打楽器奏者7人よる新作パフォーマンス「moment」上演決定!


トップドラマー石若駿率いるクラシックパーカッションアンサンブルによる無言劇×打楽器の新作公演!~「時間とはなにか?」をテーマに、音と光とストーリーが織りなす一大スペクタクル~

2025年8月28日(木)、29日(金)に、有楽町I’M A SHOWにて、Ki-Do-Ai-Raku×Percussion Treeの新作パフォーマンス「moment」を開催します。

本公演「moment」は、トップドラマーの石若駿をはじめ、現在シーンの第一線で活躍している、東京藝術大学音楽学部出身のエリート打楽器奏者7名による、無言劇×打楽器のこれまでにない全く新しいパフォーマンス。ステージ上で繰り広げられる音と光と無言劇で「時間とは何か?」という普遍的なテーマに迫り、「時間」の概念に新たな解釈を提示します。チケットは4月25日(金)12:00より各プレガイドにて先行受付、一般発売は5月24日(土)10:00より、それぞれ開始いたします。

 

作品コンセプト

打楽器×無言劇で迫る、「時間とは何かーー。」
日々時間の概念に囚われて生きるわたしたち。そもそも「時間」とは、わたしたちが勝手につくったものなのか?それともそこに、元々あったものなのか。わたしたちが「時間」を失ったとき、或いは「時間」から解き放たれたとき、何が聞こえ、どんな景色が見えるのか…。「時間」とは何なのか。

 

【ストーリー】
夜と昼を繰り返しながら、日常を生きる7人。
次第にその1日は目まぐるしく加速し、 走っても走っても追いつけない。
そしてついに、時間と光を見失ってしまう。
時も光もうつろわない世界。
自分の存在さえぼやけて、よくわからない。
そこにいったい何が在るのか?手探りで、一歩ずつ歩き出す。
暗闇の中で聴こえてきた「音」に身を寄せ、少しずつ解けていく7人。
そして、次第に膨らんでいく空間。
そこに生まれた、新しい「時間」とはーー。

 

出演者プロフィール

〈Percussion Tree〉

齋藤 梨々子 (Ririko Saito) ◆プロデュース
打楽器奏者。1994年神奈川県出身。東京藝術大学 音楽学部 器楽科 打楽器専攻卒業。その後ドイツのフライブルク音楽大学修士課程にて学ぶ。在籍時Deutschlandstipendium奨学生。2019‐2020年ロシア国立ブリヤート歌劇場オーケストラ打楽器奏者。現在オーケストラや室内楽を中心とした演奏活動のほか、自身の25年以上にわたるクラシックバレエの経験と歌劇場オーケストラ勤務の経験を活かし、Ensemble Classica Zushi代表としてバレエ・音楽公演のプロデュース、制作も行っている。音楽教室Kleine Schule主宰。第15回PASイタリア国際打楽器コンクール小太鼓部門第1位(部門最高得点)。

 

難波 芙美加 (Fumika Namba)
打楽器奏者。1994年岡山県出身。岡山県立岡山城東高等学校を経て、東京藝術大学に入学。
2017年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅩⅤ《カルメン》、セイジ・オザワ松本フェスティバルに小澤征爾音楽塾オーケストラメンバーとして参加。東京藝術大学卒業時、同声会賞及びアカンサス音楽賞を受賞。卒業後は渡独し、フランクフルト音楽舞台芸術大学修士課程を修了。2019年9月から2020年7月までバイエルン州立劇場フィルハーモニー管弦楽団コーブルクの研修生として、同劇場の公演に参加。2021年10月から2022年9月まで、アンサンブル・モデルン・アカデミーに在籍し、ManiFeste(パリ)やルツェルン音楽祭など、欧州の主要な現代音楽祭に出演。4年間の留学を終え帰国し、フリーランスとして首都圏を中心に活動している。これまでにフランクフルト放送交響楽団、ヘッセン州立歌劇場管弦楽団ヴィースバーデン、アンサンブル・モデルン、東京交響楽団等に客演。打楽器アンサンブルグループ「Percussion Tree」メンバー。

 

吉田 開 (Kai Yoshida)
打楽器奏者、ドラマー。1995年埼玉県出身。3歳からマリンバを、15歳からパーカッション全般を始める。 幼少期より打楽器アンサンブルグループ「マリンバ・ポニーズ」のメンバーとして国内外でのコンサートや、テレビ朝日『題名のない音楽会』、NHK『金曜オンステージ』など TV 番組への出演を数多く経験する。東京藝術大学器楽科打楽器専攻を卒業。在学中よりマルチパーカッショニストとして演奏活動を開始し、クラシック、ジャズ、ラテン、現代音楽、ミュージカル劇伴など多ジャンルに渡って学ぶ。大学卒業後、さらに自身の音楽性を広げるべくリズム教育研究所に研究生として参画。ドラムス・ラテンパーカッションの研鑽を積み、演奏技術の向上に加えてポピュラー音楽に関する総合的な知識やインストラクションの実践法についても研究を行う。
現在は同研究所に講師として在籍しながら、東宝や宝塚歌劇団をはじめとするミュージカル、アーティストサポート、スタジオレコーディング、プロオーケストラ・吹奏楽団への客演などの分野でドラマー・パーカッショニストとして演奏活動を行なっている。
リズム教育研究所 非常勤講師、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校 非常勤講師
打楽器アンサンブルグループ『Percussion Tree』、『ドライヴ』メンバー

