太鼓芸能集団・鼓童 2022年の活動予定発表!

昨年11月、Bunkamuraオーチャードホールでの鼓童創立40周年記念公演(撮影:岡本隆史)

鼓童は、1981年にベルリン芸術祭でデビューした後、これまでに52の国と地域で6,500回以上の公演を行っている太鼓芸能集団。2022年の活動予定が発表された。

現在、日本のプロフェッショナルの公演団体として最も数多くの海外公演を行い、昨年創立40周年を迎えた。
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見出し、現代への再創造を試みる鼓童は、劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」や、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスなど、異なるジャンルの優れたアーティストとも積極的に交流を図り、世界各地で様々な形で太鼓文化の普及と発展に努めてきた。
昨年も感染症の影響が続く中、多くの応援の声に励まされながら日本各地で公演活動を行ってきた。そんな鼓童の今年初の公演は、コロナ禍以来、2年ぶりとなる海外(ヨーロッパ)ツアー。新型コロナウイルスの影響により世界の人々の間に分断が起きている時代だからこそ、言葉を超えた太鼓の音を届ける。そして国内においては昨年に引き続き全国各地で行われる創立40周年ツアー、鼓童ワン・アース・ツアー2022〜童を軸に、6月には鼓童浅草特別公演2022「翔走-Shoso-」が3年ぶりに浅草公会堂にて開催。7月にはりゅーとぴあ新潟市民芸術会館の専属舞踊団Noism Company Niigataとの初共演。また、11月からは翌年2023年にかけて、鼓童ワン・アース・ツアー2022〜ミチカケの公演がスタートする。
今年の鼓童は、浅草公演10年目やアース・セレブレーションが35周年と、昨年に引き続きメモリアルイヤーとなる。伝統を守りつつ新しい事にも挑戦し走り続ける鼓童の<過去、現在、未来>を、太鼓の響き、音楽の力、生身の舞台を通じて全国各地、世界各地へと届けていく。
今後も新たな挑戦をし続ける鼓童に期待は十分だ。

 

鼓童 佐渡宿根木公演2022

11年目を迎え、佐渡のゴールデンウィークを彩る公演として好評な連続公演。重要伝統的建造物群保存地区・宿根木に佇む「宿根木公会堂」の芝居小屋の雰囲気とともに、佐渡でしか味わえない、特別編成でお届けする舞台が堪能できる。

【公演日程】2022年4月29日(金・祝)~5月7日(土)全10回公演@宿根木公会堂
【演出】地代純   
【出演予定】藤本吉利、小島千絵子、藤本容子、山口幹文、見留知弘、地代純、山脇千栄 他
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/36025

 

創立40周年ツアー 鼓童ワン・アース・ツアー2022〜童(わらべ)

生命の音(リズム) 魂の躍動

2021年秋よりスタートした創立40周年記念公演第三弾となる「童」。今年は5月〜7月、9月にわたり北海道から鹿児島まで全国各地にて公演を行う。
昨年上演されたオーチャードホールはじめ各地で好評だった40周年を飾るに相応しい作品。三宅、大太鼓、屋台囃子という定番曲に加えて、この作品で生まれた新曲が数多くプログラムされている。

【公演日程】
5月/神奈川、千葉、東京、埼玉、静岡       
6月/三重、岡山、滋賀、和歌山、大阪、千葉
7月/栃木、福島、宮城、岩手、北海道、新潟   
9月/長野、群馬、岡山、広島、熊本、大分、鹿児島、山口
【演出】船橋裕一郎
【出演予定】齊藤栄一、中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、三浦康暉、池永レオ遼太郎、北林玲央、前田順康、三枝晴太、山脇千栄、小野田太陽、詫間俊、新山萌、野仲純平 他
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/33501

 

鼓童浅草特別公演2022「翔走-Shoso-」

その一瞬に、奮い立つ。

2013年から浅草にて開始した連続特別公演が、今年で10年目を迎える。また浅草公会堂での公演は3年振りとなり、節目ともいうべき記念すべき特別な今年の舞台を、新作「翔走」と題して阿部好江が浅草初演出する。
鼓童の歴史ある演目から舞台初披露の演目まで、困難な時期を過ごす中で蓄えたエネルギーや新しい創造の世界を表現し、佐渡から海を越えて届けられる舞台が堪能できる。

【公演日程】2022年6月23日(木)~26日(日)4日間全5回公演 @台東区立浅草公会堂
【演出】阿部好江
【出演予定】齊藤栄一、中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、三浦康暉、池永レオ遼太郎、北林玲央、前田順康、三枝晴太、小野田太陽、詫間俊、新山萌、野仲純平 他
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/35082

