映画館並みの大迫力の音響から最新の照明機器までを完備した
新・博多座でスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』を堪能しよう !
↑ 写真は左から、博多座社長・芦塚日出美/福岡市長・髙島宗一郎/市川猿之助/平 岳大
芸どころ博多の文化施設として親しまれ、今年で開場16年目を迎える博多座。そんな博多座が先月、開館以来初となる大改修工事を行い4月1日にリニューアルオープン!そのリニューアル後の初上演作となるスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』が、4月30日まで只今絶賛上演中だ。その舞台の演出を務め、主人公ルフィ他3役を演じる市川猿之助と、エース役の平岳大が、開幕前日4月1日に行われた博多座リニューアル式典に役柄の扮装のまま登壇。式典には他にも、福岡市長や博多座社長らも顔を揃えた。
博多座社長の挨拶からは「舞台装置・照明・音響をあらゆる演劇・演出にも対応できるようにリニューアル工事を行い、東アジアの演劇文化の拠点・発信基地として今後も頑張っていきたい」と抱負が述べられ、福岡市長の挨拶では「今、福岡は海外も含め見込み観光客数を毎年更新し、航空路線も増えておりますし、博多に来たら博多座に来て、演劇文化に触れて頂けたらいいなと思います」と語り、“アジアの玄関口”福岡にある博多座への、九州のみならず日本の文化的発信地としての期待も感じられた。
また、リニューアル後初となる公演の座長を勤める市川猿之助は、「博多座は日本で一番スーパー歌舞伎に適した劇場です。そのリニューアル第一弾としてスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』を上演できることを大変嬉しく思っています。今回、稽古をさせて頂いて一番に感じたのが音響の素晴らしさでした。まるで映画館で見ているかのような迫力のある音響で、それも相まって舞台の仕上がりがすごく良くなっています。今回が今までで最高の形態でご覧頂けると思います」と、期待を裏切らない博多座での公演を約束してくれた。
最後に、博多座は初舞台となる平岳大も、「リニューアルおめでとうございます。私は2日前から博多入りをしており、まずは“おこぜ”のお刺身・唐揚げ・お味噌汁を頂き、昨日は水炊きを頂きましたので…準備は万端でございます(笑)!大好きな博多で一ヶ月公演が出来るということで大変嬉しく思っております」と、博多座公演が楽しみといった様子。
今後もあらゆるジャンルの舞台作品が予定されている博多座。「宙乗りの景色は博多座が一番」と市川猿之助に言わしめた博多が誇る劇場のリニューアル。その晴れやなリニューアルにふさわしい最高の舞台、スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』を最高の設備・芝居で堪能してほしい。チケットは残りわずか!ローソンチケットにて発売中!!(下記『チケット情報はこちら』参照)
【博多座のココがNEW!!】
左/博多織をモチーフとしたリニューアルカラーで統一 右/ 劇場周りのフラッグも一新
①音響
市川猿之助や博多座スタッフから一番に語られた博多座の最大の変化は“音響”。最新デジタル音響を導入し、劇場ではこもりがちの低音の響きがクリアに!歯切れのいい音の響きはライブ会場・映画館のような感覚に陥ること間違いなしとのこと。今後予定されている公演にも期待!
②照明
照明も最新の演出に対応できるものを完備!実際に、スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』の劇中ではプロジェクションマッピングが使われた場面もあり、会場内全体がその場面と一体となれる。今回の『ワンピース』では、その他の演出にも目が釘付けに!!
③売店その他
今回、客席・売店などもリニューアルされ、絨毯や座面の一部(1階席中央部分)が張替えられており、それらは今年度中に全面リニューアルされるようだ。また、喫煙所が3階のみになり、空いたスペースにはロッカールームが移動。ロッカー数も増え、手荷物が多くても預けられる場所が増えたことで一人でも多くのお客様が快適に舞台に集中できるようにと劇場の配慮が感じられる。また、細やかな部分でもリニューアルがされており、売店に設定されている台の側面が博多の伝統工芸品である博多織をモチーフにしたリニューアルカラーに!同じく会場入り口のフラッグも新たなものに変わっていた。そして、博多座通の人には一目瞭然?実は劇場スタッフの制服も変わっており、会場だけでなくスタッフも新しい気分で来場者を出迎えてくれる。
【公演情報】
スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』
公演期間:4/26[火]まで上演中!
※公演日時の詳細は下記「チケット情報はこちら」よりご確認ください
会 場:博多座
料 金:A席18,000円 B席9,800円 C席5,000円
※特Bの取扱いなし ※公演日時・席種によっては完売している日もございます