佐藤流司、高橋克典、花總まり出演 舞台『応天の門』共演者、第一弾ビジュアル解禁&キャストコメント到着

平安クライムサスペンスを描く大人気漫画の舞台化!作品を彩る豪華な共演キャストが決定!
2013年より「月刊コミックバンチ」「コミックバンチ Kai」(新潮社)にて連載中の歴史漫画「応天の門」。気鋭の作家・灰原薬が手掛ける本作は、平安時代を舞台に、学問の天才と称される菅原道真と、都で随一の色男である在原業平がタッグを組み、京の都で起こる怪奇事件を次々と解決していく様を描く歴史クライムサスペンスだ。
この度、既報の菅原道真役の佐藤流司、在原業平役の高橋克典、渡来人で都の遊技場を仕切る女主人・昭姫役の花總まりに加え、豪華キャストが発表となった。

紀長谷雄役に中村莟玉、白梅役に高崎かなみ、藤原基経役に本田礼生、伴中庸役に白石隼也、小藤役に坂本澪香、藤原良房役に青山良彦、源 融役に篠井英介、そして伴善男役に西岡徳馬が顔を揃え、本作を鮮やかに彩る。さらに八十田勇一、若狭勝也の出演も決定し、才気溢れる若手から実力派俳優まで個性豊かなキャストが集結した。
意気込みコメントと併せて、第一弾ビジュアルも解禁。原作の雰囲気を踏襲しつつ、優美かつ幻想的なビジュアルになっている。陰謀渦巻く平安の世で、逞しく生き抜く登場人物たちを表情豊かに描く平安ミステリーに乞うご期待!

キャストコメント

【紀長谷雄 役】中村莟玉

不器用でおっちょこちょいで、騙されやすくて間抜けで、年がら年中空回りしっぱなしの、まるで普段の自分そのままのキャラクターの”紀長谷雄”というお役を頂戴し、いつ自分の素性がバレたのかと驚いています(笑)。歌舞伎以外のお芝居の舞台に出演するのは今回が初めてとなりますが、素敵な出演者の皆様とご一緒させていただくのがとても楽しみです。一生懸命頑張ります!

【白梅 役】高崎かなみ

菅原道真様に仕える白梅を演じさせて頂きます、高崎かなみです。今回こんなにも豪華なキャストの皆様とご一緒させて頂ける事、明治座というとても大きな舞台に立たせて頂ける事、大変嬉しく思います!皆様と共に素敵な作品を創っていけるよう精一杯務めさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します!

【藤原基経 役】本田礼生

原作を読ませていただいたとき、すぐに世界に引き込まれました。そしてこの紛れもない求心力は、舞台でも再現しなければならないと感じました。その時代に、その世界に、藤原基経としてしっかり生きたいと思います。劇場でお待ちしております。

【伴中庸 役】白石隼也

偉大なる父と世情に翻弄され続けた伴中庸。彼の葛藤と苦悩、そして希望は何だったのか、中庸の如く大いに悩み抜きたいと思います。明治座に現る平安京が今からとても楽しみです。

【小藤 役】坂本澪香

自分の目標でもありました時代劇に初めて挑戦致します。丁寧にたくさん勉強し、ご覧いただく皆様に観て良かったと思っていただけるよう、毎度と変わらぬ私の気持ちで臨ませていただきます。どうぞよろしくお願い致します!

【藤原良房 役】青山良彦

2017年9月公演以来コロナの影響もあり7年ぶりに明治座に出演いたします。長年にわたり育てて頂き慣れ親しんだ、たくさんの思い出のある劇場で初めて共演させて頂く方たちに囲まれどのような世界が出来上がるのか私自身ワクワクしております。

【源融 役】篠井英介

原作の面白さそのままに佐藤流司さんを筆頭に素敵なキャストとご一緒出来ること。今から興奮しています。
私にとっては久しぶりの明治座さんそして珍しい時代が舞台。きっとロマンと感動の作品になります。是非御運び下さい。

【伴善男 役】西岡徳馬

いつの時代も、権力闘争。文明は変わっても、それは変わらない、人間の性なのだ。
共同生活を営む私達にはリーダーが必要、誰を選ぶのか?そして誰がどう、それを決めるのか。今年もあった数々の選挙が物語る。果たして、平安の時代はどうであったか?人類は昔も今も変わらずなのか?その人の心を描く「応天の門」どうぞお楽しみに。

あらすじ

げに恐ろしきは人間か物の怪か───
門によって護られ、門によって隔絶された都市、平安京。
藤原家が宮廷の実権を掌握しようと目論む頃、都では夜な夜な女官が行方不明になるという不穏な事件が相次いでいた。“鬼の仕業”と噂される事件を解決するよう命を受けたのは、京の守護につく在原業平(高橋克典)。夜ごと違う女のもとへ通う京随一の艶男である業平は、逢瀬を終えた帰路の途中、屋敷の屋根の上に怪しげな人影を見る。鋭い目つきで業平を見つめる少年は、若き文章生である菅原道真(佐藤流司)であった。
ある日、業平の親戚で道真の級友でもある紀長谷雄に女官誘拐の嫌疑がかけられたことで、奇遇にも再会を果たす道真と業平。長谷雄にかけられた疑いを晴らすべく、不本意ながらもタッグを組むことになった2人は、怪しげな遊技場を営む昭姫(花總まり)の力を借り、事件の真相を探っていくが…。

※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記