舞台劇「からくりサーカス」 大西桃香 インタビュー

※衣装・ウィッグを含めたデザインは本番の仕様とは異なる可能性がございます。

「からくりサーカス」が遂に“舞台劇”として開幕!

 

莫大な遺産を相続し、命を狙われる少年・才賀勝、偶然の出会いから勝を助ける拳法家の青年・加藤鳴海、勝を守る人形遣いの女性・しろがね。彼らを巻き込む数百年に渡る運命の物語を描く大作漫画「からくりサーカス」は、累計発行部数1500万部を誇る藤田和日郎による人気作だ。10月からTVアニメも放送開始となり、注目を集めている。本作の舞台化が決定した。AKB48チーム8の大西桃香が挑戦するのは、銀髪の美しい女性・しろがねと、物語の起点に存在する可憐な女性・フランシーヌの二役。

大西「ビジュアル撮影では、プロデューサーの方がコミックを片手にたくさんアドバイスをくださいました。セリフを言いながら撮ろうと提案してくださったり、小物を持たせていただいたり。とても新鮮な撮影でした」

 

漫画やアニメを原作とする2.5次元作品への出演は初となる大西は「衣裳が細部までこだわり抜かれていて、感動しました!」と、制作陣の熱意に驚きの声を上げる。

大西「少女漫画育ちだったのですが、『からくりサーカス』は先が気になる展開で夢中になりました。バトルシーンも格好良くて、ハマりそうです!」

 

最近、「ダンスの時にバテるのがイヤで」と、筋トレを開始していたそう。舞台のアクションにも活かせるのでは? と問うと「運動神経は中の上くらいです……」と謙遜。

大西「舞台経験も浅く、演技の知識も少ないので不安はありますが、選んでいただいたからには頑張ります!(AKB48の)メンバーが舞台に立つ姿を見てきて憧れもありましたし、これをきっかけに自分も成長して変わっていきたいです。。Wキャストの飯田里穂さんに少しでも追いつけるように、“どっちのしろがね・フランシーヌも良かったね”と言ってもらえるように、精一杯演じていきたいです」

 

不安やプレッシャーは大きいが、ビジュアル撮影を経て「楽しみになってきました」と笑顔を見せた。

大西「原作ファンの方にも“この子がこの役を演じて良かった”と思ってもらえるようになれたら。チーム8のみんなにも観に来てもらいたいですね。演技経験者が多いので、見る目は厳しいと思いますけど(笑)」

 

インタビュー・文/片桐ユウ

 

※構成/月刊ローチケ編集部 11月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります

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【プロフィール】
大西桃香
■オオニシモモカ AKB48チーム8(奈良県代表)のメンバー。今年7月、AKB48チーム8単独舞台「KISS KISS KISS」に出演。1st写真集『夢の叶えかた。』発売中。