
本日7月25日、東京・シアターHにて舞台『日本三國』が開幕した。
『日本三國』は、マンガアプリ「マンガワン」&WEBコミックサイト「裏サンデー」(ともに小学館)で2021年より連載されている、松木いっかによる漫画作品。
文明が崩壊した近未来、三つの国に分裂した日本を舞台に日本再統一を目指す青年・三角青輝の活躍を描いた架空戦記だ。その独特の設定とリアリティある描写が話題を呼び、歴史や架空戦記好きからも高い評価を受け支持されている。
脚本・演出は、歴史ものや群像劇を巧みに描き、重厚な人間ドラマとスタイリッシュな演出でも高く評価される西田大輔。
主演・三角青輝 役は橋本祥平が務めるほか、実力派俳優たちが集結。
己の大義と野望の為、駆け引きの果てに待つのは泰平の世か――それとも――。
知略と謀略が交差する、熾烈な戦乱の世にぜひ刮目せよ。
開幕コメント
三角青輝 役:橋本祥平
孫子曰く、『先んじて戦地に処りて敵を待つ者は佚し、後れて戦地に処りて戦いに趨く者は労す。故に善く戦う者は人を致すも人に致されず。』即ちこの一ヶ月という稽古期間、準備を怠らずこの日の戦に向けての爪を研ぎ続けておりました。
特に『日本三國』の面白さでもある言葉の力、それに加えて生身の人間が演じる意味としてセリフ以外の行間の奥深さを大切に、演出の西田さん、百戦錬磨のキャストの皆様のもとで多くの学びがあった稽古。
いよいよ、舞台『日本三國』の幕が上がります。きっと皆様の中でも残り続ける瞬間がある物語。
天下泰平を目指すこの一歩、勇気を出して皆様の前に立たせていただきます。
阿佐馬芳経 役:赤澤 燈
いよいよ舞台『日本三國』開幕いたします。
ここまで様々な媒体で何回も言ってますが、とにかく原作がめちゃくちゃ面白い。ので、そんな作品を舞台化することへのドキドキ感はありますが、面白い作品を演劇で表現できる喜びはひとしお。
その中で阿佐馬芳経、ツネちゃんさんの魅力をしっかりお届けできるように、そして、演出・西田さんのもと、祥平を筆頭に全員で『日本三國』の世界を皆様へお届けしたいと思います。
素敵な瞬間がたくさんあります。是非、劇場で。
輪島桜虎 役:佐藤日向
お話をいただいた時、桜虎という女の子が、単に魅力だけではなく、総帥として、そして1人の女の子としての脆い一面も持っており、そこが読者の皆様の心を掴んでいるからこそ、この子を舞台で演じる責任の重さとワクワクが同時にありました。
聖夷のみんなと積み上げてきたものは、必ず皆様のもとへ届くと感じています。
まもなく、開戦。
龍門光英 役:松田賢二
高潔で文武に秀で、誰もが尊敬の念を抱く将軍・龍門光英を演じます。
まあ、こんなヒーローに憧れていた…というのが正直なところなんですが。
若い方たちそれぞれが作り上げる強い強い覚悟とともに僕もいます。
是非とも多くの方に観ていただきたいです。すごく面白い舞台です。
よろしくお願い申し上げます。
平 殿器 役:宮下雄也
連載当初から『日本三國』のファンで、「舞台化するなら平 殿器をやりたい」と思っていたので、オファーが来た時は嬉し過ぎて呼吸を忘れました。この作品の見どころの一つでもある「言葉で戦う」シーンは緊張感を持って挑みたいと思います。演出の西田大輔さんが稽古中に仰った「芝居をやっていて1番贅沢なことは新しい感情に出会うこと」という言葉が凄く印象に残っていて、僕も実際に稽古を通して新しい感情に出会えた瞬間がいくつもありました。劇場シアターHで新しい感情と感動を体感してください。お待ちしてます。
脚本・演出 西田大輔
いよいよ舞台『日本三國』の幕が開きます。
原作へのリスペクトを忘れず、俳優・スタッフと舞台でやる意味を大切に紡いできた稽古の日々でした。
僕自身も創りながら、たくさんの「新しい感情」に出会いました。
この「日本」が舞台の物語。
皆様にも、触れて欲しい、体験してほしいと心から願っています。
ご来場お待ちしています!
舞台写真















