ミュージカル『憂国のモリアーティ』大英帝国の醜聞 Reprise｜2025年5～6月東京2会場、京都にて上演決定！キャラクタービジュアル&キャストコメント到着！！

©三好輝／集英社　©ミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト

原作は2016年から「ジャンプSQ.」（集英社刊）で大好評連載中の漫画『憂国のモリアーティ』。
時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドンを舞台に、“犯罪”という手段をもって国にはびこる階級制度を覆そうと暗躍する“犯罪卿”ジェームズ・モリアーティと謎を追い求める“名探偵”ホームズの宿命の戦いを描く。
ミュージカル『憂国のモリアーティ』は2019年5月に“ピアノとヴァイオリンの生演奏”で第1弾公演を上演し大きな話題を呼んだ。その後シリーズとして公演を重ね、原作第１部のクライマックスを描いた、第5弾公演Op.5 -最後の事件-（2023年8月上演）、『モリミュ』シリーズ5周年をファンと共にお祝いした、コンサート（2024年7月上演）と、上演のたびに熱量が高まり、満員御礼の大盛況の中で幕を閉じた。
そして、原作『憂国のモリアーティ』が第2部連載開始を迎えた2024年12月。
2025年5月にミュージカル『憂国のモリアーティ』大英帝国の醜聞 Repriseの上演を発表！
W主演・鈴木勝吾＆平野良の2人と新たなキャスト陣を迎え、2020年7月に上演し、好評を博したOp.2「大英帝国の醜聞」編の再構成に挑む。

犯罪卿と名探偵、そして物語をかき乱す美貌の悪女の奇妙な三角関係はどのように描かれるのか──？

キャラクタービジュアル&キャストコメント

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ：鈴木勝吾

新しく始まる時はいつでも、期待と不安が入り混じるものですが、モリミュの永遠の同志から沢山貰った意思と想いを身体と心に刻んで体現し、新しい仲間と出逢いたいと思います。
どんな新しい世界が広がるのか。愛と推進力に満ちた作品が創れれば幸いかと思います。新しいモリミュも応援いただけたら幸いです。
胸に刻んだ道の記憶は絶対に忘れません。いつまでも共に。

シャーロック・ホームズ：平野良

新たなモリミュが始まります。引き続きシャーロック・ホームズを演じさせていただきます、平野良です。ウィリアム役の鈴木勝吾くんと再びタッグを組める事がとても嬉しいです。それ以外は新キャストで心機一転、再出発。きっとまた一つずつ積み上げて、このカンパニーだけの唯一無二の『モリミュ』が出来上がるのだと思う。しかし、今まで積み上げてきたモリミュをなかった事になんて出来やしません。今までの軌跡を大切に新たな奇跡を。その意気込みで全力で臨みたいと思います。

アルバート・ジェームズ・モリアーティ：廣瀬智紀

アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の廣瀬智紀です。
憂国のモリアーティの持つ世界観に魅入られています。
そして、モリミュの持つエネルギーに圧倒されています。
これまでのモリミュが培ってきた軌跡にリスペクトを持って、その高いハードルを越えていけるよう、精一杯がんばります。
楽しみにしていただけたら幸いです！

ルイス・ジェームズ・モリアーティ：百名ヒロキ

“モリミュ”の愛称で長年愛されてきたこの作品に携われる事、とても嬉しいです。
オリジナルキャストの皆様が紡いできたモリミュの世界観を引き継いで、そしてこれからも更に長く繋いでいけるようにこの作品に尽力し、特権階級を浄化していきます。

セバスチャン・モラン：佐々木崇

初めまして、セバスチャン・モラン役の佐々木崇です。
多くの方に愛されているこの作品に携われることをとても嬉しく思っています。男らしく色気に溢れるモランを作り上げられるよう努めてまいります。

フレッド・ポーロック：横山賀三

この度、モリミュにフレッド役で参加できることをとても光栄に思っています。素晴らしい楽曲で彩られる、ミュージカル『憂国のモリアーティ』の世界を更に輝かせられるよう、作品を愛し全力で向き合っていきたいと思います。宜しくお願いします！

ジョン・H・ワトソン：橋本真一

出演が決まるよりも随分前、モリミュを観劇し、その芸術としてのクオリティの高さを体感し圧倒されました。役者として衝撃を受け、素直に「出たい！」と思った作品に実際に出演する事が叶い心から嬉しく思っています。前任の方々が作り上げてきたものはとてつもなく偉大で、モリミュという看板を引き継ぎ背負うことは決して容易いことではありませんが、“これまで”を繋いでくださる鈴木さん平野さんと共に、“新たに作る意味“を築き、お届けしたいと思います。

ミス・ハドソン：能條愛未

この度、ミス・ハドソン役を務めさせて頂くことになりました、能條愛未です。
私も新たに仲間入りさせてもらえた事が嬉しく、ハドソンさんを私なりにどのように演じていこうかなど今から胸が高鳴ります。
長きに渡り愛されている作品、今作からさらにパワーアップ出来るよう全力で努めて参ります。
是非劇場にお越し下さい。

マイクロフト・ホームズ：伊藤裕一

原作コミックに出会ったのは、確か2018年。
「全国書店員が選んだおすすめコミック」で紹介された時でした。
今まで自分が描いていたモリアーティ教授像を、華麗にひっくり返してもらったことを覚えています。永く愛されてきたミュージカルシリーズに参加できること、心から嬉しく思います。このカンパニーで、無色の綛糸の中から、緋色の糸を引き抜き、白日のもとに晒してご覧に入れましょう。

アイリーン・アドラー：彩凪翔

ミュージカル『憂国のモリアーティ』に出演出来る事とても嬉しく光栄に思っています。
私自身、久しぶりのミュージカルで身が引き締まる思いですが、原作やモリミュのファンの方、ここまで積み上げてこられた方へのリスペクトを持ってアイリーン・アドラーとして精一杯生き抜きたいと思っています。
皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。

ストーリー

Catch me if you can, Mr. Holmes.
時は19世紀末、大英帝国最盛期（パクス・ブリタニカ）のロンドン──
古くから根付く完全階級制度により、上流階級の人間達に支配されている“大英帝国”。
生まれ落ちた時から一生涯の身分が決まるこの社会制度は、必然的に人間同士の差別を生んだ。

“犯罪卿”ジェームズ・モリアーティは腐敗した階級制度を打ち砕き理想の国を作り上げるために、“名探偵”シャーロック・ホームズは犯罪卿という謎を追い求めて、ロンドンの街を駆ける。
犯罪卿と名探偵の闇と光が世間を賑わせていた、ある夜──

陸軍省情報部長官のマイクロフト（伊藤裕一）より、大英帝国王室から盗み出された重大な“機密文書”奪還の命を受けたアルバート（廣瀬智紀）。ターゲットは“The Woman（あの女）”と称される、アイリーン・アドラー（彩凪翔）。

アルバートから指令の内容を聞いたウィリアム（鈴木勝吾）は、“犯罪卿“ジェームズ・モリアーティとして密かに計略を巡らせる。同じ頃、アイリーンはシャーロック・ホームズ（平野良）への接触を果たしていた。

犯罪卿と名探偵は「大英帝国の醜聞」に踊り踊らされ、アイリーンの“真の望み”へと辿り着く──