『blast ブラスト!』スペシャルサポーター Matt インタビュー

「金管楽器(ブラス)」「打楽器(パーカッション)」「ビジュアル・アンサンブル(ダンサー/カラーガード)」の3つのパートから構成され、それぞれが驚異的な演奏・技術・演技を披露する圧巻のパフォーマンスショー『blast ブラスト!』がこの夏、10年ぶりに来日。60種類以上の楽器を激しく動き回りながらも巧みに扱うミュージシャンと、色とりどりの手具を華麗にあやつるダンサーの驚異的な演奏・演技・技術が光る圧巻のステージに期待が高まる。

今回、スペシャルサポーターのMattのインタビューが到着!!幼少期からピアノとバイオリンを習い、中学・高校では吹奏楽部に所属し、フルート、サックス、ドラムなどを担当して東京都高等学校吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど、豊富な音楽経験を持つMattが今回の公演の見どころをご紹介!!

これまでの『blast ブラスト!』をご覧になった感想を教えてください

迫力あるパフォーマンスと音はもちろんですが、色彩も豊かで目で見ても楽しめる公演だと思いました。ぜひ色が変化していく美しいステージにも注目して観ていただきたいと思います。それから、休憩時間中や終演後にロビーでパフォーマンスが行われていることを知り、とても驚きましたし、すばらしい試みだなと感じました。なかなかそれほど近い距離でパフォーマンスを観る機会はないと思いますし、終演後にも楽しませてくれるなんて本当の意味でのエンターテインメントだなと思います。実は僕は、今回『blast ブラスト!』に出演される石川直さんと15年くらい前に共演したことがあるんですよ。当時、僕は高校1年生で、学校のブラスバンドの演奏会にゲストとしていらっしゃってくださったんです。高3の先輩方が机やイス、ゴミ箱などのいろいろなものを打楽器に見立てて叩き、その真ん中で石川さんがドラムを演奏するという企画で、僕たち1、2年生はその打楽器隊の後ろで演奏をしました。すごく楽しかったですし、石川さんのドラムを演奏する姿がすごくかっこよかったのを覚えています。こうしてお仕事を通してまた関わることができて、すごく嬉しいですし、7月の公演をとても楽しみにしています!

中高校生時代、吹奏楽部に所属していたMattさんから見て『blast ブラスト!』のすごさはどこにあると感じていますか?

吹奏楽部でマーチングをやられたことがある方たちは分かると思いますが、本当にマーチングって難しいんですよ。まず暗譜をしなくてはいけないですし、絵コンテを見ながらどういう動きをして、どういう場所に動いて、どういうダンスをするのかを覚えなくてはいけない。演奏をしながら、楽器を持ってダンスをするというのもとても難しいですし、それぞれ時間をかけて練習しなければまとまらないものだと思います。『blast ブラスト!』では、そうしたマーチングに加えて、PAや照明、舞台美術なども関わってくるので、数々のスタッフさんとの協力も必要になってきます。そうして完成した公演が観られるというのはとても贅沢なことだと思います。 

Mattさんが吹奏楽部での活動を通して感じた吹奏楽、マーチングの楽しさとは?

大勢の人数で、一つの目標に向かって無我夢中で頑張るという作業がすごく楽しかったです。僕自身は、基本的には団体行動は向いていないと思います。我が道を行くスタイルなので(笑)。それでも、学生時代は部活動に熱中して、熱い青春を送っていました。今の僕からは想像もできないかもしれませんが、真っ黒になって汗をかきながら、とにかく一生懸命で。当時は化粧ももちろんしていませんでしたから、日焼けもすごくしましたね(苦笑)。当時の自分に「日焼け止めは塗りな」と言いたいですが、でも、人生で一度は経験すべきだと思うくらい楽しい時間を過ごせたと思います。

そうした中高時代の吹奏楽部を通してどんなことを学びましたか?

与えられた環境でベストを尽くすことです。もちろん、苦しいこともありましたし、何度も辞めたいと思いましたが、僕は絶対に諦めませんでした。すごく良い思い出ですし、楽しかった時間でした。

もしMattさんが『blast ブラスト!』に出演するとしたら、どんなパートをやってみたいですか?

今年の公演には木管楽器がないと聞きましたが、もしあるならばサックスで参加してみたいです。カラーガードも楽しそうですよね!でも、きっとすごく難しくて大変なんだろうなと思います。

中高の吹奏楽部の生徒さんもたくさん観覧に来ると思いますが、ここに注目したらより楽しめるというアドバイスをお願いします!

動きながら演奏するのは本当に大変なことなので、そうした難しいことをしながらも音が迫力を持って飛んでくることを体感してもらいたいと思います。もちろんステージを観ても楽しめますが、音を感じて欲しい。それから、先ほども言いましたが、休憩時間や終演後のロビーでのパフォーマンスもぜひ楽しんでもらいたいと思います!