『裸足で散歩』稽古場・囲み取材の様子をお届け!

2024.08.26

東京をはじめとする全国5カ所で上演した2022年の「裸足で散歩」は各地で大好評を博し、2024年秋、ファン待望の再演がついに決定。

演出は前回同様、舞台『DOLL』の演出や『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』では脚本を務めた元吉庸泰。出演は第46回菊田和夫演劇賞・演劇賞を受賞し、ストレートプレイからミュージカルまで活躍の場を広げる加藤和樹が引き続き新米弁護士のポール役に、そして前作が初舞台で、現在俳優活動だけでなく音楽活動にも力を入れる高田夏帆が自由奔放な妻・コリーを再び演じる。

再演に先立ち、公開で読み合わせ稽古が行われた。登場したのは、加藤和樹、高田夏帆、戸田恵子、福本伸一、松尾貴史、そして演出を務める元吉庸泰。3幕構成である本作で、第1幕の読み合わせを行った。

また公開稽古の後に行われた囲み取材で、加藤は「真面目で曲がった事が出来ない役どころです。コリーの事を愛してるキャラクターです。愛されるキャラクターだと思います。」「そんな真面目な彼のように真っ直ぐ役に向き合っていきます。」と演じる役になぞらえて意気込みを話した。

また前回が初舞台だった高田は「2年前に初舞台をこの作品で経験させてもらって、それが再演になるなんて、こんなに嬉しい事はありません。期待を裏切らないように、自分を超えられるように精一杯頑張ります」と初演を振り返り意気込んだ。

今回新たに参加する福本は「電話の取り付けに来ただけなのに、変な事に巻き込まれるという…とても愉快な役です」と自身の役を紹介。そして「オープニングは僕と高田さんでスタートするので、そこでお客様に笑っていただいて、楽に観ていただけるようになれば良いなと思います」と話した。

松尾は「騒ぎの元になる役です、特異なキャラクターなので”地”で演じられるかなと思います。よろしくお願いいたします。」と会場の笑いを誘った。

初演から引き続きコリーの母を演じる戸田は「コリーとは正反対の保守的な母です。そんな母親が、子どもと一緒に少しだけ成長してくようなストーリーです。前回より可愛く演じたいと思います。よろしくお願いいたします!」と笑顔で話した。

そして最後に加藤がお客様に「少数精鋭で臨む『裸足で散歩』ですが、再演が出来る喜びを感じています。」「更に今回は全国各地もまわります。この幸せな、心がグッと温まるようなコメディ作品を一人でも多くの方にお届けしたいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。」とメッセージを話した。

大好評を博した前作の座組がほぼ揃い、ファンが待ち望んだ2年ぶりの再演。9/27(金)の大阪公演から開幕し、東京公演は10/10(木)曳舟文化センター、10/13(日)タクトホームこもれび GRAFAREホールのプレビュー公演と11/8(金)~11/19(火)に博品館劇場にて上演される。

他全国ツアーを予定している、注目の本作のチケット・公演情報は以下ページからチェック!