸をはじめ、開場25周年にふさわしく、豪華な出演者が勢揃い。元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずる、前作に引き続き出演の星野真里、宇梶剛士、斉藤優(パラシュート部隊)。花組芝居より、小林大介。そして、舞台『大奥』をはじめ数々の博多座上演作品にて存在感を見せた浅野ゆう子。さらには、博多座初出演となる吹奏楽部部長役の鈴木梨央、部員役には森保まどか、上西怜(NMB48)他、オーディションで選ばれた古川あかり、神田朝香ら7名が出演し楽器演奏にも挑む。また、今回も精華女子吹奏楽部の現役メンバーのゲスト出演が実現!
博多座25周年分の感謝をこめて、未来へ贈る新作『新生!熱血ブラバン少女。』。青春が奏でる奇跡のハーモニーは観るものを新しい時代へと誘う!笑いと涙、愛と感動に溢れる熱い最新作に乞うご期待!!
なお、本公演について、博多華丸からのコメントが到着した。
博多華丸 コメント
こんにちは、博多華丸です。5回目になる座長公演をすることになりました!よっぽど4回目までが好評だったのでしょうか(笑)。
7年前に、わたくしが2回目の座長公演としてやらせていただいた作品が新たに生まれ変わって、福岡・博多座と大阪・新歌舞伎座に登場します。
博多座の公演は、定期的な人間ドックのようなものですので、身が引き締まる思いです!
今回も精華女子高等学校吹奏楽部の皆さんが参加してくれるので、前回同様女子高生のご機嫌がこの作品の一番大事なところになってきますので、損ねないよう、そこに全力で臨みたいと思います。共演の方々はね、大人ですから、各自で頑張っていただいて(笑)。
これまで、坊主頭や指揮者、タップダンスなどなにかに挑戦することが多いのですが、今回はまだなにもお題をいただいていないので、ついに演技で勝負するときが来たかと。前回の方がよかったねとはならないように頑張りますので、ぜひご期待していただけたらと思います。劇場でまっとりま~す!
あらすじ
九州にある西北女子学園吹奏楽部は、全国大会常連校として名を馳せた名門。だが、部員数の減少や練習時間の制限により、その面影を無くしつつあった。
吹奏楽部の歩みと共に活気づいていた地元商店街も、かつての賑わいは鳴りを潜め、シャッターで閉ざされた店も多く出てくるほどに…。
この状況を知ったある男が立ち上がる。スポーツの世界で数々の結果を残してきた名インストラクター、梅野夢雄(博多華丸)。梅野は「今までスポーツで培ってきたものを活かせばきっと音楽もやれるはずだ。」と、巧みな言葉とトレーニング方法で、やる気を引き出し、生徒たちの演奏を独自の方法で導いていく。次第に商店街の人々も西北女子の復活に期待を抱くようになる。
コーチを信じて練習に励み、上達していく部員たち。しかしある噂が持ち上がる。
「梅野コーチは音楽に関しては全くの素人らしい。」
果たして吹奏楽部の未来はいかに・・・。