劇団プレステージ 第10回公演「Have a good time?」大歓声に迎えられ開幕

MAIN

8/12(水)より新宿・紀伊國屋サザンシアターにて劇団プレステージ 第10回公演「Have a good time?」東京公演がスタートした。

今作は2012年8月に学芸大学・千本桜ホールで上演され、その当時の劇団史上最大の動員を記録した代表作というだけあってファンから再演を熱望されていた作品。

「劇団プレステージは男20人のむさ苦しい、部活感あふれる熱い劇団です!(高橋秀行)」と自らアピールする彼らにとって2005年にユニットを結成後、千本桜ホールを経てCBGKシブゲキ!!を経て結成10年目の今年、初の大阪公演、そして紀伊國屋サザンシアターで15公演という満を持してのチャレンジとなる。

「僕たちのこれまで、そしてこれから先の劇団プレステージの可能性が広げるためには、無謀かもしれないけれどここでチャレンジするしかないんです。総力戦で必死で頑張ります。」
自らもTVや舞台で活躍するリーダーの今井隆文は再演が決まった当初、固い表情でそう話していた。今井、そしてパフォーマンスの振付を一手に担う風間由次郎は自ら出演するのはもちろん、今作で演出を務めるほさかよう(空想組曲)をはじめ制作スタッフとの打合せもこなし、プロモーション活動も全面的に行うなど今作にかける意気込みはただならぬものだったに違いない。

SUB1

「Have a good time?」
アイドルを目指して10年地道に活動を続けている“ちょっと年齢も高くなりつつある、売れない5人組”東京オードルが、敏腕(?)マネージャーに振り回されながらも一発逆転を狙って韓国へ渡り、見違えるほどの整形手術を経て超人気韓流アイドル・ReBirth(リバース)へ生まれ変わる。10年夢見てきた念願の“売れる”という現実を目の前に5人はどうなっていくのか――。

紀伊國屋サザンシアターという500席近い大型劇場のステージに初めて立つメンバーも多いなか、劇団プレステージ創設当時のメンバーである向野章太郎、髙頭祐樹、そして大村学の存在感ある演技が光る。笑いあり、ホロッとさせられる場面あり、そして全員がステージに登場して全力で踊る姿は素直に感動をもたらすに違いない。

SUB2

無事に初日を迎え、東京では初めてとなる舞台挨拶で今井は客席に向かって「ありがとうございました、この日を迎えられたのもご来場頂いた皆さまのおかげです、本当にありがとうございます」と繰り返し感極まっていた。その姿を見て初日を心待ちにしていた観客からの温かい、そして盛大な拍手が鳴りやまなかった。

「舞台を観たことがないという方にも、本当に楽しんでもらえる作品を作っています。ぜひこの機会にお友達を誘って、もちろんお一人でも大歓迎なので僕たちの舞台で“初舞台”を体感してください」と猪塚健太。
「劇団プレステージという新しいジャンルを確立できると思っています。劇団プレステージ一番の自信作です」と平埜生成。

劇団プレステージ 第10回公演「Have a good time?」は8月23日(日)まで新宿・紀伊國屋サザンシアターにて上演中。チケットは各公演残りわずか。当日券情報はオフィシャルホームページで確認を。

>>劇団プレステージ