ミュージカル『ミス・サイゴン』4年ぶりとなる2026年公演が開催決定!オールキャストオーディションも開催!!

ミュージカル『ミス・サイゴン』2026年~2027年に全国公演が開催されることが決定した。

『ミス・サイゴン』は、プロデューサーがサー・キャメロン・マッキントッシュ、作、アラン・ブーブリル、作曲、クロード=ミッシェル・シェーンベルクという『レ・ミゼラブル』を世に送り出したチームの第二弾として製作された。1992年からの1年半のロングランでの日本初演以来、通算上演回数1,569回を重ねた大ヒット作だ。

舞台は、ベトナム戦争末期、陥落間近のサイゴン。エンジニアの経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人の少女・キムと米兵クリスの二人の愛、サイゴン陥落でのドラマティックな別離。そして、戦後の運命的な再会。そして、キムの子タムへの究極の愛。これをすべて歌で表現する物語だ。舞台装置には観客も度肝を抜かす。例を上げれば、サイゴン陥落のシーンでは、舞台に、実物大のヘリコプターが登場する。

日本初演は、1992年4月から、翌年9月まで、504日間、745ステージ。スケール、音楽、魂を揺さぶる感動、どれをとっても「超大作」と形容される作品は、『ミス・サイゴン』をおいて他にない。
2012年からは、2004年にイギリスで初演されたスピーディさとドラマティックさを併せ持った新演出版で、ロンドン・ウェストエンドとニューヨーク・ブロードウェイに先駆けて日本全国各地で上演した。
大好評を受け、2014年、2016年と帝劇ほか全国で公演を行い、2020年に5月から9月にかけて帝劇及び全国8都市での公演を予定し、同年2月26日には製作発表も開催し、稽古を進めていたが、新型コロナ感染防止のため全日程が中止になった。しかし、2020年公演に出演予定だったキャストのほとんどが集結し、2022年7月に帝劇で開幕、11月の埼玉・川越まで全国において、日本初演30周年記念公演を上演した。

オールキャストオーディション開催決定!

2026年~2027年全国公演、この新たなステージに向け、次世代を担うキャストを見出だすオーディションが、大々的に開催することが決定した!日本初演キャストの市村正親や本田美奈子以来、素晴らしいキャストを輩出した全キャスト・オーディションにより多くの参加が期待される。詳細は下記オーディション応募要項サイトを参照。

ミュージカル『ミス・サイゴン』2026年から2027年全国公演
オールキャストオーディション応募要項サイト
https://www.tohostage.com/miss_saigon/audition2026-27/

STORY

物語は、陥落直前のサイゴン(現在のホーチミン市)。フランス系ベトナム人-通称エンジニアの経営するキャバレーで、アメリカ兵クリスと17歳のベトナム人少女・キムとの出会いから始まる。
この戦争に疑問だらけのクリス、戦禍ですべてを失い、生きるすべを求めて、この店に初めて働きにでたキム…出会いは、すぐに恋に変わる。
お互いに永遠の愛を誓いながら、サイゴン陥落の混乱の中で離れ離れになってしまった二人。
エンジニアと共に、バンコクに逃れ、クリスがいつの日か迎えに来てくれると信じ、懸命に生きるキム。キムには、誰にも明かさぬ秘密があった。それは、クリスの帰国後、彼との間に生まれた一人息子・タム。キムにとっては、タムだけが唯一の希望・生きる力だった。
それを知らずベトナム戦争の後遺症により、連日悪夢にうなされるクリス。やがて、彼は、新しい人生を始めるために、エレンと結婚。ところが、戦友のジョンからクリスは、子供と共に、キムが生きていることを告げられる。愕然とするクリス。
そして、クリスとキムの運命の糸をあやつりながら、したたかに、「アメリカンドリーム」を追い求めるエンジニア、キムに会うために、バンコクを訪れるクリスとエレンとジョン。不幸なすれ違いが起こる。
キムの宿願は、タムをアメリカに渡らせ、豊かな未来を作ってあげること。そのためには、キムは自らの命もかける思いだった。
「ミス・サイゴン」は戦争という極限の世界に咲いた、「究極の愛」の物語である。

チケットに関する詳細は、決まり次第ローチケ(webサイト)内でお知らせいたします。