インバル・ピント『リビングルーム』最新作とともにインバル・ピントが帰ってくる――10年ぶりに世田谷パブリックシアターで来日公演!コメントも到着!

© Edouard Serra

イスラエルを拠点に世界中で活躍する振付家・演出家のインバル・ピントが、最新作とともに世田谷パブリックシアターに帰ってくる。
当劇場では、2005 年に『オイスター/Oyster』と『ブービーズ/Boobies』、2012 年には『ボンビックス モリ with ラッシュ』と『ゴールド・フィッシュ』(いずれもアヴシャロム・ポラックとの共作)を上演してきた。ダンスのみならず、映像や舞台美術、衣裳デザインまでをも手がけ、日本人アーティストとのコラボレーションも数多く、ミュージカルの振付・演出などユニークでチャーミングな舞台で日本の観客を魅了しつづけている。
世田谷パブリックシアターでは実に10年ぶり、インバル・ピントが長年温めてきた珠玉のデュオ作品を上演。

パンデミックの中で生まれた最新作『リビングルーム』
羽のように軽やかで繊細なダンスに魅了される特別なステージが開幕

『リビングルーム』はパンデミックの最中に創作されたインバル・ピントの最新作。
インバル・ピント自身がデザインを手がけたオリジナルの壁紙に囲まれた舞台は、どこかノスタルジックで、でも近未来のような、キッチュで不思議な《リビングルーム》。
出演は、長年創作を共にしているダンサーのモラン・ミュラー、ピントの処女作にも出演し、近年ヨーロッパを拠点に活躍してきたダンサー・振付家のイタマール・セルッシ。
チェリストで歌手のマヤ・ベルシツマンがオリジナル楽曲を提供。
羽のように軽やかで繊細なダンスに魅了される、インバル・ピントならではの特別なステージが開幕。

インバル・ピント(振付・衣裳・舞台美術)コメント

この5月に世田谷パブリックシアターで最新作『 リビングルーム 』を上演できるのをとても楽しみにしています。さまざまな状況や人々のアイデンティティが流動的な今、どんなに思い描こうとしても現実は予測不可能で、未来はいつでも勝手に書き換わっていきます。私の初めての長編デュオ作品『リビングルーム』は、2人の驚異的なダンサー、モラン・ミュラーとイタマール・セルッシが新しい現実を探し出していく物語です。

【あらすじ】

ここはちょっぴりノスタルジックな近未来?
モノや場所、私たちのアイデンティティも自由自在に形を変える。現実はいつだって予測不能。どんなに想い描いても、未来はせっせと書き換わり、世界は勝手に動きだす――そんなヘンテコな物語。