演劇ドラフトグランプリスピンオフ企画 “一番星”結成LIVE&解散LIVE|福澤侑&高橋怜也 インタビュー

キラキラアイドルになりきります!参加型の楽しいライブにしたい

荒牧慶彦プロデュースによる演劇の祭典として2022年と2023年に開催された「演劇ドラフトグランプリ」。ドラフト会議によって結成された複数のチームが、オリジナル演劇を制作し、日本武道館で一万人の観客を前に完成した作品を披露してグランプリを決定するという演劇バトルだ。その2023年大会で人気を博した荒牧が座長を務める劇団「一番星」の5人(荒牧、福澤 侑、木津つばさ、松井勇歩、高橋怜也)が再び結集し、スピンオフ企画としてライブツアーを開催。メンバーの福澤と高橋の二人は、武道館での公演を振り返って――。

福澤 人生でそんなことがあるのかっていう感じのビッグイベントで、味わったことのない緊張感でした。
他のチームにも素晴らしい役者さんが揃っている中、20分間の一発勝負でパフォーマンスするのは、心地よいヒリつき感でやれたと思います。

高橋 ステージに立ったときに、360度お客様に囲まれた人の多さに圧倒されて、めちゃめちゃ怖かったです。でも、“一番星”のテーマがアイドルで、笑いのある川尻恵太さんの演出なので楽しんでやれました。

今回はアイドルグループ“THE FIRST STAR”のライブツアーとして、9月に“一番星”結成LIVE「FIRST LAST SHINING RAY」、10月に“一番星”解散LIVE「LAST LAST SHINING RAY」をおこなう。

福澤 ライブが決まって素直に嬉しいんですけど、アイドルといってもかなりコメディ要素が多いチームなので、大丈夫ですか、荒牧くん?って(笑)。

高橋 僕もマジすか?って思いました(笑)。でも楽しみだよね。

福澤 うん。僕らは持ち歌が一曲だけなので、ライブで新曲を歌って踊って、またみんなでパフォーマンスできるのは楽しみです。

ダンスの振付は、2023年のドラフトGPでも“一番星”の振付を手掛けた福澤が担当。

福澤 それぞれが自分にしか出せない色を、最大限に引き出せるような振りを作るように頑張りたいと思います。

高橋 侑くんの振付はすごくカッコいいので、僕はダンスは苦手なんですけど、キラキラカッコよく踊れるようにしっかり練習します!

アイドル“ゆーくん”(福澤)と“りょっちん”(高橋)としてステージに立つ二人。ライブで注目して
ほしいお互いのカッコいいと思うところは?

高橋 つい見入っちゃう侑くんのダンスと、すごく色っぽい声。

福澤 ダンス以外を褒めてもらえて嬉しい(笑)。怜也はとにかく歌声が素晴らしいので、ぜひ楽しみにしてほしいです。

最後に公演を楽しみにしている方へのメッセージをもらった。

福澤 完璧なキラキラアイドルを目指します(笑)。声出しやコール&レスポンスで皆さんに参加してもらって、お客様と僕らが一体となって楽しめるライブにしたいです。

高橋 ドキドキもありますけど、当日はめちゃくちゃ楽しんで全力で騒ごうと思っているので、一緒に楽しんでください。

インタビュー&文/井ノ口裕子

※構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載

掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
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【プロフィール】

福澤侑
■フクザワ ユウ
俳優として舞台を中心に数多くの作品に出演する一方で、振付・アーティスト活動など、幅広いジャンルで活躍中。

高橋怜也
■タカハシ リョウヤ
俳優、アーティストとして活躍。ミュージカル「テニスの王子様」シリーズをはじめ、多くの舞台、ミュージカルに出演する。