☆コメント到着& CM も解禁!☆TVアニメ原作「薔薇王の葬列」 初の舞台化!!

Ⓒ菅野文(秋田書店)/舞台「薔薇王の葬列」製作委員会

 

2013年から「月刊プリンセス」(秋田書店)にて連載され、今年1月に堂々の本編完結を迎えた菅野文によるダークファンタジー「薔薇王の葬列」。今年1月からは連続2クールでTVアニメが放送されており、ますます話題沸騰中の「薔薇王の葬列」が待望の舞台化!

原作は、シェイクスピアの史劇で描かれた狡猾で残忍な稀代の‟ピカレスク”というイメージで知られるリチャード三世を、男女二つの性を持って生まれたことを秘密に抱える存在として翻案。15世紀のイングランド、ヨーク家とランカスター家が王位継承を巡って争いを繰り返した薔薇戦争を背景に、大胆かつ深奥な解釈とアレンジによって見事な換骨奪胎をほどこし、まったく新しいリチャード三世の物語に。リチャードがたどる数奇で残酷な運命を、壮麗で美しくドラマティックな世界観で描き上げ、人気を博している。

この舞台版で男女二つの性を持って生まれた主人公・リチャード役を演じるのは、若月佑美と有馬爽人。男女Wキャストという、舞台ならではの手法に話題を集めている。また、共演には和田琢磨、君沢ユウキ、高本 学、加藤 将、瀬戸祐介、廣野凌大、星波、藤岡沙也香、さらに田中良子、そして谷口賢志と、華と実力を兼ね備えたキャストが集結。TVアニメのシリーズ構成・脚本を担う内田裕基が舞台版の脚本も担当。原作の魅力を存分に引きだす演出とステージングに定評のある演出家・松崎史也が演出を手掛け、美しき「薔薇王の葬列」の世界が舞台上に描き出される本作は、6/10(金)~19(日)まで東京・日本青年館ホールにて上演。その公演を前に、演出家の松崎史也からのコメントと、舞台のCM映像が解禁された。

 

美しい世界へと誘うような、舞台「薔薇王の葬列」CM映像が完成!

 

演出家・松崎史也コメント

「薔薇王の葬列」は示されている通り
シェイクスピアの「ヘンリー六世」「リチャード三世」という
元々演劇だったものを原案として描かれている。
シェイクスピア作品の登場人物は皆
人間的で、美しくて、欲にまみれみっともなくて、愛おしい。
僕はシェイクスピアの“それら”は
「俳優」という体温や音を伴って初めて
生き生きと伝わってくると思っていたのだけれど
「薔薇王の葬列」では漫画・アニメとも
鮮やかに豊かに繊細に豪胆に言葉が物語が伝わってくる。
それはあるいは、俳優が演じるよりも。
その表現力と事実がとても素敵だと思うし、嬉しい。
だから僕達は全力で表現を探していかなければならない。
愛と技術と時間にかけて。
どういう音になるんだろう、どういう孤独が見えるだろう。
演劇を愛する俳優達とこの作品に挑めて幸せです。
孤独も欲も、愛していけますように。