舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2│ゲネプロレポート・キャストコメント・公演写真を公開!

©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会

3月1日(金)、東京・天王洲 銀河劇場にて、舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2が開幕した。このたび、開幕に先立ち行われたゲネプロのレポートとキャスト7名によるコメントが到着!!舞台写真と共にお届けする。

ゲネプロレポート

©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会

冒頭は過去のエピソードとインターハイ1日目のレース展開が綴られる。開幕からトップギアの走りを見せるキャストたちの気迫に、観客はたちまちインターハイの熱気に呑み込まれていく。
インターハイ2日目は100km以上を走破する大会の中で最も長いステージ。初日のタイム差順にスタートを切る選手を早く揃えてチーム6人で走ることが勝利への道だが、総北高校は体調を崩していた田所迅が出遅れてしまい波乱のスタートに。一方、王者・箱根学園の新開隼人とダークホース・京都伏見高校の御堂筋翔は2日目のスプリントリザルトを狙い、エース対決を繰り広げる。総北の金城真護と箱根学園の福富寿一によるキャプテン対決、京都伏見の3年・石垣光太郎の葛藤や御堂筋の過去など、全てのドラマに胸を打つものがある。それぞれの心情が響く楽曲、精度が上がった“走り”も見応え抜群だ。
各校には様々な困難が降りかかるが、その危機を救うのはひたむきに仲間を信じる心。田所を迎えに戻った主人公・小野田坂道が走るシーンは、「仲間とともに走る喜び」が伝わってくる名場面。思わず笑顔になってしまう幸せな一体感をぜひ劇場で感じてほしい。

文/片桐ユウ

キャストからのコメント到着!

©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会

写真左より)福富寿一 役:高崎俊吾、田所迅 役:滝川広大、金城真護 役:川崎優作、小野田坂道 役:島村龍乃介、石垣光太郎 役:鐘ヶ江洸、水田信行 役:田口司、御堂筋翔 役:新井將

小野田坂道 役:島村龍乃介
前作「THE DAY 1」から繋いだバトンを、さらに大きなものにして次へ繋げたいです。そのためにも僕が初めて原作を読んだ時に感じた熱いシーンを、お客様にも体感していただけるように全力で演じたいと思います。小野田坂道が田所を引っ張るシーンがすごく楽しみなので、僕としてはそこが見どころです!あとは、小野田以外にも兼ね役があるので、ぜひ注目していただきたいです。
舞台『弱虫ペダル』は、劇場でご覧いただく方が映像の何十倍も迫力を感じられる作品です。その熱量を、ぜひ肌で感じていただきたいです。天王洲 銀河劇場でお待ちしております。

金城真護 役:川崎優作*
「The Cadence!」から出演しているキャストは今作で3作目。ライドや全体の動き方などが身についてきたからこそ、よりドラマ性やオリジナリティを出せるようになってきました。セリフのないところでも身体表現でインターハイ2日目の熱さを魅せていきたいです。これまでに語られてきた金城と福富の過去、その一つの結末がこのインターハイ2日目に詰まっています。福富寿一 役の(高崎)俊吾くんが最高の福富でぶつかってきてくれるので、金城としては正面から正々堂々受けて立つのみです。男臭いふたりの絆と闘いを楽しみにしていてください。
寒かったり暖かかったり花粉がヤバかったりしますが、劇場に入ったらそこは真夏のインターハイ!そして皆様はそれを目の当たりにする沿道の観客です。劇場には起こらないはずのアスファルトからの熱や自転車からの強い風を座組の全員で巻き起こすので、皆様も全身で体感しにきてください!

