ハロウィンシーズンのみなとみらいに、あのおばけ一家が登場!
10月1日(日)、みなとみらいにてブロードウェイ・ミュージカル「アダムス・ファミリー」の製作発表を兼ねた楽曲披露イベントが開催されました。
大勢の観客が期待に胸を膨らませて開始をの時を待つ中、檀上に現れたのは、本番同様の衣装を身に纏ったゴメス役の橋本さとし、モーティシア役の真琴つばさ、ウェンズデー役の昆夏美、バグズリー役の庄司ゆらの、フェスタ—叔父さん役の今井清隆、グランマ役の梅沢昌代、執事・ラーチ役の澤魁士。アダムス一家が代表曲「我らアダムス」を歌い上げると、会場には歓声が沸き起こりました。
その後モーティシア役の壮一帆、ルーカス役の村井良大、アリス役の樹里咲穂、マル役の戸井勝海、演出の白井晃らも登壇し、キャスト陣から挨拶が行われました。
白井は「演出とダンスは日本オリジナルです。本家のブロードウェイ・ミュージカルよりもおもしろいんじゃないかと思っています。KAAT神奈川芸術劇場はお客様との距離感が非常に良い関係ですので、初演よりも素晴らしい出来に絶対になります。」と本作への意気込みを語りました。
続いてマイクを手にした橋本さとしが第一声に「皆様、オブリガード!アリガート!」と挨拶すると会場には再び歓声が上がり、笑いに包まれました。橋本は「この役は自分にとって大事な役です。稽古場からすごくファミリー感があります。この作品に対する皆さんの一丸となった気持ちは、初演でも再演でもすごく素敵なものがあって、その中に自分が入れるというのはとても嬉しいです。」と喜びをかみしめながら語りました。
真琴つばさは「白井さんからいただいたテーマは“妖艶”。妖しい美しさをお届けしたいと思います。今回はWキャストになったことで、アダムス・ファミリーが100万倍おもしろくなります。」と語り、Wキャストで同じモーティシア役を演じる壮一帆は「先輩の背中をしっかりと見習って、家族を大きな愛で包みたいと思います。」とコメントしました。
昆夏美は「大好きな家族とすごしていたんですが・・・、人間の男の子を好きになりました・・・。観に来てください・・・。」と笑顔の無いクールなウェンズデーの表情で挨拶をし、会場は笑いに包まれました。
村井良大は「バイネッケ家の全員が初参加ですので、家族全員で一丸となってアダムス家に立ち向かっていきます。」と今作への意気込みを語りました。
登壇者の挨拶が終わると、昆夏美、村井良大、樹里咲穂、戸井勝海の4人による「狂ってる」が披露され、会場中に美しい歌声が響き渡りました。
そして、このイベントの最後を飾ったのは、橋本さとしと壮一帆による「死ぬまで生きよう」。アダムス一家の父親と母親による妖艶なナンバーは、多くの観客を魅了しました。
熱気冷めやらぬままイベントは終了となり、来場者からは今月末に控えた開幕を待ちわびる声が各所から聞こえてきました。
また、今回のイベントでは、イベントの模様をご自身のSNS に投稿してくださった方にはアダムスファミリーのロゴとお墓のイラストが入ったオリジナルキャンディーがプレゼントされました。
本公演は、10月28日(土)にKAAT 神奈川芸術劇場ホールで開幕し、その後、大阪・富山にて上演します。
【公演概要】
ブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』
日程・会場:
10/28(土)~11/12(日) 神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホール
11/18(土)・19(日) 大阪・豊中市立文化芸術センター大ホール
11/24(金)・25(土) 富山・富山オーバード・ホール
台本:マーシャル・ブリックマン&リック・エリス
作詞・作曲:アンドリュー・リッパ
原案:チャールズ・アダムス
翻訳:目黒条、白井晃
訳詞:森雪之丞
演出:白井晃
出演:
橋本さとし 真琴つばさ・壮一帆(Wキャスト) 昆夏美 村井良大
樹里咲穂、戸井勝海、澤魁士、庄司ゆらの、梅沢昌代、今井清隆
中本雅俊、小暮キヨタカ、照井裕隆、藤井凜太郎、新井俊一、柏木奈緒美、遠藤瑠美子、田口恵那、岡本華奈、熊澤沙穂