舞台『K-RETURN OF KINGS-』佐々木喜英 インタビュー

舞台『K』の最新作はリベンジの大舞台!

 

シリーズ第5弾となる舞台『K-RETURN OF KINGS-』が3月3日(金)から東京・大阪にて上演となる。パラレルワールドの現代日本を舞台に、7人の《王》とその元に集う異能力者たち(クランズマン)の交流と戦いが描かれるKシリーズ。前作から引き続き、《緑の王》のクランズマン・御芍神紫(みしゃくじゆかり)役として佐々木喜英が出演となる。

佐々木「前回の公演では上演中のトラブルで足を怪我してしまい楽しみにしていただいたお客様に申し訳ない思いをさせてしまったのですが、もし次があるなら必ず完治させて納得できるパフォーマンスをお客様にお見せしたいと思い、舞台『K-RETURN OF KINGS-』に照準を合わせて半年間リハビリに専念してきました。なので、今作は僕にとってリベンジの舞台。ステージ上でたくさん暴れる僕を楽しみにしていてください」

御芍神紫について佐々木は「常に美を心がけている人物」と語る。

佐々木「紫は口調も独特ですし、若干変態なのかな……(笑)。僕は正統派の役より、自分からかけ離れた人物を演じるのが好きなので紫はやりがいのあるキャラクターです」

 

本作では同名のテレビアニメ第2期を原作に《緑の王》など、これまで謎の存在だった人物たちが姿を現す。

佐々木「《緑のクラン》は独自の情報網でつながりあっていたので表になかなか現れない存在だったのですが、今作ではいよいよ登場します。前作では緑のクランズマンは僕一人だったので若干寂しかったのですが(笑)、今回は《緑のクラン》が勢揃いするので今から稽古も本番も楽しみです!」

 

繊細なストーリー展開と個性あふれる美麗なキャラクターに加えて激しい殺陣が見どころの舞台『K』シリーズ。

佐々木「見どころはたくさんありますが、僕が注目してほしいのはやっぱり殺陣。原作アニメではすごく精密に殺陣が描かれているので、原作にのっとって『キャラクターがそこにいる!』と思っていただけるような誠実な姿をお見せしたいと思っています。また、初めて観にきてくださる方は『K』の世界観を掴むのに時間がかかるかもしれませんが、ストーリーがわかった時に猛烈な感動が押し寄せる奥の深い物語となっているので、ぜひ原作もチェックしてきていただければ。新しい舞台『K』の《絆》の物語を楽しみにしていてください!」

 

インタビュー・文/大宮ガスト

 

※構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載

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【プロフィール】
佐々木喜英

■ササキ ヨシヒデ ’87年、東京都出身。ミュージカル『テニスの王子様』や『黒執事』、舞台『刀剣乱舞』など話題の舞台に出演。