2015年12 月15日（火）～12月20日（日） シアター711.にて開幕
舞台「俺と世界は同じ場所にある」
溝口琢矢×富田健太郎×三村和敬×石原壮馬 （前編）
｢仮面ライダーゴースト｣でシブヤを演じる溝口琢矢、モデルとしても活躍、現在（トルツメ）舞台「十五少年漂流記」で主演を果たした富田健太郎、舞台「大逆走」の演技が好評だった三村和敬、そして劇団プレステージから最年少の石原壮馬という同世代の若手俳優4人が等身大で演じる青春群像劇。舞台にかける意気込みを聞きました！
―4人で一緒に舞台に立つのは初めての経験だと伺いましたが、今作への出演が決定した時の感想を教えて頂けますか？
石原壮馬 僕は劇団プレステージのメンバーの中で一番年下なので常に先輩方と一緒にいるのが普通なんですが、こんな風に同年代のメンバーだけで芝居をするのは初めてなんです。だからスゴく新鮮だなと思いました。
三村和敬 「今度舞台やるって言ったっけ？伝えてなかったかな？」ってマネージャーさんから言われて「聞いてないですよ！」みたいなところから始まりました（笑）。素直に嬉しかったです。絶対に楽しい現場になるという確信がありました。4人だけの芝居だから自分の演じる役割もたくさんあるだろうし、とにかく頑張るほかない！と思いました。
富田健太郎 これまでもそうですが、僕らはたくさんのオーディションに参加するので最初にこの作品の連絡をもらった時、僕は「オーディションはいつですか？オーディション頑張ります！」って返したんですよ。そしたら「もう出演決定しているからオーディションは無いよ」と言うので、オーディションを受けずに出演が決定しているなんて、いったいどういうことなのか本当にビックリしました。出演者を聞いたらこの4人ですし、いつか同世代のメンバーと舞台がやれたらいいなと思っていましたが、もっともっと先の夢だったのでこんな急に実現するとは想像していませんでしたし、嬉しいのはもちろんですが驚きの方が大きかったです。
溝口琢矢 確かに「本当にやらせてもらえるのかな？大丈夫なのかな？」っていうのが最初でした（笑）。僕も最初に話を聞いてからその後もう一度マネージャーさんに連絡して確認したくらいです。いつかはこんな作品をやれるようになりたい、と思っていたけれどまさか今、それもこの4人で舞台に立てるなんて想像さえしていなかったので急に夢が現実になって驚きました。嬉しいという感情のピークを越えたら今度はプレッシャーが・・・（笑）。
石原 本当にそうだよね。僕たち自身、当然頑張ろうと思っていますし気持ちの部分ではかなり燃えていますが、自分たちが本当にどこまでできるのか不安もたくさんあります。4人で意見を出し合って一生懸命稽古して、持っている全てを出すのはもちろんですが、見て頂いた方に「成長したね」と言って頂けるように必死で頑張るしかないです。
三村 これまでもいろんな作品に出演させて頂いているとはいえ、圧倒的に経験が少ない僕たちですから演出家のハセガワアユムさんはもちろん、見てくださる方たちが求めるものにちゃんと応えられるのか、どうしたらその期待に応えられるのか考えてしまいます。でも4人で力を合わせて絶対にいい作品にするんだ！という思いの方が強いです。
富田 稽古でどこまで詰めていけるか。4人でぶつかることも怖がらず、いい作品を作るという共通の目的に向かって頑張るのみです。そういう覚悟と強い気持ちを持って全力でぶつかっていきます！ということは一番伝えたいです。
溝口 そうだね。だって演じる僕ら以外のところは全てしっかり整っているわけだし、あとは舞台に立つ僕たち4人がどうなるかでこの作品の良さが決まると思うと大きなプレッシャーを感じてしまうけれど、きっとこの4人にチャンスをくれた人たちが僕らの可能性にかけてくれたと思うし、そのハードルを軽く超えていけるように4人で頑張ります！
―今作は上京して出会った4人の若者がいろんな経験を通して成長し、それぞれの道を歩んでいくという群像劇と聞いています。皆さんにもかけがえのない仲間、親友、悪友などいると思いますが、学生時代は男友達、女友達、どちらが多いタイプでしたか？
石原 僕はほとんど男友達しかいなかったですね。今でこそ誰とでも話せるようになりましたが、当時は人見知りだったし女友達は本当に限られてました。
三村 僕も男ばっかりだったな・・・
富田 僕は男女問わずすぐに仲良くなれるタイプですが、一緒に遊ぶのはほとんど男ばっかりでしたね。自転車で熱海まで行ったり、男同士で集まって遊ぶのが今でも大好きです。
溝口 僕は当時学校にいた人とは全員と話してますし、一方的に僕が友達だと思っているタイプでした（笑）。教科書を忘れた時も自分のクラスじゃなくて隣のクラスの人に声をかけて借りてたくらい、いろんな人と話したいと思っていましたね。
石原 それはスゴイな、僕の真逆ですね（笑）。僕なんて学生時代に女子としゃべった記憶がほとんど無い・・・。たぶん相手は友達だよね、的な感じで声をかけてくれていたと思うんですが、僕は全然そんな風に思えなかったからちゃんと対応すらできてなかったし・・・。
溝口 学校の友達はもちろんだけど、今こうして集まっている4人とも一緒にレッスンしたり、オーディションに行ったり、ともに苦労している仲間だから長い付き合いになると思いますね。このタイミングで4人で舞台をやることになってますますそういうキッカケをもらったんじゃないかな。いろんな不安もあるし、プレッシャーもあるけれど「俺と世界は同じ場所にある」をいい作品にするという大きな目標に向かって、臆することなく4人でぶつかり合って高めあって、皆さんに納得して頂ける舞台を作りたいと思います！
【公演情報】
舞台「俺と世界は同じ場所にある」
日程・会場：2015/12/15[火]～20[日] シアター711
脚本：舘 そらみ
演出：ハセガワアユム
出演：溝口琢矢、三村和敬、富田健太郎、石原壮馬
★詳しいチケット情報は下記ボタンにて！