“未来のモノマネ四天王”がみせる贅沢なコラボレーション
7月7・8日に東京、8月11・12日に福岡で開催されるスペシャルものまねライブ「変人」。’12年に原口あきまさとホリが“モノマネの更なる可能性を求めて”スタートさせ、翌年から山本高広とミラクルひかるが合流した、今回で6回目となるライブだ。
原口「毎年、本番までどんな内容になるかはわからないのですが(笑)、今回も旬の出来事や事件をモノマネでおもしろおかしく表現することになるはずです!」
ミラクル「築地のように新鮮に!という気持ちでやっています」
ホリ「だから本番直前になにか起きたりすると、内容も変わっちゃうんですよ(笑)」
原口「誰が言ったか知らないが“未来のモノマネ四天王”」
ミラクル「要は誰も言ってないぞっていう(笑)」
と笑い合う4人だが、それぞれが誰もが知るモノマネ芸人。彼らがさまざまにコラボしたネタをいくつも披露するのは、このライブだけだろう。4人で130人ほどのモノマネをやるのだという。
山本「さっきは楽屋で木村拓哉さんと江口洋介さんのドラマをやってみてました」
ホリ「モノマネの面白さをパズルみたいにできるのがいいですね」
原口「例えばミラクルなら歌もののイメージがあると思いますが、ライブではコントや喋りもやります。そういうのも楽しみの一つですよね」
ミラクルが「原口さんはリーダー気質、山本さんはいじられキャラ、ホリさんはかわいらしい」と紹介すると、山本が「(ミラクルは)台詞が毎回違う」と返しみんなで笑うなど、取材中も和気あいあいとした4人。
原口「いいものを持ったメンバーが集まってるから。そのいいものをまず出して。そこにプラスαで、今やりたいものをやってます」
最後に、お互いがライブで楽しみにしている姿を聞いてみた。
ミラクル「山本さんがやる江口洋介さんの首の動き!」
山本「原口さんがやる、さんまさんの標準語。レアですよ!」
ホリ「ミラクルさんの、誰もやったことないようなネタをぶちこんでくるところ!」
原口「僕はホリさんの緊張感を一番観てほしい(笑)」
【こぼれ話】
テレビでも大活躍の4人に、このライブでしかできないことを聞いてみると、「テレビじゃできないことを」とホリ。
山本「昨年、一番ウケたのはステージ上のネタじゃなくて映像だったんですけど(笑)」
ミラクル「でも芸人としては一番燃えるんですよね。ワクワクしたいんですよ、まず自分たちが」
原口「ものまねだからできることというか、ものまねでしかできないことというか。国民的アイドルは解散しましたけどモノマネでは復活できる、みたいなこととかもあるし」
ホリ「刑事ネタとかだったら、いろんな刑事ドラマの登場人物がまとめて登場したりとか」
山本「まず普段はピン活動が多いので、4人でやるとかもあまりないですよね」
原口「ひとり30分位のショーをやるのかなって思われることも多いんですけど、そうではなくて。コントだったりのイメージなので。全公演、観に来てくれる方が『全部違う公演を観た感じがする』って言ってくれたりして。ありがたいです」
ミラクル「全部違うってことはないですね」
一同「(笑)」
インタビュー・文/中川實穂
インタビューPhoto/村上宗一郎
※構成/月刊ローチケ編集部 4月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります
掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【プロフィール】
原口あきまさ
■ハラグチ アキマサ テレビ・ラジオなどで大活躍のモノマネタレント。俳優としてもドラマや映画に出演。
ホリ
■ホリ 豊富なレパートリーと高い完成度でバラエティのみならずアニメの声優としても活躍。
山本高広
■ヤマモト タカヒロ 一世を風靡した織田裕二のモノマネは、ジャンルの垣根を越えて浸透している。
ミラクルひかる
■ミラクル ヒカル 「歌まね」から「しゃべりまね」まで高いクオリティを誇るレパートリーの数々で、女性ものまね芸人の新境地を開拓。