10/30(月)ついに開幕!「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」開幕直前の演出家、ロズ&ギル2人のコメントと舞台写真が到着!

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生田斗真+菅田将暉初共演!
注目の演出家・小川絵梨子と共に世界が愛した傑作戯曲に挑む!

『ハムレット』での端役コンビで、しかも最後は登場さえもさせてもらえず、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」の一行で片づけられてしまった哀しい2人組「ロズとギル」。本作は、この2人を主人公に、斬新な発想で新たな劇世界を生み出した劇作家トム・ストッパードの金字塔的な作品です。この革新的戯曲を、生田斗真=ロズ、菅田将暉=ギル、気鋭の小川絵梨子演出で上演!というニュースは、この秋必見の舞台として上演決定時から多くの注目を集めました。
その作品が本日10月30日 (月)19時公演より、いよいよ開幕します!
果たして、生田斗真=ロズと菅田将暉=ギル の運命は?! 演劇ならではのライブな楽しさに心を躍らせながら、『ロズとギル』の運命の旅に是非ご同行ください!

 

1左:菅田将暉、右:林遣都

 

☆演出:小川絵梨子 コメント☆
ロズとギル2人の旅路は、人が生まれて死んでいくまでの人生そのものです。2人の哀しみと可笑しみは、人間の存在そのものなのだと思います。なぜ2人は死ななければならなかったのか・・・2人の哀しい運命と世界の不条理さが、決して重苦しくなく、むしろブラックコメディとして描かれているのが、この戯曲の凄さです。今回、この2人組を、真っ直ぐなエネルギーをもつ生田さん、菅田さんに演じていただけるのが本当に嬉しいです。そしてカンパニー全員で稽古を重ねてきた成果を、皆様にはお楽しみいただきたいと思っています。

 

☆生田斗真・・・・・ローゼンクランツ(ロズ) コメント☆
哲学的な要素や言葉遊びが多い戯曲で、何重にも入れ子構造になっているので、丁寧に台本を読み解いていく小川さんの稽古が、とても有難かったです。実質は死に向かう殺伐とした物語なのに、ロズがボケてギルが突っ込むテンポ良い掛け合いの面白さが楽しめるのもこの戯曲の魅力です。関西出身の菅田君は、何をやっても絶妙の間合いで突っ込んでくれるのが頼もしい!なんだか普段の会話もロズとギルみたいになっています(笑)。

 

☆菅田将暉・・・・・ギルデンスターン(ギル) コメント☆
「稽古場に行けば、小川さんと斗真くんがいる、できないことがあっても、皆と一緒なら何かが進む」そんな毎日で、とにかく通うのが楽しい稽古場でした。斗真くんがあの顔立ちで“ボケ”る可愛げもたまらない(笑)。今回、ギルの台詞量は膨大で難しい言葉も多いし、最初は「新たな挑戦」のような気持ちでいたんです。でも、稽古に入ってから、どこか「新入生」のような、俳優としての原点に立ち返ったような感覚になっています。とても有難い現場です。

 

撮影:宮川舞子

 

【あらすじ】
コインの裏表をかけながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組。彼らの名はローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)。デンマークの王子・ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王・クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだ。自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。ただただオタオタする二人のそばを「ハムレット」の物語は粛々を進み、そして、、、、。自分たちも物語のひとつとして、なす術もなく、どんどん死が待つ終末に向かって運ばれていく「誰でもない彼ら」。 かくて運命に流された二人は、この短い台詞によって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか・・・。

「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」

 

【公演概要】
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ

日程・会場:2017/10/30(月)~11/26(日) 東京・世田谷パブリックシアター

原作:トム・ストッパード
翻訳・演出:小川絵梨子

出演:
生田斗真、菅田将暉/
林遣都、半海一晃、安西慎太郎、田川隼嗣、林田航平、本多遼、章平、長友郁真、松澤一之、立石涼子/
小野武彦