談ス・シリーズ第三弾 ゲネプロ なかのZERO小ホール
あなたはこのタイトル(ロゴ画像掲載)をなんと読むだろうか?
この「読み方がわからない」タイトルをひっさげ、談ス・シリーズ 第三弾は東京・中野公演から幕を開けた。
談ス・シリーズは大植真太郎、森山未來、平原慎太郎の三人が振付・出演するダンスあり、セリフあり、今回の公演のチラシから引用させてもらえば「ダンスでなけりゃ格闘技でもなし、ましてや演劇でもない」という独特なスタイルの公演だ。
ステージ上の三人は、無言で体を動かしたかと思えば突然話し出す。
それもお互いに話すだけでなく、客席にも話しかける。
そしてまた不意に、取っ組み合いのように腕を、足を絡み合わせて三人でうごめきだす。
なにかのスポーツに似た動き、なにかのゲームに似た動き、小学校で習ったような組体操をほうふつとさせるかたちを作り出したかと思えば、次の瞬間にはもうかたちは崩れ、三人は舞台上に散っていく。
公演が進むにつれ三人の呼吸も激しくなり、最後にはその息遣いだけが真っ暗な舞台にこだまする。
「読み方がわからない」タイトルの今回の公演。
ぜひ、劇場でその姿を見て、このタイトルの意味を、感じて、考えてみてほしい。
公演は6月まで各地上演中。
写真・文/ローソンチケット