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こんにちは、根本です。
２７歳になりました。劇作家という枠で見ると２７歳はまだ若手なのだと思うのですが、世の中的に見たら２７歳はいい大人です。
１９歳で劇作をはじめたので、仕事先でも「えーまだＯＯ歳なの！？若いねー」と言われることが多いため、自分は若いのだ、と思いがちですが、いやいや待てよと。
２７歳って全然若くはないですよね。なかなかちゃんと大人です。あぶねーあぶねー、危うく周りの若いね発言に騙されて勘違いするとことです。

劇団をはじめた頃は本当に若かったし、もっともっとなんか早く本多劇場とかでやれるって思っていたんですよ。アホだったんで。でもまあ現実的に考えてそう簡単なもんじゃなかった。
こりゃイケるだろ！みたいな作品今までに何個もあったんですけど、なかなかそれだけで一気にわかりやすく売れるっていうのはないですよね。
そのたびイライラしたり、泣いたりなんかいろいろあったんですけど、でもそれでも毎回ちょっとずつ観に来てくれる人が増えて、今年ようやく夢の本多劇場で芝居が打てました。
私、あんまり嬉しさが顔に出ないんですけど、本当に死ぬほどうれしかったです。
旗揚げから７年というは早いのか遅いのかはわからないけど、でも確実に自分の力で本多に来た感が初めて自信になりました。（普段基本的に自信ない人間なんで。）

最近はずっと休まず芝居を作ってきたので、体とかも強くなって全然倒れたりしなかったのですが、さすがに今回は千秋楽の翌日全く動けなくって、倒れました。
プレッシャ―から解放された感が・・・（笑）
私はうまく力を温存するやり方でやってきてないから、常に全力で死ぬほど力を振り絞って、その私含めて面白いってやり方でやってきたから、そうじゃないと劇場に来た全員を楽しませられない。もちろん毎回毎回お客さんの理想も高くなっているからそのたび力を振り絞って根本勝利状態をキープしてきました。
でも、本多劇場やってみて、多分このやり方が通用するのもここまでだなとも思って。
更にまた新しいやり方を、もういい大人の２７歳からまた見つけて行きたいなと思える公演になりました。
具体的に何ってわけじゃないんだけど、このままやってると３０歳くらいまでしかもたないと思うから、一生続けるための新しいまた誰もやってないやつを手に入れてさらに最強になりたいもんです。
２７歳。いい響きですよね。なんか何か起こるのにちょうどいい年齢ですよね。
メジャーデビューとかね。私劇作家だからメジャーデビューないけど（笑）
あ、写真は本多劇場の場当たりで演出席に座る私。

根本宗子

Profile

根本宗子 ネモト・シュウコ

’09年に映画や演劇、俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」を卒業。

同年に劇団「月刊『根本宗子』」を旗揚げする。

これまで上演されたすべての舞台の作・演出を手がけるなど、

今、最も注目を集める作家のひとりとして活動を展開している。

－今後の活動－

【舞台・イベント】

●M&Oplaysプロデュース
『皆、シンデレラがやりたい。』
2017年2月 本多劇場
チケット一般発売：12月上旬予定

【その他】

●テストするモノ批評誌「ＭＯＮＯＱＬＯ」
根本宗子の愚痴聞き屋　～妄想モノ対談～　（2016年7月号～新連載中）
毎月19日発売
http://www.shinyusha.co.jp/~top/01mono/monoqlo.htm

●テレビ朝日「LoGiRL」生配信（毎週火曜日）
21：00～21：15　「ねもねも」根本宗子　冠MC
21：15～22：00　「ねむねも」夢眠ねむ×根本宗子　MC
http://logirl.favclip.com/

●WEBドラマ「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」
全話脚本を担当中
[映画]
DVD・Blu-ray発売中
http://jc-wc.com/
http://v.ponycanyon.co.jp/pickup/pcbg52469/

[WEBドラマ]
有料配信中
※第1話のみ無料視聴可能
http://gyao.yahoo.co.jp/special/jcwc/