 

〈Ki- Do-Ai-Raku〉
東京藝術大学音楽学部器楽科打楽器専攻の同級生により結成。在学中、オーディションに合格し第40回、41回藝大定期室内楽に出演。2016年初コンサートを開催。題名のない音楽会に出演。International Percussion Competition Luxembourg 2015セミファイナリスト。

秋生 智之 (Tomoyuki Akiu)
打楽器奏者。1993年山形県米沢市出身。山形北高等学校音楽科を首席で卒業後、東京藝術大学器楽科打楽器専攻卒業。その後5年間フリーランスとして活動した後、渡独。ハンブルク にてNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団ソロティンパニー奏者Stephan Cürlis氏の元で学ぶ。これまでに打楽器、ティンパニーを平下和生、藤本隆文、杉山智恵子、Stephan Cürlisの各氏に師事。ピアノを知野礼美、佐野隆哉の各氏に、トランペットを栃本浩規氏に、ヴィオラを市坪俊彦氏に、クラシックギターを志野文音氏に、声楽を小松正広、渡辺祐介の各氏に師事。International Percussion Competition in Luxemburg 2015 セミファイナリスト。また、テレビ朝日 題名のない音楽会、紅白歌合戦への出演や、NHKEテレなど、番組音楽にも音を提供する。その他、TCアルププロジェクト2021 パレードや、渋谷シアターコクーン初のライブ配信のための演劇への音楽出演、全日本吹奏楽連盟主催のアンサンブルコンテスト地区大会の審査員を務めるなど、ジャンルを超えて活動の場を広げている。ぱんだウインドオーケストラメンバー。

 

石若 駿 (Shun Ishiwaka) ◆作曲
ジャズミュージシャン、ドラマー、打楽器奏者。1992年北海道出身。2004年、12歳で日野皓正クインテットライブにゲスト出演。2008年バークリー音楽院よりバークリーアワードを受賞し、翌年 奨学生としてバークリー音楽院に留学。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を首席で卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。リーダープロジェクトとして、Answer to Remember,CLNUP4,SMTK,Songbook Trioを率いる傍ら、椎名林檎、星野源、絢香、くるり、CRCK/LCKS、Kid Fresino、君島大空、Millennium Paradeなど数多くのライブ、作品に参加。 クラシック音楽では、自作の協奏組曲「playgroundz(for percussion)」を2023年HTBジルベスターコンサートにて札幌交響楽団と共に世界初演。
近年の活動として、山口情報芸術センター[YCAM]にて、音と響きによって記憶を喚起させることをテーマに、細井美裕+石若駿+YCAM新作コンサートピース「Sound Mine」を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス「石若駿×浅井信好ライブセッション」を行う。
自身のソロパフォーマンスが、山本製作所100周年記念モデル「OU-オウ」のPV、フィガロジャポン新連載 山田智和監督「虹の刻 第15章」のオンラインスペシャルムービー、世界的建築家 妹島和世氏設計による大阪芸術大学アートサイエンス科新校舎のドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世(監督・撮影 ホンマタカシ)』の音楽に抜擢されるなど活動は多岐に渡る。
公式HP http://www.shun-ishiwaka.com/home
公式Instagram @shun_ishiwaka

 

樋口 さゆり (Sayuri Higuchi) ◆作曲
打楽器奏者。1993年栃木県出身。東京藝術大学 音楽学部 器楽科 打楽器専攻を経て、同大学院修了。修了時に、大学院アカンサス音楽賞を受賞。現在、フリーランスの打楽器奏者として吹奏楽、オーケストラ、室内楽など多方面での演奏活動を行う他、数多くの打楽器アンサンブルや吹奏楽作品のレコーディングにも参加している。
また近年は、マリンバ・打楽器・自然音を使ったヒーリング音楽の制作やリラックスできる空間づくりに取り組んでいる。打楽器・マリンバを、寺田由美、故 岡田眞理子、藤本隆文の各氏に師事。寺田由美パーカッションアンサンブル「ドライヴ」、打楽器四重奏団「Ki-Do-Ai-Raku」各メンバー。「Marimba Healing」主宰。
https://www.youtube.com/@marimba-healing

 

日比 彩湖 (Ako Hibi)
マリンバ・打楽器奏者。1992年愛知県出身。3歳よりマリンバを始める。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科打楽器専攻を卒業。在学中、第40回、41回藝大定期室内楽に出演。第10回KOBE国際学生音楽コンクールA部門優秀賞。田久保裕一指揮、セントラル愛知交響楽団と共演。American Wind Symphonyのツアーにて、ソリストとしてマリンバコンチェルトを演奏。第1回Taiwan International Percussion Convention Competition Marimba Solo 部門ファイナリスト。CDやTVCM等の録音に参加する他、テレビ番組「題名のない音楽会」「ららら♪クラシック」「NHK紅白歌合戦」等に出演。パルコ・プロデュースの舞台「幽霊はここにいる」に楽士として出演。現在ぱんだウインドオーケストラ、ならびにオーケストラ・トリプティークメンバー。
公式Instagram @akohibi