トム・ブラウン単独ツアー2026 「僕は僕のよこがおを知らない」|トム・ブラウン インタビュー

脳のしわに刻む笑撃!全国14都市を笑いの渦へ

昨年『キングオブコント』決勝に初進出したトム・ブラウン。コントでも世間にインパクトを残したふたりは5月から単独ツアー『僕は僕のよこがおを知らない』で全国14都市を巡る。そこでツアーに向けて話を聞いた。

――昨年も単独ツアーを回っていましたが、そのときに披露したネタは『キングオブコント』では披露できなかったそうですね

布川 はい。ツアーで一番叩いたネタがコンプライアンスアウトになりまして(笑)。大会側から過度な性的表現の連呼により、今回は申し訳ありません!と言われてしまったので、急遽違うネタを持っていきました。

――ツアー中の反応はどうだったんですか

布川 福岡とか長崎とかはバイオレンスになればなるほどウケていた気がします。でも、寒い地域でも徐々に受け入れられている感じもあります。特に山形では開演のアナウンスの段階で拍手をしてくれて、温かったです。

みちお 外寒いのにな。

布川 おもんな!

――今年のツアーも賞レースは意識されているのですか?

布川 いや、僕らはもともとそんなに賞レースは意識せずにやったほうがいいかなと思っています。『M-1』の決勝に行った漫才も、賞レース用として作ったネタじゃないんです。

みちお お笑いを長年続けてくると、ある程度ウケるパターンみたいなのはわかってくるんです。でも、布川に「頭で考えるな。何も考えずにネタを考えろ」って言われたことがあって。

布川 考えるな、感じろ的なね。

みちお それができたときにちゃんと決勝に行けているので、ツアーでもとにかく面白いものを作るつもりでやっていきたいです。

布川 僕らはとにかくお客さんに笑ってほしいんですよ。後輩とかからも「あれで老若男女を笑わせたいと思ってるんですか!袖だけ笑わせようとしてません!?」とか言われることもあるんですけど、本当にそんなことなくて。老若男女に笑ってほしいです。

――現状の予定だと今年のツアーは、漫才とコントはどのぐらいの割合でやるんですか?

布川 半々くらいですかね。『M-1グランプリ』『キングオブコント』両方ファイナリストでもあるので!!!!二刀流ってところを見せたいです。

みちお 二刀流というか、一つの大きいこん棒みたいな感じかもね。漫才もコントもどっちもたまたま当たってるだけで、二刀流っぽくはないからね(笑)。

布川 たしかに漫才とかコントとかいうジャンルじゃない存在になれたらいいですね。「ラーメン二郎」もラーメン界ではラーメンとは別の存在って言われているので、僕らも芸人界のラーメン二郎になれたら嬉しいです。

――おふたりのネタにしかないパワーも魅力だと思います

みちお ありがとうございます。本当に僕らのライブを見れば元気になれると思います。ただその分、すごく疲れます(笑)。会場で見ると疲れるくらいのパワーをもらえる。とにかく脳のしわに深く刻み込まれる思い出になると思うので、ぜひ会場に来てください。

布川 僕らネタ中、むちゃくちゃ汗かいているので最前列の人には汗もツバも飛びまくるんですけど、それを会場で体感してほしいです。あと今年は幕間のVTRで、みちおが莫大な金を使ってまして……。ただすごい奇跡も起こりました。会場でしか見られないVTRなので、絶対に見に来てほしいです!

インタビュー・文/梅山織愛
Photo/山本倫子

※構成/月刊ローチケ編集部 4月15日号より転載
※写真は誌面と異なります

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【プロフィール】

トム・ブラウン
ツッコミ担当の布川ひろきとボケ担当のみちおからなるお笑いコンビ。「M-1グランプリ」ではʼ18年とʼ24年、「キングオブコント」では2025年に決勝に進出。