※川崎優作の「崎」の字は(タツサキ)が正式表記

田所迅 役:滝川広大
『弱虫ペダル』という作品に出てくる言葉たちに救われたり、前向きになれたり、時には一緒に苦しんだりしてきました。その全ての想いを乗せながら、全力で走ることこそ『ペダステ』だと思うので、インターハイ2日目も全身全霊で挑みます!!チームの為に、仲間の為に、自分の為に絶対に「諦める」ということをしなかった漢が諦める瞬間を、そして小さな道筋を「追い抜く」という言葉だけを信じて闘う漢達の姿を見届けてください。
早く「観てもらいたい」「届けたい」「伝えたい」と思いながら今日という日を楽しみにしていました。感情爆発のオンパレードになると思いますが、最後には「達成感」としての「疲労感」を自分たちと一緒に感じていただけたら幸いです。

福富寿一 役:高崎俊吾*
新シリーズが始動して3作目、カンパニーとしての絆も団結力もさらに増して、この公演を迎えました。たとえボロボロになっても、絶対に諦めないチームです。最後までペダルを回し続けます。俺たちは、強い!!インターハイ2日目を描く今作、福富寿一としては因縁の相手との決着をつける作品となります。箱根学園の主将として、そして総北高校の最大のライバルとして、熱く熱く演じています。その強さ、熱さを楽しみにしてもらえたらなと思います。
これまで舞台『弱虫ペダル』シリーズをご覧になったことがある方にも、初めて観る方にとっても、『ペダステ』の持つ沸る魅力は、普遍的に心を打つ作品だと自負しています。是非、劇場で生のインターハイを体感していただければと思います。

※高崎俊吾の「高」の字は(ハシゴダカ)、「崎」の字は(タツサキ)が正式表記

石垣光太郎 役:鐘ヶ江洸
一人ひとりがこれまで積み上げてきた想いが重なりチームとして、カンパニーとして、一つの生き物のように、最後まで息つく間もなく物語が進んでいく。それが今作の一つの特徴なのかなと思っています。その怒涛の物語の中、全力で生き抜く登場人物一人ひとりの人生を楽しんでいただけたらとても嬉しいです。初参戦ではありますが、誠心誠意込めてこの作品に挑みたいと思います。レース中、石垣がこれまで抱えてきた葛藤や信念があふれ出る瞬間がとても人間らしくて、大好きなシーンです。原作に最大限のリスペクトを込めつつ、石垣として全力でペダルを漕ぐリアリティの中であふれ出てくる感情を大切にして、一公演一公演大切に演じていきたいと思います。
原作が大好きでずっと拝読していた作品に出演させていただけることを心から光栄に思います。『弱虫ペダル』の一ファンとして、『ペダステ』の一俳優として、真摯に真っ直ぐ役と向き合っていこうと思います。インターハイに全てをかける石垣としての人生を、我慢とド根性を持って全身全霊で生きていきます!何卒応援のほどよろしくお願いします。

水田信行 役:田口司
水田信行 役を演じさせていただきます田口司です。「THE DAY 1」を観劇した際、御堂筋翔 役の(新井)將くんにとても惹かれた事を覚えています。御堂筋くんが登場した瞬間、その場の空気がガラッと変わる感じを京都伏見の一員として水田くんらしく表現していきたいと思っています。僕は水田くんのようなキャラクターを演じるのが初めてだったので、先輩方がこれまで演じてきた水田くんを大切にしつつ、演出の鯨井康介さんや周りの皆さんからアドバイスをいただきながら作ってきました。水田くんの持つ憎めない可愛らしさを見ていただけたら嬉しいです。
稽古場から本当に最高の熱量でやってきました!お客さまへお届けできる日を今か今かとずっと待ちわびていましたので、ぜひたくさんの方にこの熱量を浴びていただきたいと思っています。劇場にてお待ちしております!!

御堂筋翔 役:新井將
いよいよ待ちに待った「THE DAY 2」に辿り着きました。これ以上無い程に皆様の期待とドキドキを感じて来ました。それらを軽く飛び越えて、ワクワクに変えてしまう魔法のような舞台を約束したいと思います。今作ではこれまで以上にいろんな姿カタチの御堂筋くんをお見せ出来るかと思います。あらゆるライバルに対して手当たり次第に挑戦状を叩き付けますから、「コイツにはこう」「アイツにはこれ」というように様々な形態で戦います。つまりは全部が見どころです。
前作、前々作に引き続きたくさんの応援、誠にありがとうございます。皆様が愛してくださるおかげで僕たちはまた今日を走れます。皆様の日々もまた、より素敵で彩りあふれるものになりますように。僕たちも精一杯の愛で皆様にお返しできたらと思います。舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2を心ゆくまでお楽しみくださいませ!

舞台写真

©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会