舞台「パタリロ!」~ファントム~が9月1日に開幕。加藤 諒ほか初日登壇出演者、演出家や原作者・魔夜峰央からのコメントが到着!!

9月1日(木)、東京・天王洲 銀河劇場にて、舞台「パタリロ!」~ファントム~が開幕した。2016年に初演、2018年に第2弾「スターダスト計画」、2021年には第3弾「霧のロンドンエアポート」が上演され、大好評を博した舞台「パタリロ!」。2019年には劇場版が上映されるなど、独特の耽美な世界観とハイセンスな笑いで観客を魅了し、その人気はとどまるところを知らない︕今回は、原作でも人気のキャラクターたちが登場する「ファントム」編となっており、東京公演は9月11日(日)までの上演。続いて9月17日(土)から9月19日(月・祝)までは、大阪・サンケイホールブリーゼでも上演される。

そしてこのたび、初日会見での登壇者からのコメントが到着した。

初日会見登壇者からのコメント

★パタリロ役:加藤 諒
本日、初日を迎えられたことを嬉しく思っています。
舞台稽古中は、色々なことを気を付けなくてはいけないご時勢だったので、今まで以上に嬉しさが溢れています。
このまま千秋楽まで突っ走っていけたらいいなと思いますので、皆さん応援よろしくお願いいたします︕

★バンコラン役:宇野結也
前回より、さらに人としての結束が強まったカンパニーになったなと思っています。
結束が強まったことによって、作品のクオリティや目指すところも一段、二段とあがっていった稽古でした。
素敵で、耽美で楽しいワチャワチャな世界が待っているので、ぜひお楽しみください︕

★マライヒ役:後藤 大
今回で僕がマライヒを演じるのは二回目になるんですけど、ほかにパタリロやバンコランたち続投のキャストもいるので、カンパニーが前よりもっと打ち解けて、相談したりディスカッションする機会が増えました。
今のご時勢でもできる、パタリロの面白おかしい、舞台でしか出せない素敵な部分を皆さんにお届けできたらと思っています。

★演出:小林顕作
原作の「パタリロ!」が来年で連載45周年なので、いつもとは少し趣向を変えて後半にお歌の時間もつくって(笑)、ものすごく盛り上げていきたいなと思っています。
声を発する応援とかは出来ないですが、皆で拍手して盛り上がれるような盛りだくさんの内容になっているので、ぜひ楽しみにしていてください。

★原作:魔夜峰央先生
単純に一人の客として楽しませてもらいたいなと思っています。毎回びっくりさせられることが多くて、皆面白いなと。計算ではなく、自然に演じられるということは役者さんの力量でしょうし、キャラクターに合っているんだなと思います。バンコランはバンコラン、マライヒはマライヒ、パタリロはこれ以外ないっていうパタリロですから。
本当に楽しみにしています。頑張ってください︕

◆「パタリロ︕」とは◆
1978年に『花とゆめ』(白泉社)で連載が始まり、82年にはアニメ化もされた魔夜峰央氏のギャグ漫画。
マリネラ王国国王、パタリロ・ド・マリネール8世(通称︓パタリロ)が周囲を巻き込んで起こす騒動を描く。掲載誌を同社の『別冊花とゆめ』『メロディ』に移し、現在は総合エンタメアプリ『マンガPark』で連載中。コミックスは現在104巻まで発売中。スピンオフ作品も多数ある。テレビアニメのエンディングテーマにまでなったギャグ「クック・ロビン音頭」などでも知られる。


【原作】魔夜峰央
1953年、新潟県出身。横浜在住。1973年「デラックスマーガレット」(集英社)でデビュー。1978年、「花とゆめ」(白泉社)にて代表作『パタリロ︕』の連載を開始。『パタリロ西遊記︕』などのスピンオフ作品を生む大ヒット作となる。1982年、フジテレビ系列で『パタリロ︕』がアニメーション化。現在も『パタリロ︕』を連載中。また、2015年末に復刊された『翔んで埼玉』(宝島社)が話題となり、多くのメディアでも取り上げられた。「まんがライフ」(竹書房)では年に1回、『眠らないイヴ』を掲載している。

©魔夜峰央/白泉社 ©舞台「パタリロ︕」製作委員会