ミュージカル「また、必ず会おう」と誰もが言った。11月14日に開幕!

13万部を超えるベストセラー小説「また、必ず会おう」と誰もが言った。のミュージカル版が11月14日、全労済ホール/スペース・ゼロにて公演初日を迎えた。

ごく普通の高校生、秋月和也(⾧江崚行)は、クラスメイトについた嘘がきっかけで夏休みに東京へと一人旅をするが、帰りの飛行機に間に合わず、空港に取り残されてしまう。
見かねて声をかけた土産物屋の女、田中昌美(杜けあき)との出会いをきっかけに、自宅のある熊本へ少ない所持金のまま自力で帰ることを決意する。
和也がその旅で出会う大人は、自身の経験をもとに和也に色々なメッセージを与え、成⾧させていく。そして、その出会いは少年を成⾧させるだけではなく、大人たちの人生にも影響を及ぼしていく。

登場人物の世代は、10代~70代までの世代にわたり、その人間模様はあらゆる世代への共感を呼んだ。
来場者の年齢層はまれにみる幅の広さで、孫と子ほど年が離れた人同士が一つのストーリーに感動している様子は他に類を見ない。

トラック運転手の柳下仁(石坂勇)など、少しクセのある魅力的なキャラクターたちが届けるメッセージはとてもリアルで、劇中の和也に向けたものではあるが、観る者の心にも何かを残すに違いない。

楽曲はまきりかによる完全書き下ろしで、杜けあきが歌って踊るナンバーや、⾧江崚行が歌唱力を発揮する、旅の出会いを振り返るバラード、歌い手「いかさん」としても活動する大人気アーティストの松岡侑李が歌いあげる親子の愛をテーマにした曲など、どれもキャラクター、ストーリーにぴったり合った楽曲が120 分の間に繰り広げられる。