 

Noism×鼓童

りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団Noism Company Niigataと佐渡を拠点に活動する太鼓芸能集団 鼓童の共演がついに実現!新潟から世界へ向けて同時代の創作を続ける両集団が、現代音楽の作曲家・原田敬子氏による新曲で、新潟発の新作を上演する。

【公演日程】
新潟/7月1日(金)~3日(日)
埼玉/7月8日(金)~10日(日) 
京都/7月17日(日) 
愛知/7月23日(土) 
山形/7月30日(土)
【出演予定】Noism Company Niigata、鼓童
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/35434

 

アース・セレブレーション2022

今年、アース・セレブレーションは35周年を迎える。メインゲストにアーティスト、俳優でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使としても活躍中のMIYAVIを招き、3年振りの有観客での開催を目指して準備中。子供から大人までワクワク楽しめるようなコンテンツを多数用意している。詳細は、5月に発表予定。

【メイン期間】2022年8月19日(金)〜21日(日)
【会場】小木・佐渡全体
【公式サイト】https://earthcelebration.jp/

 

鼓童ワン・アース・ツアー2022〜ミチカケ

森羅万象、煌めきの音。

「真理に繋がるリズムたちを、鼓童で表現してみたい。」近年の鼓童全体の表現を総合的に手掛ける船橋裕一郎と、舞台の要となる楽曲を次々と生み出している住吉佑太が連携し作り上げる、全曲新曲で上演予定の革新的な意欲作。
夜明けから深夜まで変わり続ける自然界のリズム「日の出日の入り」「潮の満ち引き」「月の満ち欠け」。その長い周期感や、「数」に秘められた律動を太鼓音楽で探求する新作を、全国主要都市にて届けられる。

【公演日程】2022年11月〜12月/
佐渡、新潟、仙台、京都、広島、名古屋、観音寺、さいたま、千葉、東京
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/36704

 

海外公演

創立40周年ツアー第一弾 鼓童ワン・アース・ツアー2022~鼓(つづみ)ヨーロッパ公演

新型コロナウイルス感染拡大の影響でツアーを中断することとなった2020年以来のヨーロッパ公演を、今回は10ヵ国で27回の公演を予定。

 

鼓童ワン・アース・ツアー2022~打男(だだん)中国ツアー

2009年の初演以来、ヨーロッパ、アメリカ、ブラジルなど各国で大きな反響を受け進化を続ける坂東玉三郎氏演出による打男が、いよいよ中国へ!10月に4都市にて公演を予定。

 

鼓童 太鼓の学校 第2期

「鼓童 太鼓の学校」は、2021年開始のプロジェクトで、太鼓の力を社会の力に活かすため、鼓童が40年以上の時間をかけて培ってきた太鼓演奏のさまざまな知識や技術を、オンラインで広く世界の方々に提供している。

【鼓童・太鼓の基礎コース】2022年5月~9月、全15回、各2時間のZoomでのオンラインレッスン
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/kodo_taiko_school

 

豊田利晃(監督)×鼓童(太鼓芸能集団)×日野浩志郎(現代音楽家)震撼音楽映画『戦慄せしめよ』

鼓童初の主演映画、いよいよ全国劇場公開!日野浩志郎が書き下ろした89分に及ぶ楽曲群を、全編を冬の佐渡島で演奏・収録した、新しい音楽映画。劇場でその迫力の音像を体感しよう。

緊急劇場公開決定
東京・シネマート新宿:1/28(金)〜2/10(木)
新潟・ガシマシネマ:2/2(水)〜2/27(日)
大阪・シネマート心斎橋:2/11(金)〜2/17(木)
京都・京都シネマ:2/18(金)〜2/24(木)
愛知・センチュリーシネマ:4/15(金)〜
新潟・シネ・ウインド:5/14(土)〜6/3(金)

近日公開
山形・フォーラム山形、青森・フォーラム八戸、盛岡・フォーラム盛岡、宮城・フォーラム仙台、福島・フォーラム福島、茨城・あまや座、群馬・シネマテークたかさき、神奈川・シネマ・ジャック&ベティ、新潟・高田世界館、福井・福井メトロ劇場、長野・上田映劇、静岡・シネマイーラ、大阪・シネヌーヴォ、兵庫・元町映画館、広島・八丁座*シネマ尾道、愛媛・シネマルナティック、佐賀・シアターシエマ、熊本・Denkikan大分・日田シネマテーク・リベルテ、宮崎・宮崎キネマ館、鹿児島・ガーデンズシネマ、沖縄(宮古島)・よしもと南の島パニパニシネマ 
他、全国順次上映!