劇場の運営や公演の企画を手がけるART COMPLEXグループ(所在地:京都市中京区、代表取締役小原啓渡)が手がける、京都で上演中の ‟日本発・日本初” のノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』は、2019年4月1日にロングラン8年目に突入します。
■京都発の舞台、世界を魅了
100席限定の小劇場ながら、昨年12月には観客動員数20万人を突破。世界に通じる日本の舞台作品として、現在も国内外からの来場で連日賑わいをみせ、京都を訪れる多くの外国人観光客に日本文化の魅力を発信し続けています。
『ギア』ではセリフを一切用いず、人形の「ドール」と人間型ロボットの「ロボロイド」たちの出逢いと再生をユーモアを交えて高い物語性で表現しています。
プロジェクションマッピング等の最新技術と、身体を駆使した迫力のパフォーマンスを緻密に練り上げたケレン味溢れる日本オリジナルの舞台作品です。
■他とは全く異なる“持続可能な”ロングランシステム
近年、言語の壁を超えて楽しめる「ノンバーバル(セリフを用いない)作品」は、訪日旅行客の上昇に合わせ、国内で新作の上演が続いています。活況を見せる一方、その多くは来場者が定着せず、ロングラン上演する目処が立たなくなり、半年にも満たない形で終了を余儀なくされています。
『ギア』はブロードウェイを手本にとるだけでなく、国内で持続可能なロングランシステムに向けて、長い年月をかけて試行錯誤し、運営体制を準備。更に、2年もの試演期間を設けて、丁寧に作品を創り上げました。開幕となった今でも独自システムでクオリティアップに臨んでます。
2020年の東京オリンピック、2025年の大阪で開催される国際博覧会を控え、次の10年目を目指し、世界各国から長く愛される作品づくりに邁進してまいります。
■統括プロデューサー 小原啓渡よりコメント
『桃栗三年柿八年』ということわざは、樹木が果実をつけるまでの年数を挙げて、物事が成就するまでには相応の時間と地道な努力が必要だということを伝えています。
今年、ギアは8年目を迎えます。
わずか100席の小劇場で20万人の動員を突破したことも、キャスト、スタッフの情熱と日々の試行錯誤の賜物であり、それを支えて頂いた御客様の応援があっての成果だと心から感謝致しております。
今後も、年齢や国籍を超えて感動して頂ける、更に質の高い作品を目指し、不断の研究と改良を続けて参ります。引き続き、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。